KIIが片頭痛治療用アプリ開発のヘッジホッグ・メドテックに追加出資
新たに頭痛AI診断の開発を進め、統合的な頭痛ソリューションの提供を促進
慶應イノベーション・イニシアティブ(本社:東京都港区、代表取締役社長 山岸広太郎、以下KII)は、弊社が運営するファンドより、片頭痛治療用アプリ・頭痛AI診断の開発を行う株式会社ヘッジホッグ・メドテック(本社:東京都文京区、代表取締役CEO 川田 裕美、以下 ヘッジホッグ・メドテック)に対して第三者割当増資による追加出資をいたしました。他の出資者からの調達も含め今回の第三者割当増資によるヘッジホッグ・メドテックの調達額は総額5億円となります。
◆新たに頭痛AI診断の開発を進め、統合的な頭痛ソリューションの提供を促進
ヘッジホッグ・メドテックは、日本初の片頭痛治療用アプリ・頭痛AI診断の開発を行うベンチャーです。第1弾として生活への影響が大きく、就労世代の患者が多い片頭痛治療用アプリの開発を進めており、現在東邦大学での探索的臨床試験を進め、良好な初期的結果を得ています。また新たに頭痛AI診断の開発も開始し、頭痛領域で受診前~治療までを一気通貫でカバーする統合的なソリューションの構築を進めています。
今回調達した資金を用いて、経営・開発体制の強化と片頭痛・PMS治療用アプリ、頭痛AI診断の開発を進めていくことで、頭痛をはじめとする生産性低下への影響が大きい疾患での新たな治療選択肢の提供を加速してまいります。
■会社概要
会社名 :株式会社ヘッジホッグ・メドテック (Hedgehog MedTech, Inc.)
所在地 :東京都文京区本郷5-25-16 本郷BAMBIビル
代表者 :代表取締役 CEO 川田 裕美
設立 :2021年10月15日
事業内容:認知行動療法を用いた頭痛治療用アプリの開発
U R L :http://h-medtech.com/
◆慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)について
KIIは、2015年12月に、主に慶應義塾大学の研究成果を活用したスタートアップを支援するため創設されました。また、2020年1月からは、「その研究が、その発明が、そのイノベーションが、社会を変えるまで。」をミッションに、シード・アーリーステージからのリード投資を中心とした、デジタル・テクノロジーによる社会の革新や、医療・健康などの課題解決に取組むすべてのアカデミア発スタートアップに対して、研究の社会実装と社会課題の解決を支援してきました。
2023年10月には、大学VC初のインパクトファンド「KII3号インパクトファンド」を設立し、「すべての人が、健康で、幸福な人生を達成出来る社会(生涯現役社会)の実現」を目指すと同時に、アカデミア発スタートアップにインパクト投資を行うことにより、金銭的なリターンと並行して、ポジティブで測定可能な社会的・環境的インパクトの創出を目指します。
<KIIの概要>
商号 :株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(Keio Innovation Initiative, Inc.)
事業内容:大学発技術系ベンチャー企業の育成、ベンチャーキャピタルファンドの運営
資本金等:1億円(資本準備金5000万円を含む)
代表者 :代表取締役社長 山岸広太郎
URL :https://www.keio-innovation.co.jp
本リリースに掲載された内容は発表日現在の情報です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像