”樹木葬”の認知度アンケート調査を実施
”樹木葬”という言葉の認知度は約8割。しかし、その半数以上が”樹木葬について詳しい内容を知らない”ことがわかった。
【アンケート結果サマリー】
樹木葬の全国の認知度81.8%
性別では、約6.8%女性の認知度が高い
地域別では、東京都、神奈川県、埼玉県、大阪府の都市部は全国平均と比較し、認知度が高い
樹木葬を決定する際、重要視する点の第1位は「年間管理料が掛からない場所」であった。
― 調査概要 ―
【調査対象】全国 40才代以上 男女
【調査期間】2023年11月1日~2023年11月30日
【調査方法】インターネット調査
【有効サンプル数】 500名
【調査結果】
■「あなたは「樹木葬」を知っていますか?」
※“樹木葬”の定義を事前に確認して貰った上で回答を頂いています。
※「樹木葬」:樹木葬(じゅもくそう)とは、墓石の代わりに樹木を墓標とするお墓。継承者が居なくても埋葬できる。お骨を個別に埋葬できるものや他人のお骨と合祀されるタイプもある。また、墓地の使用期限が13回忌まで33回忌まで等の有期限のものと無期限に使用できるものも存在し、年間管理料などの維持費用が掛からないものがある事も特徴の一つ。
◇樹木葬の認知度
「知っている」39.6%、「聞いたことがあるが詳しくは知らない」42.2%合わせて、樹木葬の認知度は81.2%となった。
◇性別での認知度
「知っている」、「聞いたことがあるが詳しくは知らない」とも男性と比較し女性の認知度が高い。この2つの回答の合計は、男性に比較し女性の方が、6.8%高いことが分かる。
◇都道府県別での認知度
「知らなかった」と回答した方の全国平均値が18.2%であるのに対して、東京都8.8%、千葉県10.8%、埼玉県13.9%、大阪府16.2%と大都市圏での、認知度が高い傾向が表れている。
■あなたが「樹木葬」を決定するとしたら、重要視するのはどういった点ですか?(複数回答)
「樹木葬を知っている」と回答した198名に対し、「樹木葬を購入するとしたら重要視する点」を尋ねたところ、回答者約半数の100名が「年間管理料が掛からない場所」と回答し1位となった。次いで「購入価格が安く済む場所」、「檀家にならなくても良いお寺」が同数(94名)で2位。「アクセスが至便な自宅から近い場所」が僅差(93名)で4位となった。
《まとめ》
近年、都市部を中心に急速に増えている「樹木葬」と呼ばれる“お墓の形態”について、認知度調査を実施したが、約8割の回答者が、認知していることがわかった。但し、その内半数以上は、聞いたことはあるが「詳しくは知らない」と回答していることからも、その実態を正確に把握できていないこともこの調査で明確になった。樹木葬の高い関心と取得者の増加を受け、マスメディアで樹木葬を取得する際の注意点を特集するなどの記事も目にする機会も多くなっているが、“樹木葬”は、歴史も浅く、その名称や埋葬方法などに明確な定義や規程がないことから、樹木葬を販売する事業者が集客や申込獲得のために誤った内容を広告宣伝をする場合もあり、購入者が後悔する事例も起きている。これらのことから全石協では、消費者とその家族や親族が、お墓に求める供養のかたちを後悔することなく、お墓に関わる事業者が正しい知識や情報を消費者へ提供できるよう努めてまいります。
◆「全国石製品協同組合」(全石協)とは
全国石製品協同組合(全石協)は、全国47都道府県の石材会社及び同関連会社が結集し強力な組織化と連携のもと石材業界の指導的役割を担うとともに、消費者ニーズへの的確な対応と石材業界の健全な発展を目指す団体です。全国石製品協同組合では、日本人が大切にしてきた供養文化を守るべく、消費者に正確な情報をご提供し、石材業界の健全な発展を目指してまいります。
【商号】全国石製品協同組合(経済産業省認可 2012004情第5号)
【設立】2012年11月22日
【所在地】東京都港区芝大門2丁目9番14号5階
【運営サイト】みんなのお墓 https://minnanoohaka.com/
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