COVID-19の影響から女性や少女の命と健康を守るため、ガーナのコミュニティの能力を強化

アステラス・グローバルヘルス財団の支援の下、感染予防とSRHRを推進

公益財団法人ジョイセフ

ジョイセフは、アステラス・グローバルヘルス財団の支援を受け、2020年8月に、ガーナ共和国で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に対応するためのプログラムを開始しました。
 女性の命と健康を守るために活動する公益財団法人ジョイセフ(東京都新宿区、国際協力NGO)は、アステラス・グローバルヘルス財団(本社:米国イリノイ州)から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に対応するための支援を受け、ガーナ共和国でCOVID-19の影響下で女性や少女の命を守るための活動を継続できるようコミュニティの能力を強化するプログラム(Enhancing Community Capacity to Protect the Lives of Women and Girls in the Face of Public Health Crises)を、2020年8月に開始しました。

 本プログラムは、ガーナ共和国イースタン州スフム郡(人口11万3080人)で、4万2000人以上の女性や少女を対象に、COVID-19感染予防対策と、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR:性と生殖に関する健康と権利)の情報・サービスへのアクセスの推進を目指しています。
 


【プログラム概要】
プログラム名:

公衆衛生上の危機における女性や少女の命を守るためのコミュニティ能力強化プログラム
実施期間: 2020年8月~2021年8月(1年間)
実施地域: ガーナ共和国 イースタン州スフム郡事業規模: 3700万円

 ガーナでは、限られた医療資源がCOVID-19対策に集中し、基礎的医療サービスの提供に影響が出ています。その一方で、感染を恐れて医療施設を敬遠し、産前・産後健診を受けることをやめたり、医療技術者の介助が受けられない自宅での出産を選択したりする妊産婦も増えています。こうした選択は、妊産婦や新生児の死亡のリスクを高めます。

 感染の不安から医療施設に行かなくなったために、女性が家族計画サービスを受ける機会も減っています。同時に外出制限のなかで性的暴力を受ける女性が増え、意図しない妊娠の増加につながるのではないかという懸念を、国連人口基金(UNFPA)などの国際機関が表明しています。

 本プログラムでは、現地政府機関であるガーナ保健サービス(GHS)と連携し、地域保健ボランティアや医療従事者計500人以上を対象に感染予防対策研修を実施。あわせて個人防護具(PPE)など感染予防に必要な物資や、不足している避妊具・薬を提供します。また、COVID-19感染予防を含む住民向けの保健教育活動強化を通じて、女性や少女が感染から身を守り、安心して医療サービスを受けられる環境づくりを支援します。

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会社概要

公益財団法人ジョイセフ

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URL
https://www.joicfp.or.jp/jpn/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都新宿区四谷本塩町12-3 AOIビル3階
電話番号
03-5312-5090
代表者名
明石 康
上場
未上場
資本金
-
設立
1968年04月