【梅雨の時期の本革バッグに関するアンケートを女性300人に実施】ビニール袋に入れて保管するのはNG?!~本革のプロが梅雨の時期の革製品の疑問点に回答~
雨水を気にせずバッグを持ちたいけど、おしゃれも諦めたくない!そんなおしゃれに敏感な女性にアンケートを実施、革製品のお手入れについて、300人の女性から疑問点を聞き出しました。
満田工業株式会社 (本社:埼玉県吉川市、代表取締役:満田浩樹) が展開する、東京・広尾発レザーグッズブランド【SALON DE ALFURD (サロンドアルファード)】では「梅雨の時期、本革バッグのお手入れどうしてる?」というテーマで様々なアンケートを行いました。
雨水を気にせずバッグを持ちたいけど、おしゃれも諦めたくない!そんなおしゃれに敏感な女性にアンケートを実施、雨の日のバッグについてどのような対策をとっているのか、また革製品のお手入れについて、300人の女性から疑問点を聞き出しました。
<調査概要>
調査期間:2024年5月27日
調査手法:インターネット調査
調査対象:20歳以上59歳以下の女性
サンプル数:300人
調査機関:Freeasy
※本リリースの調査結果をご利用いただく際は「SALON DE ALFURD (サロンドアルファード) 調べ」とご明記ください。
<調査結果サマリー>
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雨の日に本革バッグを使う割合は26%、使わない割合は25.3%で、ほぼ同数だった。
雨でもおしゃれを諦めたくない割合は44%、仕方なく諦める割合は23.3%、2倍近くの差があった。
本革は水に弱いと思う割合は44.7%、水に弱くはないと思う割合は6.3%、7倍近くの差があった。
雨に濡れたバッグは、8割近くがタオルで拭いたり自然乾燥で乾かしてから保存している。
Question1:雨の日、本革のバッグはいつも通り使いますか?
「雨の日も使う」 A・B・D層 が占める割合は計26%、
「雨の日は使わない」C層は25.3%、
本革のバッグを持っている人のうち約半数は、雨の日に本革のバッグを使うことを躊躇していると言えます。
ではプロの目線から見て、雨の日に本革のバッグは使うことはOKでしょうか? NGでしょうか?
革製品のプロ【SALON DE ALFURD (サロンドアルファード)】代表取締役 満田 曰く、
一般的に、雨に強い革と、雨に弱い革があるとのこと。
雨に弱い革としては、ヌメ革、スウェード が挙げられます。
ヌメ革 は使っていくほど味が出るのが特徴ですが、雨をそのまま浸透してシミになりやすい素材です。
スウェード は表面が起毛してあるので、雨に濡れると衣服との摩擦によって色落ちしやすくなります。
雨に強い革としては、クロムなめしのレザー、PUコーティッドレザー が挙げられます。
クロムなめしのレザー は薬品を使って表面に耐水・耐熱の加工が施してあるため、雨に強い素材です。ハイブランドなどで使用している革はこちらのものが多いのですが、大雨などで表面が大量に濡れると色落ち、カビや匂いの元になりますので注意が必要です。
PUコーティッドレザー は表面に薄いPU(ポリウレタン)の膜を貼り付けてある革素材です。こちらはクロムなめしのレザーよりも水に強い素材となります。
コーティングについては品質表示の義務がないため、購入の際に店員に確認することが必要になるそうです。
では【SALON DE ALFURD (サロンドアルファード)】で扱いのある、雨に強い革素材の商品をご紹介します。
創業100年以上のイタリアの老舗「モンフリーニ」社のレザーは、表面に耐水・耐熱加工を施したクロム革。アルミホイル素材の箔を貼っている革のため、色落ちの心配もありません。このままでも十分雨に強いのですが、より耐水性を上げるため、防水スプレーをかけてから使用するのがオススメです。
派手になり過ぎず上品なシルバーの輝きが美しいバッグは、雨に強いクロムなめしのレザーを使用。重さ約 380g と軽く柔らかい革のため、肩への負担が少なく、しなやかに体に馴染むのが特徴です。スマイルマークが暗くなりがちな雨の日の気分を明るくしてくれそう。
Question2:雨の日だからって、おしゃれを諦めたくない?
雨でもおしゃれを諦めたくないA・B層は計44%、
仕方なく諦めるD・E層は計23.3%、
その差は歴然です。やはり女子は天候に関わらず常におしゃれに全力投球したいものなんですね。
雨を気にせず、濡れても問題のない素材として 合成皮革 という選択肢もあります。
動物由来の本皮を使用せずに革の見た目や質感を再現した素材で、基布に合成樹脂を塗り重ねて生産されます。植物由来の素材による合成皮革は、環境に配慮されたエコ素材でもあるため、近年注目が高まっています。
【SALON DE ALFURD (サロンドアルファード)】では、りんご由来の合成皮革を取り扱っています。りんごの皮や芯などの廃棄物を自然乾燥させた粉末を素材に使用しており、本革のような高級感がありながら、非常に軽く、 耐水性があり、多少のひっかき傷にも強く、しわになりにくい特徴があります。
バッグ間口がファスナーで閉まり、内側に雨が入りにくいデザインがオススメです。
りんごの産地としても有名な北イタリア南チロルにある「Frumat」社が開発したイタリア製の高級合成皮革を使用。リンゴの皮や芯などのリンゴ廃棄物を使用、環境への影響が少ないながらも、革に代わる高性能な新素材です。柔軟な革のようなしなやかさと、エンボス加工を施すことで本革のような高級感のある風合いも楽しめます。
Question3:本革のバッグは水に弱いと思う?
本革は水に弱いと思うA層は44.7%、
水に弱くはないと思うB層は6.3% という結果でした。
Question1 で一般的に、水に強い革と、水に弱い革があると、革製品のプロ【SALON DE ALFURD (サロンドアルファード)】満田がお教えしましたが、水に濡れるダメージを事前に予防するとともに、汚れ対策にもなるケアが、防水スプレーです。
防水スプレーの使用頻度は、ひと雨ごとに1回スプレーするのが基本です。
外出する30分ほど前に吹き付けると、家を出る頃にはちょうど良い具合に乾いた状態になります。雨水から革製品を守るため、雨予報があるときは事前にスプレーしておくことをオススメします。
一方で、防水スプレーは革の表面をコーティングするため、革の呼吸を妨げてしまうこともあります。メンテナンスオイルが浸透しにくくなったり、革の表面が硬くなりヒビ割れの原因になる可能性があるため、多用しすぎないように気をつけてください。
革とスプレーには相性があります。合わないスプレーは染みや色落ちの原因になるため、
初めて使用する場合は目立たない部分で試してから使いましょう。
また、スプレーをふきかけた箇所にムラがあったり、時間が経って効果が薄れたりすることがあるため、防水スプレーをかけていても、染みや色落ちを完全に防げるとは限りません。濡れたときには、素早く布で拭きとりましょう。
2009年の発売以来、販売累計8,000個を突破した【SALON DE ALFURD (サロンドアルファード)】を代表するエレガントで上品な 2way ショルダーバッグをご紹介します。
イタリアの名門タンナーから取り寄せた上質なイタリアンレザーを採用。さすがイタリアと思わせる美しいカラーリングと、細かいシュリンクの型押し模様で、小さな傷も目立ちにくいメリットがあります。このままでも十分雨に強いのですが、防水スプレーをかけるとより耐水性を上げることができます。
Question4:雨に濡れてしまった本革バッグ、どのように保管している?
濡れたま放置するA層2% はさて置いて、
タオルで拭いたり自然乾燥で乾かすB・C層が計78% という結果に。
購入した際に付いている専用布バッグや、ブランドの外箱に入れて保管しているD・E層も計9%います。
雨に濡れてしまった本革バッグは、どのようにケアするのが正解なのでしょうか?
【SALON DE ALFURD (サロンドアルファード)】満田から、以下のように回答を得ました。
① タオルなどで水分を拭き取る。
② 風通しの良い場所で1日~数日陰干しする。
③ 保管
雨に濡れた場合は、すぐにタオルなどで雨を拭き取ってください。
大量の雨がバッグにつくと、ものによっては色落ちやカビ、匂いの原因となります。
室内で比較的湿気が少なく通気性の良い場所、例えば洗濯物を乾かすような窓から少し離れた風通しの良い場所や、部屋の中でもできるだけ乾燥が効く冷房などがかかった場所などで、1日〜数日程度、部屋の陰で干してください。日光で日焼け・変色する恐れがあるため、湿度の高い窓際などや日差しの強い場所は避けてください。
その後、匂いやカビなどが付着していないことを確認し、保管をお願いします。
Question5:本革バッグのお手入れについて、知りたいことがあればご記入ください
最後の質問は「本革バッグのお手入れについて知りたいこと」を自由記述でお答えいただきました。
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「お手入れというお手入れができていないので、何をすれば長持ちするのか知りたい」(25歳・女性)
「いつも何となく拭いて終わり、になってしまうので、適切なお手入れ方法が知りたい」(40歳・女性)
「使わない期間の保管方法が知りたい」(56歳・女性)
「エルメスなどの高級バッグが雨に濡れてしまった時の対応を知りたい」(34歳・女性)
革製品のプロ【SALON DE ALFURD (サロンドアルファード)】満田によると、梅雨入りから真夏の時期は、高温と多湿が重なり、本革バッグにとって過酷な環境になるため、他の季節以上にケアに気を付けて欲しいとのこと。
原材料となる本革素材はイタリアやスペインなどヨーロッパから輸入することが多いのですが、ヨーロッパの気候と比べて、日本の夏は温度と湿度が高いのが特徴です。
水分と温度により化学反応が起こり、革表面のPU(ポリウレタン)コーティングが剝がれやすくなったり、エナメル加工が溶け出したり、カビ発生の原因となります。
対策としては、
① 雨に濡れたり水分が付いたりした際はすぐに拭き取る。
② 保管は高温多湿、直射日光を避ける。
①について、水分は化学反応を起こさせる要因となるため、すぐに拭き取ってください。
1日〜数日程度、乾燥のため陰干しさせた後、保管するようにしてください。
②について、保管はできるだけ涼しく風通しのいい場所を選んでください。
湿度対策には除湿剤を置いたり、温度対策にはエアコンがオススメです。
夏の時期、高温になる車内にバッグを置きっ放しにするのも厳禁です。
また変色の原因になるため、保管は直射日光が当たる場所を避けてください。
バッグの中に薄紙などを丸めた“あんこ”を入れ、形を整えて保管すると、型崩れを防げます。
長期保管の際、ビニール袋に入れる方が多くいらっしゃいますが、ビニールは通気性が無く密閉された状態になり、カビの原因となるので避けてください。
満田はハイブランドバッグ研究家として、ブランドバッグの情報や、自分に合ったバッグの選び方について YouTube チャンネルで配信しています。
本革バッグのお手入れ方法について説明している動画もありますので、ぜひご覧ください。
みっちぃバッグ【ブランドマニアLab】
https://www.youtube.com/channel/UCQfwmB1C_TIFrC6ysF_MJbQ
<ブランド情報>
自己肯定感を高め、幸福感を感じるスマイルマーク(商標使用ライセンス取得済み)や、
クローバー、スターなどのハッピーモチーフをアイコンとして、バッグを手にした時、ハッピーな気持ちに包まれ、ポジティブに生きるパワーを与えられるような “遊び心” を大切にしています。
また素材についても、ハイブランド御用達の最高級レザーを使用、厳選されたラグジュアリーな素材を、洗練さと“遊び心”が共存するデザインに仕上げています。
サロンドアルファード 広尾本店
東京都港区西麻布4-3-3 井筒西麻布ビル1F
営業時間:11:00~14:00、15:00~19:00、
定休日:火曜
TEL:03-6434-1497
※プレス貸出はこちらにて対応いたします。
直営店舗
広尾本店/千里阪急店/西宮阪急店/堺髙島屋店/札幌三越店/名古屋三越栄店 (コーナー展開) /そごう横浜店/仙台三越店
3代目社長 満田浩樹
創業前、ファッションやアートの勉強のため、バックパッカーとしてヨーロッパ24カ国45都市を旅する中で、日本製品に対する世界の熱い視線を体験する。特に自動車や電子機器は、多くの日本製品がブランドとして確立されている一方、ファッションで世界進出している日本ブランドは少なく、ラグジュアリーな分野では特に希少であった。
日本らしい、細やかな気遣いや精神の宿ったファッションアイテムは、海外の人にきっと喜んでいただけると確信。さらに海外で喜ばれるファッションアイテムを作ることは、日本人に誇りをもたらし、社会的にも意義が大きいと考え、ブランド設立に至る。
<ブランドサイト> https://salon-de-alfurd.jp/
<公式Instagram> https://www.instagram.com/salondealfurd/
<公式Facebook> https://www.facebook.com/salon.de.alfurd/
<公式Twitter> https://twitter.com/SALON_DE_ALFURD/
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