持続的な水産業の未来を見据えた「いわて水産持続化共同企業体」が発足

第一段商品として「むきホヤ 」の店頭販売が3月11日からスタート

この度、四ツ目商事株式会社/株式会社三陸ラボラトリ(代表取締役社長:佐々木芳和)、盛岡水産株式会社(代表取締役社長:菊池一裕)、株式会社ヘラルボニー(岩手県盛岡市 / 代表取締役社長:松田崇弥)の3社が共同し、持続的な水産業の未来を見据えた「いわて水産持続化共同企業体」が発足しました。

 

様々な業界、業種と協業し新たなビジネスモデルの創出から、水産業及び協業先業界の課題を解決しながらより持続的な未来を創ることを目的に発足しました。スタートは、「水産業×福祉」という掛け合わせから、水産業及び福祉の課題を包括的に解決できるプロジェクトを組織体として展開していきます。 

 ■持続可能な水産業を目指し無駄を出さない循環型の仕組みを構築 

これまで廃棄されてきた水産物等を買い取り、商品として加工・販売。そして、障害のある作家作品を商品パッケージに二次利用していくことで、障害のある当事者との間接的な出会いを作りつつ、販売価格の一部を支払い。障害のある方々の賃金向上に寄与しつつ付加価値のある商品を展開し、水産業及び福祉の課題を包括的に解決してきます。 

 ■第一段は「むきホヤ 」の販売からスタート 

国内市場の競争が激化する中で、商品価値の高い250g以上のサイズに育つまで約4年程度を要するホヤ だが、サイズにばらつきが出てくることから、規格サイズに合うホヤ約300キロを確保するために10倍の約3,000キロの規格サイズ以下のホヤが廃棄されていました。また、ホヤの養殖に先行きが見えず岩手県大船渡市の綾里漁協では、ホヤの養殖生産者は震災前の約70人から30人に激減しています。そんな状況を打破していくべく、上記の循環型の仕組みを活かし、「むきホヤ」として販売していきます。 

「むきホヤ」の販売は、2021年3月11日より東北の下記店頭にて販売致します。 

○イオンスーパーセンター 
東北22店、全店舗で販売。 
販売店舗についてはこちら:https://www.aeonsupercenter.co.jp/store_s/ 

○イオン東北 
岩手県15店舗で販売。販売店舗についてはこちら:https://aeontohoku.co.jp/stores 

○マックスバリュ南東北 
宮城県と福島県全店舗で販売。 
販売店舗についてはこちら:https://www.mv-minamitohoku.co.jp/stores 

○田清魚店、清次郎 
全店舗で展開。販売店舗についてはこちら:http://seijiro.jp/ 

○神文ストア 
全店舗で販売。販売店舗についてはこちら:https://www.kanbun-store.jp/store 
 

むきホヤの販売するにあたり、こちらの取組に対しいち早く共感して頂いた綾里漁協共同組合(JFりょうり)に、ホヤの供給等でバックアップして頂いております。 

今後も「いわて水産持続化共同企業体」では、ホヤに限らずウニやアワビなど三陸岩手にある様々な水産物を活かした商品展開も行ってまいります。 

■いわて水産持続化共同企業体のプロモーションムービー 
組織体に関するプロモーションムービーが下記Youtubeリンクより確認頂けます。

 https://www.youtube.com/watch?v=TpCt7oJ1Qu8


■佐々木芳和(いわて水産持続化共同企業体事務局長 四ツ目商事株式会社/三陸ラボラトリ株式会社|代表取締役社長) 

その分野その分野で得意な部分を活かし、異業種が手を組むことで今回「いわて水産持続化共同企業体」を立ち上げさせて頂きました。水産業界ではプロモーションに長けているメーカーさんや提案が少なかったというのもあり、私としてはヘラルボニーさんには、そういったプロモーションを主として、話題性をもった展開を提案いただければなと思います。盛岡水産さんに関しては今後商談等をしっかり組んでいただいてベンチマーキングして頂き、競業他社の情報をいただいてこちらで対策を打つことを私達三陸ラボラトリでは行っていきたいと思っていますし、いわて水産持続化共同企業体に関してはそういったことを今後まっすぐに、本質を見つめながらやっていきたいと思っています。 


 ■菊池一裕(盛岡水産株式会社|代表取締役社長) 

今回お話を頂いて、商品提案の形として、こういった切り口があるのかととても勉強になりました。私たち盛岡水産としては、製造あるいは漁獲された商品を扱う出荷者の皆さまに、任せた形で集荷をしておりましたが、少し違った切り口で出荷者の皆様あるいは漁業者の皆さまに色んなフィードバックができるのではと思い、非常に期待をしているところではあります。今後、ホヤに限らずウニやアワビなど、様々な水産物が三陸岩手にはあるので、それを通じてまた違った切り口で消費者の皆さまにアピールができればというふうに思っております。 


■松田文登(株式会社ヘラルボニー|代表取締役社長) 

300キロの殻ホヤを売るために3000キロのホヤが廃棄されている現状を知った時に、これはなんとかしなきゃいけないということを思い、その時にヘラルボニーとしてできることはなんだろうと考えたときに、アートで新しい仕組みを作ることによって今まで届かなかった方達に届けていくことだと考え、購入者の皆様や関わる全ての人たちに、少しでも喜びが付加できたらと思いました。

 今後は、パッケージ全体を障害のある作家が描くアートでデザインさせて頂いて、それを世に出していき、ブランド化しつつ障害のある作家と多種多様な方々との接点を作ることが出来る中で、この仕組みが広がり「水産業」と「福祉」のお互いの課題を解決しつつ、全体として潤っていくようなそんな形になれば嬉しいなと思います。

■四ツ目商事株式会社 

岩手県花巻市に拠点を置き、一般貨物運輸事業及び食品の卸売を行う。「いわて水産持続化共同企業体」の全体統括。 

■盛岡水産株式会社 


盛岡水産株式会社は、菜園時代の卸会社が合併し、水産物部の発足とともに創立の運びとなり、現在に至る。県内唯一の中央卸売市場であると共に、平成25年(2013年)からは、水産物部卸売業者として、県内で1社のみの存在。 

■株式会社ヘラルボニー 
 


「異彩を、 放て。」をミッションに掲げ、 福祉を起点に新たな文化を創ることを目指す福祉実験ユニット。日本全国の知的障害のある作家とアートライセンス契約を結び、2,000点以上のアートデータを軸とする事業を展開する。知的障害のある作家が描くアート作品をプロダクト化するアートライフブランド「HERALBONY」、建設現場の仮囲いに知的障害のある作家が描くアート作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた社会実験に奔走中。世界を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」受賞。 
  1. プレスリリース >
  2. ヘラルボニー >
  3. 持続的な水産業の未来を見据えた「いわて水産持続化共同企業体」が発足