ノートン|マッチングアプリの利用と被害実態調査 2025年版
マッチングアプリ利用者の10人に1人以上は出会い系詐欺の被害に遭遇 ノートンによる出会い系詐欺から保護されたユーザー数は前年比率約280%で第1位
消費者向けセキュリティブランド「ノートン™」は、日本を含む12カ国の消費者を対象に「マッチングアプリの実態調査」*1を実施し、その結果を公表いたします。
*1:調査対象国(12カ国):オーストラリア、ブラジル、チェコ共和国、フランス、ドイツ、香港、イタリア、日本、メキシコ、ニュージーランド、イギリス、アメリカ
調査結果の詳細
● 日本人の15%がマッチングアプリを利用しており、なかでも25歳から35歳の年齢層の利用が最も多く、現在利用していると答えた利用者の26%を占めています。またマッチングアプリを含めて、45%の人がオンラインでパートナーと出会いたいと考えており、19%がオフラインでの出会いを希望しています。さらに、オンラインで始まる出会いについて、実際に合って始まる出会いとあまり変わらないと感じている人が38%いました。
●出会い系詐欺にあったと回答した人は、利用者の14%ということがわかりました。また、アプリの安全性の信頼度はインスタグラムが55%と最も高く、ついでPairsが51%、タップルが47%となりました。またマッチングアプリには平均2万2千円課金しており、週に4時間以上使用していることがわかりました。各アプリのプレミアムサービスを利用したことがある人は約4割近くにのぼり、実際に良い体験ができたと9割近くの人が回答しました。
●プロフィールの保護については、回答者の50%以上がフルネームや所在地などの個人情報を含めないことがわかりました。また、45%の人が二段階認証を使用していることがわかりました。また、アプリ選びで最も重要視されるのはセキュリティ機能であることも判明しました。
●マッチングアプリの利用実態として、年齢を偽った人は20%にのぼり、写真加工も38%の人が実施したと回答しました。また36%の人は、気になる相手のプロフィールなどを定期的にチェックしているということも判明しました。
●一方で相手がAIを使用した写真や音声メッセージを使用していると見破ったり、気づいたりできる思っていると回答した人は36%ということが判明しました。
●ノートンのデータによると2024年の日本では、出会い系詐欺から保護されたユーザー数比率が前年より280%増加。
調査サマリー
●日本人の15%がマッチングアプリを利用しており、なかでも25歳から35歳の年齢層の利用が最も多く、現在利用していると答えた利用者の26%を占めています。またマッチングアプリを含めて、45%の人がオンラインでパートナーと出会いたいと考えており、19%がオフラインでの出会いを希望しています。さらに、オンラインで始まる出会いについて、実際に合って始まる出会いとあまり変わらないと感じている人が38%いました。
現在、マッチングアプリやサービスを利用している人を聞いたところ、日本人全体の15%がマッチングアプリを利用しており、なかでも25歳から35歳の年齢層の利用が最も高く、利用者の26%を占めていました。ついで35歳から44歳までが25%と回答しました。また、オンラインでパートナーと出会うことに対して、オンラインとオフラインのどちらが好みか聞いたところ、45%の人がオンラインを希望し、19%のオフライン派を大きく上回る結果となりました。さらに、マッチングアプリを利用している人のうち、オンラインで出会いたいもしくは、特に希望が無いと回答した人は75%になり、25%がSNSを希望している回答しました。オンラインサービスの出会いと実際に合って始まる出会いについて、あまり変わらないと38%が思っていることも判明しました。
●アプリの安全性の信頼度はインスタグラムが55%と最も高く、ついでPairsが51%、タップルが47%となりました。またマッチングアプリには平均2万2千円課金しており、週に4時間以上使用していることがわかりました。各アプリのプレミアムサービスを利用したことがある人は約4割近くにのぼり、実際に良い体験ができたと9割近くの人が回答しました。
トラブルとして、マッチングアプリやサービスで取り巻く出会い系詐欺の被害について聞いたところ、14%の人が詐欺被害にあったと回答しました。またアプリについて、それぞれのアプリで交流する人の安全性について調査をしたところ、下記の表のような結果となり、SNSのInstagramとアプリのPairsやタップルが高い信頼を得ていることが判明しました。
各サービス内で交流する人の安全性
順位 |
サービス |
安全と回答した人 |
1位 |
|
55% |
2位 |
Pairs |
51% |
3位 |
タップル |
47% |
4位 |
With |
45% |
5位 |
Tinder |
43% |
6位 |
TikTok |
38% |
またアプリの利用実態として、課金額を聞いたところ平均で2万1990円使用していることがわかり、利用時間においては週に平均4.63時間使用していることも判明しました。さらにより良い出会いのために、各種サービスで展開されているプレミアムプランの利用率についても聞くと、36%が利用したことがあると回答し、利用者の中で86%がいいマッチができたと回答しました。
●プロフィールの保護については、回答者の50%以上がフルネームや所在地などの個人情報を含めないことがわかりました。また45%の人が、二段階認証を使用していると回答しました。また、アプリ選びで最も重要視されるのはセキュリティ機能であることも判明しました。
出会い系詐欺に合わないための対策としては、プロフィールに個人情報を載せない(63%)、特にフルネームを入れない(60%)ことや所在地を公開しない(51%)という回答に加え、2段階認証を使用している人が45%もいることが判明しました。また、アプリで出会った人と会う前の対策として、マッチングアプリ以外で連絡をとること(45%)や、事前に電話(37%)やビデオ通話(21%)などの対策をしていることがわかりました。さらにはアプリやサービスを選ぶ際に重要視している点としても、ユーザー数(15%)や知人からの口コミ(15%)、UI(9%)ではなく、セキュリティ面を最も重視している(26%)ことが明らかになりました。
●マッチングアプリの利用実態として、年齢を偽った人は20%にのぼり、写真加工も38%の人が実施したと回答しました。また36%の人は、気になる相手のプロフィールなどを定期的にチェックしているということも判明しました。
プロフールに虚偽の年齢を記載した人は20%にのぼりました。プロフィール写真については約4割(38%)の人が加工したものを使用したと回答しました。また、気になる相手のプロフィールを定期的にチェックしている人は全体の36%ということも判明しました。
●相手がAIを使用した写真や音声メッセージを使用していると見破ったり、気づいたりできると回答した人は36%ということが判明しました。
AIや写真加工ツールを使って写真の加工をしていることで気になるか聞いたところ、73%の人が気になると回答しました。他にもSynthesiaやCreatifyAIなどのAIアバターを使用したことがある人は25%になりました。AIが作った写真や音声メッセージを見破ったり、AIと会話していると気づいたりできると回答した人は36%にとどまりました。
●ノートンのデータによると2024年の日本では、出会い系詐欺から保護されたユーザー数が前年より280%増加。
ノートンのデータによると、2024年に出会い系詐欺から保護されたユーザーは昨対比で約280%という結果になりました。またブロックされた攻撃の件数も前年比約200%ということが判明しました。2024年の全世界で保護されたユーザー数は、昨年よりも34.66%増加し、ブロックされた攻撃数も昨対比より30.79%増となった。
ノートン製品情報
■個人情報の流出を検知し、メールとアプリで通知、被害時に365日電話でサポート!
ノートン™ IDアドバイザー:https://jp.norton.com/products/identity-advisor
ノートン™️ 公式ストア:https://jp.norton.com/
流出した個人情報は、ダークウェブ等で売買され、不正利用される可能性があります。ノートンはインターネットをパトロールし、お客様の個人情報が流出した場合、メールとアプリでお知らせします。また、SNSアカウントの乗っ取り、フィード内の危険なリンクや不適切コンテンツを警告します。個人情報の不正利用被害にあった場合は、365日復旧支援スペシャリスト(日本拠点)がトラブル解決をサポートします。関連機関と三者通話を行い、サポートさせていただく場合もございます。
*対象SNS等、機能の詳細はHPをご確認ください。
■パソコン、スマホをオールインワンで守るセキュリティソフト
ノートン™ 360:https://jp.norton.com/360
ノートン360デラックスは、パソコン、スマホ、タブレットなどのデバイスとWi-Fi通信等をオールインワンで守るセキュリティソフトです。詐欺サイトやウイルスなどサイバー攻撃の脅威を検知し、防御する他、インターネット利用時に通信内容を盗み見されないように暗号化するVPN機能を搭載。その他、お子様を守るための保護者機能、個人情報流出を検知するダークウェブモニタリング機能、パスワードを安全に管理するパスワードマネージャー機能など、消費者の皆様が、より快適かつ安全にインターネットを利用できるようになる機能を多数搭載しています。
*ノートン 360 スタンダード版には、保護者機能とダークウェブモニタリング機能は搭載していません。
「ノートン サイバーセーフティ インサイトレポート」について
本調査は、Dynata社がGen社の委託を受け、18歳以上の成人1,000人を対象に、2024年12月5日から2024年12月18日までの期間、日本国内においてオンラインで実施したものである。データは全国を代表するものとなるよう、必要に応じて年齢、性別、地域別に加重平均している。
ノートンについて
ノートンは、「Gen(NASDAQ:GEN)」のサイバーセーフティブランドです。Genは、その傘下にあるNorton、Avast、LifeLock、Avira、AVG、ReputationDefender、CCleaner等の信頼ある消費者向けブランドを通じて、デジタル化が進んだ世界においてもサイバー犯罪などの危険を心配せず、自由にデジタルを使いこなせる環境、「デジタルフリーダム」の実現に力を注ぐグローバル企業です。Genは、サイバーセキュリティ(インターネット利用の保護)、プライバシー保護、個人情報対策の分野で受賞歴のある製品とサービスを、150カ国以上の5億人以上のユーザーに提供しています。詳しくは、Norton.comとGenDigital.comをご覧ください。
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