ウガンダ発のライフスタイルブランド「RICCI EVERYDAY」、サステナブルな素材と職人技を生かした新商品を販売開始
〜「NAWOLOVU」(ナウォロヴ)ラインをリニューアル〜
ウガンダ発のライフスタイルブランド「RICCI EVERYDAY」(リッチー・エブリデイ)を展開する株式会社RICCI EVERYDAY(本社:東京都渋谷区、代表取締役:仲本律枝、仲本千津)は8月26日のブランド6周年に合わせて、「NAWOLOVU」(ナウォロヴ)ラインをリニューアルし、翌日の8月27日(金)に、ウガンダで伝統的に作られてきた木の皮を利用したサステナブルな素材「バーククロス」を生かした新商品を、オンラインにて販売開始いたします。
「RICCI EVERYDAY」は、カラフルでプレイフルなアフリカンプリントの布地を使用し、デザイン性のみならず機能性も兼ね備えたバッグやインテリアアイテム、アパレルを展開しているウガンダのライフスタイルブランドです。製品はウガンダの直営工房において、手仕事により生産を行なっています。工房ではシングルマザーをはじめ社会的に疎外されがちな女性たちを積極的に採用することで、彼女たちの自信と誇りを醸成する事業を展開してきました。2020年8月にブランド5周年とともにリブランディングを行い、今後はウガンダや日本といった地域にこだわらず、世界中の女性が社会的通念や固定観念を乗り越え、本来のありたい姿を見出し、実現できる世界を目指していきます。
■「NAWOLOVU」(ナウォロヴ)ラインのリニューアル・新商品販売開始背景
世界的な感染症の感染拡大が様々な経済活動に影響を及ぼしている中、RICCI EVERYDAYの工房のあるウガンダも昨年から度々ロックダウンが発令され、人々も苦境に立たされています。特にものづくり・工芸を生業とする職人たちも同様にクリエイティブ活動が脅かされ、素晴らしい技術を持っているにも関わらず、それをマーケットで紹介する機会を得られていません。そこでRICCI EVERYDAYでは、職人の巧みな技術を生かした「NAWOLOVU(ナウォロヴ)」ラインで、2021年の時代背景を踏まえ、新たな商品の発売、取り組みをスタートさせることにいたしました。
この新ラインを通して、ファッション業界における「サステナビリティへの取組み」に関する課題にも着手します。現状、様々な取り組みが模索される中で、目先の商品製作や販売が目的になり、生産過程における問題は後回しにされていることもあります。「NAWOLOVU(ナウォロヴ)」では商品の販売だけでなく、ものづくりの上流にさかのぼり、RICCI EVERYDAYの大切なお客様が「サステナビリティ」をリアルに捉えることができるコンテンツ作りも行っていきます。さらには「生産者(ウガンダの職人)」と「クリエイター(RICCIEVERYDAYもしくは日本・ウガンダのデザイナー)」と「消費者(お客様)」の3者がオンラインで繋がる仕組み作りにもチャレンジしてまいります。
■「NAWOLOVU」(ナウォロヴ)ラインについて
「NAWOLOVU(ナウォロヴ)」は”カメレオン”という意味があり、以下の「ウガンダのことわざ」から名付けられました。
"AKWATA EMPOLA ATUKA WALA NAWOLOVU ATUKA KU KIBUGA"
“ゆっくり始めれば遠くまで行くことができる。カメレオンもやがて街へたどり着く”
「NAWOLOVU」立ち上げの背景には、これまで日の目を見なかったウガンダ中に点在するアルチザンたち(職人)の巧みな技と、日本のものづくりの考え方の掛け合わせをコンセプトに唯一無二のプロダクトを生み出し、彼らの技術や素材の良さを世界に発信したいという想いがあります。
歩みはゆっくりでも、そこで出会う情熱的な職人や、1千年以上続いてきた文化的営み、大自然が生み出す豊かな素材、そして日本のものづくりの考え方が融合することで、私たちが目指すべき持続可能な世界の一端が見えてくるのではないか、そのような希望を胸に、この名前をつけました。
8月27日(金)に販売を開始する商品はエバ・バッグなど、計3つの商品です。
ウガンダで伝統的に作られてきた木の皮を利用したサステナブルな素材「バーククロス*」を生かし、「持続可能なものづくり」をコンセプトに、素材の魅力を職人の技巧によって最大限に引き出し、機能的なデザインのバッグや雑貨に仕上げました。
*バーククロスとは、ムトゥバの木から取れる木の皮を、布のように薄く伸ばした素材。バーククロスを作るために木の皮をはいだとしても、適切な処理をすれば約1年後には、木の表面に頑丈な皮が再生されます。そして職人さんが丁寧に木から剥ぎ、皮をゆで、ハンマーで薄く伸ばしていく長年培われた営みと技術は、世界無形遺産にも登録されています。バーククロスがウガンダで使用されていることが確認されたのは12世紀のこと。それは綿花がウガンダで広まるよりだいぶ前の話で、「人類最古の布」とも呼ばれています。
■代表 仲本千津からのメッセージ
RICCI EVERYDAYを6年間運営する中で、ウガンダに点在する多くの職人たちに出会いました。彼らが今まさに新型コロナウイルスの影響で、作品を紹介する場を奪われている状況を目の当たりにし、私たちにできることはないかと考えるようになりました。
また彼らの取組みを知れば知るほど、私たちが今まさに求められている「事業における持続可能性」をすでに体現しており、彼らから学ぶことは多いのではないかと考えています。
ものづくりの現場のある上流までさかのぼり、彼らとコミュニケーションを重ねていくこと、彼らと一緒にものづくりをしていくことで、新しい事業のあり方、ひいては社会のあり方に関するヒントを得られると信じています。
NAWOLOVUの由縁となったことわざにもある通り、ゆっくりでもいいからまずは始めてみて、新たな景色を見たいと思う、今日この頃です。
■商品概要
商品詳細
●エババッグ
価格:23,100円(税込)
●バーククロス・ストライプ・フラットケース
価格:10,120円(税込)
●バーククロス・ストライプ・マルチユースポーチ
価格:5,720円(税込)
販売場所
・オンラインストア:https://www.riccieveryday.com/
【「RICCI EVERYDAY」について】
「RICCI EVERYDAY」では、豊富なバリエーションのアフリカンプリント中でも、ひときわカラフルでプレイフルな布地を使用し、デザイン性のみならず機能性も兼ね備えたバッグやインテリアアイテム、アパレルを企画・販売しています。価格帯は1万円前後で、30代から40代の女性をコアのターゲットに、2019年5月にオープンした日本直営店のほか、自社オンラインストアや全国の大手百貨店やセレクトショップにて販売しています。
・日本直営店「RICCI EVERYDAY The Hill」
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町24-1 ROOB2 2階C
(東急東横線「代官山駅」中央改札口から徒歩4分)
営業時間:11:00〜17:00 定休日:木・金曜日
※新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、日本直営店「RICCI EVERYDAY The Hill」は一部のお時間(11:00〜12:00)を予約制とさせていただいています。ご予約をせずに来店をご希望の場合は、12:00以降にご来店をお願いいたします。詳細はHPよりご確認ください。
・百貨店販売実績:高島屋、大丸松坂屋、三越伊勢丹、近鉄百貨店、阪急など
・ブランドサイトURL:http://www.riccieveryday.com/
【RICCI EVERYDAY 代表取締役COO / rebeccakello Ltdマネージングディレクター 仲本千津 プロフィール】
1984年静岡県生まれ。一橋大学大学院卒業後、邦銀で法人営業を経験。その後国際農業NGOに参画し、ウガンダの首都カンパラに駐在。その時に出会った女性たちと日本に暮らす母と共に、カラフルでプレイフルなアフリカンプリントを使用したバッグやインテリアアイテム、アパレルを企画・製造・販売する「RICCI EVERYDAY」を創業。2015年に日本法人、2016年に現地法人及び直営店舗をカンパラ市にオープン。2019年に日本直営店舗を代官山にオープン。
頭の中を巡るテーマは、「紛争を経験した地域が、過去を乗り越え、幸せを生み出し続ける場になるには、どうすればいいか」ということ。
【株式会社RICCI EVERYDAYについて】
・会社名: 株式会社RICCI EVERYDAY
・代表者: 仲本律枝、仲本千津
・所在地: 東京都渋谷区猿楽町24-1 ROOB2 2階C
・創業 : 2015年8月
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像