【世界腎臓デー】ヘルスケアシンポジウムを開催
〜在宅血液透析でQOL革命に挑む、産学医の新領域〜
株式会社ロッテホールディングス(以下、ロッテホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役社長CEO:玉塚 元一)は、2026年3月9日(月)、北里大学 白金キャンパスにて学校法人北里研究所 北里大学(以下:北里大学 東京都港区、学長:砂塚 敏明)と共催でヘルスケアシンポジウム「在宅血液透析でQOL革命に挑む、産学医の新領域」を開催いたしました。
3月12日の「世界腎臓デー」に先駆け、人工透析患者のQOL(生活の質)向上を目指し、産学医の知見を結集した「在宅血液透析」の未来について議論を深めました。

■代表取締役社長CEO 玉塚元一によるロッテグループのヘルスケア・バイオ医薬領域事業説明
冒頭、CEOの玉塚より、グループビジョン「Lifetime Value Creator」に基づいた新事業領域の説明が行われました。ロッテグループは2022年、日韓連携によるグローバルCDMO(医薬品開発製造受託)企業、ロッテバイオロジクス(本社:韓国ソウル)を設立し、バイオ医薬事業に本格参入。2024年には、革新的な技術を持つスタートアップへの投資を加速させるCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)をロッテホールディングス内に設立し、強固な事業基盤を構築しています。

参入の背景として、ガムを祖業とするロッテグループが行ってきた「噛むこと」による健康の研究・啓発や、公益財団法人ロッテ財団による長年の研究助成の歩みに触れつつ、食品・化学分野の大規模設備で培った高度な製造技術と品質管理の知見を紹介。日韓の力を結集し、次世代の健康社会を支えるロッテの新たな決意を示しました。
■【講演リポート】北里大学の知財戦略と、次世代在宅血液透析装置への挑戦
北里大学の冨士特任教授は、同大が掲げる「実学の精神」に基づいた知財活用と社会実装への産学連携の重要性を強調。基調講演では一般社団法人日本在宅血液透析学会(以下:日本在宅血液透析学会)の小川理事長が登壇し、患者のQOL向上と社会課題解決に向けた在宅血液透析の現状と課題を提言しました。
続くセッションでは、北里大学の小久保准教授とフィジオロガス・テクノロジーズ株式会社(以下:フィジオロガス・テクノロジーズ)の宮脇代表が、共同開発中の革新的な在宅血液透析装置の進捗を発表。産学医が一体となり、透析治療の常識を覆す「QOL革命」実現に向けたビジョンを語りました。




[写真]すべて敬称略
左上:北里大学 特任教授/学校法人北里研究所(以下:北里研究所) 知財・研究推進部 部長 冨士 良宏
右上:日本在宅血液透析学会 理事長/学校法人埼玉医科大学(以下:埼玉医科大学) 医学部 教授 小川 智也
左下:北里大学 医療衛生学部 准教授/フィジオロガス・テクノロジーズ 取締役CTO 小久保 謙一
右下:フィジオロガス・テクノロジーズ 代表取締役:宮脇 一嘉
■【パネルディスカッション】在宅血液透析の社会実装と、産学医連携の新たな可能性
続くパネルディスカッションでは、ロッテホールディングスのバイオ事業責任者ペク・ジュンをモデレーターに、医学・技術・ビジネスの専門家が登壇。「在宅血液透析」がいかに患者の人生を変えるかについて、三つのテーマで議論が行われました。
テーマ1:在宅透析がもたらす「制約からの解放」
テーマ2:社会実装への高い壁をどう乗り越えるか
テーマ3:CVC投資が加速させる産学連携の新しい形




[写真]右下:モデレーターを務めたロッテホールディングス バイオ事業責任者 ペク・ジュン
■開催概要
名称:ヘルスケアシンポジウム「在宅血液透析でQOL革命に挑む、産学医の新領域」
日時:2026年3月9日(月) 15:30~17:15
場所:北里大学 白金キャンパス
主催:株式会社ロッテホールディングス
共催:学校法人北里研究所 北里大学
協力:フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社
【当日のプログラムと登壇者】(すべて敬称略)
・ロッテグループ ヘルスケア・バイオ医薬領域 事業説明
ロッテホールディングス 代表取締役社長CEO 玉塚 元一(たまつか げんいち)
・「知財と実学の北里」が推進するヘルスケア分野の産学連携と社会実装
北里大学 特任教授/北里研究所 知財・研究推進部 部長 冨士 良宏(ふじ よしひろ)
・基調講演 在宅血液透析の現状・課題と社会課題解決
日本在宅血液透析学会 理事長/埼玉医科大学 医学部 教授 小川 智也(おがわ ともなり)
・フィジオロガス・テクノロジーズの進める在宅血液透析装置開発
北里大学 医療衛生学部 准教授/フィジオロガス・テクノロジーズ 取締役CTO小久保 謙一(こくぼ けんいち)
フィジオロガス・テクノロジーズ 代表取締役 宮脇 一嘉(みやわき かずよし)
・パネルディスカッション
パネリスト:小川 智也・小久保 謙一・宮脇 一嘉
モデレーター:ロッテホールディングス バイオ事業責任者 ペク・ジュン

株式会社ロッテホールディングスについて(https://lotte-hd.com/)
株式会社ロッテホールディングスは、中核事業である菓⼦・アイス領域をはじめとし、プロ野球球団の運営、不動産、ファイナンス、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)、ホテル、ヘルスケアなどの事業を展開しています。今後は⾷品事業のさらなるイノベーションに加え、⽇韓両国の事業シーズを掛け合わせたビジネス創出にも積極的に取り組んでまいります。
ロッテグループは、1948年に⽇本(東京)でチューインガムの製造・販売から事業を開始しました。現在では、⽇本と韓国に本社機能を持ち、世界約30の国と地域で⾷品、流通、金融、バイオ医薬、ヘルスケア、データセンター、ホテル/リゾート、エンターテイメント、建設などの多岐にわたる領域でビジネスを展開しています。わたしたちは「Lifetime Value Creator」をグループ共通のビジョンとして掲げ、ライフサイクルのあらゆる場面で、継続的に価値を創造することを目指しています。
■ロッテバイオロジクスについて (https://www.lottebiologics.com)
ロッテバイオロジクスは、より健康的な世界に貢献する医薬品を提供することを使命として、2022年に韓国ソウルに本社を置いて設立されました。
米ニューヨーク州にあるシラキュース・バイオキャンパスでは、医薬品原薬の高品質なGMP製造サービスを提供しています。この施設では、5,000リットルのステンレス製バイオリアクター8 基による合計40,000リットルの生産能力を備えています。また、同キャンパスには、世界 62 以上の規制当局から承認を受けた分析QC試験ラボや倉庫施設も併設されています。さらにロッテバイオロジクスは、抗体薬物複合体(ADC)の結合技術サービスを通じて、新たな専門領域にも進出しています。原薬製造および結合機能の両方を備えたADCモダリティに1億ドル以上の投資を行っており、原薬製造からコンジュゲーション(結合)まで一貫した、エンドツーエンドのサービスを提供しています。
ロッテバイオロジクスは将来を見据え、韓国松島(ソンド)バイオキャンパスにおいて、先進的なバイオプラントの建設を進めています。第1プラントはすでに着工しており、2027年の稼働開始を予定。施設には、商業生産向けの15,000リットルのステンレス製バイオリアクター8基と、臨床用途に対応する2,000リットルのシングルユースバイオリアクター複数基が設置される予定です。これらは合計で120,000リットルを超えるバイオリアクター容量を誇る製造拠点となります。
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