【ZESDA通信Vol.18(2024年4月号)】Meet My Amamiが企画する奄美大島の高校生向けワークショップの支援をスタート。若い世代から奄美大島を盛り上げます。
ZESDAの詳細は以下、公式サイトをご覧ください。
https://zesda.jp/
1 トップニュース
■Meet My Amamiが企画する奄美大島の高校生向けワークショップ開催に向けた支援をスタート
Meet My AmamiのメンバーとZESDAの奄美プロジェクトに関わるメンバーが、2024年8月からスタートする高校生を対象としたワークショップに向けて打合せを行いました。
Meet My Amamiは、“豊かな自然と文化が受け継がれた奄美大島が、より多くの若者が行き来する「結いの島」になりますように”をMissionに掲げて活動する学生団体です。現在は、奄美の文化や観光情報の発信をメインに活動していますが、高校生を対象としたワークショップ開催に向けての企画も動き出しています。
▲Meet My Amamiのミッション
▲Meet My Amamiの団体紹介
ワークショップは、奄美大島の高校に通う生徒が奄美の魅力を再認識したり、奄美を盛り上げる活動をしている大人との出会いをつくり、視野の拡大と企画力を身につけることが目的です。参加する生徒たちは、2024年8月から2025年3月にかけて、奄美大島内外の大学生のサポートを受けながら高校生向けの教育旅行を企画していきます。
▲ワークショッププログラムの全体像
奄美大島でリアル開催するワークショップは、オンラインでのイベントとは異なり多くのコストがかかります。今回の打合せでは、どのように資金を集めていくかを中心にディスカッションが行われました。また、資金面だけでなく運営に関わる部分でも、奄美に関わる企業や、奄美出身の方々にご協力いただきながら企画を進めていく予定です。
ZESDAは、資金集めのための広報や、ワークショップで登壇する講師の紹介などを中心に支援していきます。詳細が決まりましたら、追ってお知らせいたします。
▲打合せの様子
・Meet My Amami Webサイト https://meetmyamami.com/
・Meet My Amami Instagram https://www.instagram.com/meetmyamami
2 ZESDA主催のイベント情報
グローカル・ビジネス・セミナーシリーズのVol.27として、「地方から米国進出へ。海外市場への突破は、地方の企業にこそチャンスあり~米国市場で切り拓いている地方の中小・中堅企業のケーススタディから考える米国市場戦略~」を2024年3月23日に開催しました。
株式会社Glowkey 代表取締役の関さんから、日本の地方企業が海外に進出するポイントをお話ししていただきました。クオリティ・オブ・ライフへの関心が世界各国で高まる中で、海外展開の重要な考え方やライブコマースの活用といった具体的な方法論まで話が広がりました。
グローカルビジネスセミナーの過去の講演動画はこちら
https://www.youtube.com/playlist?list=PLIWbryYFou0nDc3px3pkG5LgBke3wLtJ0
3 各プロジェクトの活動報告
ZESDAは、日本各地でグローカルビジネス(地方の中小企業等の海外進出)をプロデュースしています。各プロジェクトの活動情報をご報告します。
■春蘭の里プロジェクト(石川県能登地域の地方創生プロデュース)
・UCLの准教授と共に能登半島地震の影響調査を現地で実施
ZESDAスタッフで東北大学国際連携推進オフィス特別研究員・助教の北村が、UCL(University College London)で災害研究に携わる准教授と博士課程の学生、東北大学災害科学国際研究所准教授、兵庫県立大学准教授をアテンドし、4月15日から16日にかけて能登地域を訪問しました。
訪問の目的は、能登地域の事業者から被災後の状況についてお話を伺ったり、避難所に足を運んで運営上の課題を抽出するなどして、地震発生から3ヶ月経過した能登地域の現状を調査すること。能登町役場の方をはじめ、ZESDAが支援している春蘭の里の多田喜一郎さんや、ブルーベリー農園を手がける平美由紀さんからもお話を伺いました。
UCLの方々は、災害だけでなくジェンダーやヘルスケア分野の研究者でもあり、今回の調査を通して、避難所におけるジェンダー問題や、自主避難している多くの高齢者の健康やメンタルヘルスの問題を重要視する必要があることを確認しました。
今回のこのような調査結果をうけて、ZESDAは国際的な連携や学際的な視点も考慮した支援を行っていきたいと考えています。
▲多田喜一郎さんよりお話しを伺っている様子
▲平美由紀さんと訪れたメンバーの集合写真
・「のとっこ」菌床しいたけ栽培のクラウドファンディングが達成率119%で終了
能登半島地震|亡き父の念願、品評会最優秀賞の菌床しいたけを後世へ
4月30日まで実施していた「のとっこ」のクラウドファンディングが、達成率119%で終了しました。ご支援くださったみなさま、本当にありがとうございました。クラウドファンディングを通じて栽培されるしいたけは、2024年秋〜2025年春にかけて収穫・販売される予定になっています。
https://readyfor.jp/projects/138136
・中野慧氏による「春蘭の里」被災地支援ボランティアのレポートが公開
ZESDA通信Vol.17のトップニュースでお届けした能登地域での被災地支援。この活動に同行いただいたライター中野慧氏による現地レポートが公開されました。
中野氏自身が能登を訪れて感じたことから、被災地復興や私たちの暮らしと社会の問題点まで、広い視点で書かれています。
・第一弾『石川県能登町「春蘭の里」に被災地支援ボランティアに行ってきた(写真&動画レポート)」』https://nidoneinstitute.com/2024/03/29/notocho-volunteer/
・第二弾『能登町「春蘭の里」にボランティアに行って感じた、物流・電気・水道・ガス・断熱の問題について』 https://nidoneinstitute.com/2024/04/05/notocyo-infla/
■佐野プロジェクト(栃木県佐野地区のプロデュース)
・藍染の原料となる佐野藍を紹介するWebサイトを立ち上げ
美しい藍色に染まった藍染のテキスタイルは、どのように作られていくのか。また、藍染の原料となる藍草は、どのように栽培されるのか。佐野市で生産される藍草「佐野藍」をより多くの人に知っていただくため、このたび「佐野藍」のWEBサイトを立ち上げました。佐野市で行われている藍草の収穫の見学や体験プログラムもご案内しています。
・佐野藍紹介Webサイト https://sano-blue.jimdosite.com/
▲佐野藍の美しいテクスチャーを表現したトップページ
■SAKURA COLLECTIONプロジェクト(日本の伝統と海外のクリエーターを繋ぐデザインアワードの支援)
・SAKURA COLLECTIONのWebサイトがリニューアル
ZESDAが支援する「SAKURA COLLECTION」のWebサイトがリニューアルしました。これまでの活動を紹介するほか、伝統素材を使った作品の写真を大胆にレイアウトし、洗練された印象のデザインになりました。
・SAKURA COLLECTION Webサイト https://www.sakuracollection.com/
▲SAKURA COLLECTIONのメッセージと作品を大きく見せるトップページ
■馬路村プロジェクト(高知県馬路村産柚子の海外展開プロデュース)
・こだわりのゆずチューハイが4月17日に新発売
馬路村農協が1年かけて商品化を進めていたゆずチューハイ「馬路村のチューハイ ゆずの森」が4月17日に販売を開始しました。産地である馬路村が直接手掛けるゆずの森は、フレッシュなゆずの香りが楽しめる商品です。
・「馬路村のチューハイ ゆずの森」販売サイト https://www.yuzu.or.jp/products/detail.php?product_id=1082
・高知県民ならレモンじゃなくてユズチューハイ?馬路村農協がユズを缶チューハイに 4/17発売(高知新聞 2024年4月11日) https://www.kochinews.co.jp/article/detail/735553
4 関連団体の活動情報等
■アーティストの増田セバスチャン氏がロサンゼルスで個展を開催
第8回PSRi「“Kawaii”をプロデュース~世界にもっとイロドリを~」にご登壇いただいた増田セバスチャン氏が、ロサンゼルスのJAPAN HOUSEにて「Yes, KAWAII is Art -EXPRESS YOURSELF」と題した個展を開催します。世界各国で実施したKawaiiコミュニティのリサーチや、日本におけるKawaiiの歴史を掘り下げて制作された作品が、多数展示される予定です。
・「Yes, KAWAII is Art -EXPRESS YOURSELF」イベントページ https://sebastianmasuda.com/works/yes-kawaii-is-art-la/
■STEAM Associationが業種や分野の境界を超えたイノベーションの可能性をテーマとしたトークイベントを開催
ZESDA理事の西川を中心としたZESDAメンバーと京都大学学際センターの宮野公樹准教授が運営する一般社団法人STEAM Associationが、全国キャラバン 3 Questionsと共催でトークイベントを開催しました。3月3日〜6日に実施された「全国キャラバン 3 Questions(中国地区編)」の振り返りや、ビジネスもアカデミアも超えた「学び」についてクロストークが行われました。
・全国キャラバン 3 Questions(中国地区編)Webサイト https://www.iias-3questions.info/tyugoku
■小川製作所
第5回「ものづくり三代目が日本経済の「ファクト」を毎日ツイートする理由~経済統計(ファクト)で確認する日本経済の現在地と課題~」にご登壇いただいた小川製作所さんは、確かなデータ分析によって日本経済の実態を日々発信しています。
日本の経済をデータを元に読み解く、シリーズの最新記事をお届けします。
・家計の消費は増えている? - 現実個別消費の内訳(小川製作所Webサイト 2024年4月19日) https://ogawa-tech.jp/2024/04/19/actual-individual-consumption-4/
・小川製作所 公式X(旧Twitter) https://twitter.com/OgawaSeisakusho
■Digima~出島~
第1回 明治大学×ZESDA 「グローカル・ビジネス・セミナー」Digima〜出島〜「海外進出白書(2018-2019年版)」を読み説く!にご登壇いただいたDigima~出島~は、「グローバル市場で成功する日本企業を10,000社作る」という目標を掲げ、海外に展開したい日本企業と、海外展開をサポートする企業のマッチングプラットフォームを運営しています。
また、Digima~出島~は海外進出に役立つコンテンツや事例を随時発信しています。ZESDA通信では、最新記事やイベント情報をお届けします。
・【2024年4月版】日本企業の海外進出実態調査レポート https://www.digima-japan.com/knowhow/world/d-globalbusiness-00036.php
・東南アジア市場を攻略するために経営者が知るべき4大ノウハウ https://www.digima-japan.com/seminar/kj-glocal_221217/
5 ZESDAの提供サービス等
■普通のビジネスパーソンが「普通でなくなる」マインドと技術を伝授!『新版プロデューサーシップのすすめ』〜紫州書院〜好評発売中!
ZESDAが提唱する日本型のイノベーション手法「プロデューサーシップ®」。その理論の下に16の事例を体系的にまとめた「プロデューサーシップのすすめ」が、新規載録を加えて装丁も新たに、さらにお求めやすい価格で新版をリリースしました!Kindle版もあり、Unlimited(読み放題)にも対応してます!ぜひぜひお読みください!
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