法人向けオンライン対人支援サービス「Smart相談室」が新たに「ティーチング」機能をリリース

〜従業員の知識の取得を通じ、組織全体のエンゲージメントや生産性の向上に寄与〜

株式会社Smart相談室

2024年9月2日 11時00分

　株式会社Smart相談室（本社：東京都港区、代表取締役・CEO：藤田康男）は、法人向けオンライン対人支援サービス「Smart相談室（スマートそうだんしつ）」にて、「ティーチング」機能をリリースしました。

■ 開発の背景

　厚生労働省の調査によると、仕事や職業生活に関するストレスの原因の上位に、「仕事の失敗、責任の発生」が挙げられています。（※1）仕事での失敗の一因には該当業務に対する知識不足があるとも言われており、企業としての生産性向上や従業員のストレス予防の観点から、従業員の知識取得を後押しする仕組みづくりが必要不可欠です。しかし、社内リソースなどの背景から十分な仕組みが作れていない企業も少なくありません。

　また、企業のマネジメント層の課題に目を移すと、約7割がマネジメント業務に課題を抱え、なかでも「部下のスキルアップ支援が難しい」ことを課題と捉えている方が最も多いことが明らかになっています。（※2）その結果、自身のマネジメントスキル向上や部下の業務スキルのトレーニング支援を、会社に期待しているマネジメント層が多く、企業は対応の必要に迫られています。

　「Smart相談室」はこれまで、法人向けのカウセリングサービスやコーチングサービスを提供してきました。従業員は自分の話したいテーマと日時を定め、200人を超えるプロの相談員の中から適切な方を選んで相談することができます。累計11,000件以上のご相談を受けてきましたが、「テーマがフリーすぎて利用に気が引ける」といった声や、「カウンセリングで相談するほどの悩みがない」といった声も寄せられており、新たな機能の提供を模索していました。

■ 機能の概要

　この度、従業員が専門知識を持ったプロフェッショナルにマンツーマンでビジネスに役立つ知識を教えてもらえる「ティーチング」機能を、有償契約されている全ての企業を対象に提供いたします。

　本機能のユーザーは社内の状況やご自身のスケジュールに縛られることなく、ロジカルシンキングやマーケティング、リーダーシップといった10種類以上（※3）の中からお好きなセッションを受講できます。これにより、従業員の円滑な業務遂行を実現するだけでなく、業務で失敗しストレスが発生するといった状況の回避にも寄与。結果として、組織全体のエンゲージメントや生産性の向上が期待できます。

　本機能を活用いただくことで、今までメンバーのスキルアップ支援に時間を使っていたマネジメント層は、自身の業務遂行や自己研鑽にリソースを振り直すことが可能。さらに、既存のコーチング機能と組み合わせることで、「メンバーの内省を通じて業務上必要な知識の不足を気づかせ、その取得を促す」という一連の支援をプロフェッショナルから受けられます。

　将来的には、SmartHRをはじめとした学習管理機能を持つサービスとの連携を通じたタレントマネジメントへの応用を目指してまいります。

※1：https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001154314.pdf

※2：調査リリースのURL：https://smart-sou.co.jp/news/20240828

※3： 2024年8月時点。順次拡大してまいります。

■「Smart相談室」の概要

「Smart相談室」は、働く人の「モヤモヤ」を解消し、「個人の成長」と「組織の成長」を一致させる法人向けオンライン対人支援サービスです。メンタルケア、コーチング、法令対応を実現するストレスチェック・ハラスメント窓口などの機能を提供することで、企業の健康経営と働く人のWell-beingに寄与します。一般的に「組織の成長」は経営計画を元に線形の右肩上がり、一方で「個人の成長」は曲線で個々人のライフイベントも加味しながら細かく上下を繰り返します。Smart相談室の対人支援サービスによって個人の成長をサポートし、両者のギャップを埋めることで組織全体の成長を支援します。

「Smart相談室」サービスサイト：https://smart-sou.co.jp/