自社開発CO2濃度計のアラートでオフィスを換気、新型コロナ感染防止対策
シニア転職支援のシニアジョブ、シニア勤務環境改善用の試作機を前倒しで投入
50歳以上のシニア人材に特化した人材紹介と人材派遣を提供する(株)シニアジョブ(本社:東京都新宿区/代表取締役 中島康恵/以下、シニアジョブ)は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、感染防止対策として自社開発の自動CO2濃度計(二酸化炭素濃度計)を4月1日より導入しました。
濃度計は、自動でオフィス内のCO2濃度を測定し、結果をリアルタイムで表示するもので、高濃度の警告ランプも備えています。この測定結果を受けて換気を行うことで、新型コロナウイルスの感染防止に活用します。
濃度計は、自動でオフィス内のCO2濃度を測定し、結果をリアルタイムで表示するもので、高濃度の警告ランプも備えています。この測定結果を受けて換気を行うことで、新型コロナウイルスの感染防止に活用します。
■CO2濃度計の機能と活用
シニアジョブが自社開発したCO2濃度計は、2020年4月1日現在で試作品の段階ですが、以下の機能を備えています。
- CO2濃度の測定
- 気温の測定
- CO2濃度の状態を3色のランプで警告
- 測定データの送信とグラフ描画
上記の機能を活用し、警告ランプや測定データのグラフを見た社員が換気を行うことで、オフィス内の空気が滞留することを防ぎ、新型コロナウイルスの感染防止に活用します。
今後は、測定データの分析や他の機器との連動によって、本来の目的であるシニアの就労環境改善に活用するとともに、CO2濃度計としては換気タイミングのお知らせ機能の強化を検討しています。
■CO2濃度計自社開発と活用開始の背景
シニアジョブでは、一層のシニアの活躍を支援するため、シニアの就労に適したオフィス環境について、2019年11月に設立したシニア就業促進研究所にて調査していました。その一環として、CO2濃度及び気温の測定を自社開発の機器により行う準備を進めていました。これはシニアでは慢性閉塞性肺疾患(COPD)の発症が多くなり、息苦しさを訴える方が多い傾向にあることや、シニアが発症しやすい熱中症を防止する意図によるものでした。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、感染防止の一つに「換気の悪い密閉空間を避けること」があることから、CO2濃度と換気の関連性に着目し、試作段階ながら前倒しで投入することで、感染防止対策に役立てることとなりました。シニアジョブではこの他、うがい・手洗いの徹底、マスク着用の徹底、一部時差出勤の導入、一部テレワークの導入を行っており、これにCO2濃度計での換気を併せることで、感染防止を目指します。
■CO2濃度計の開発者について
CO2濃度計を開発したのは、システム開発部に所属するエンジニアの山崎裕です。
シニアジョブは、2019年10月に「シニアジョブ・テックドリブン宣言」を出し、ITを重視することを宣言しており、人材サービス会社ながらエンジニアが会社の中心メンバーとして活躍する文化の形成と、エンジニアが生み出すテクノロジーにより、社内から社会全体に及ぶ様々な課題の解決を図ることを目指しています。
「シニアジョブ・テックドリブン宣言」後に入社した山崎も、こうした社風に共感しており、テクノロジーに関する様々な提案を行っていますが、その一つが今回のCO2濃度計の開発でした。
当初は完全な自主開発で、資金や時間面での会社の協力を得ない中での開発でしたが、試作機によるプレゼンを受けて社も山崎のプロジェクトを承認し、また、活用に関するミーティングを経て、当初の目的にはなかった新型コロナウイルス感染防止対策のために、試作段階での前倒し投入が決定されました。
シニアジョブでは、今後も新型コロナウイルスの感染防止に努めつつ、様々なテクノロジーを積極的に活用することで、シニアが活躍できる社会の実現を目指します。
現在、ご案内中のシニア向け求人における職場環境や就労条件については、専用求人情報サイト(https://senior-job.co.jp/)からご確認いただけます。職場環境の詳細については、お気軽にお問い合わせください。
【会社概要】
社名 : 株式会社 シニアジョブ
代表 : 代表取締役 中島 康恵
本社 : 東京都新宿区大久保1-14-15 三辰ビル7F TEL : 03-6908-9822
URL : https://corp.senior-job.co.jp/
事業内容 : シニアの人材ビジネス提供
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