株式会社Stroly、ベトナム・ビンズン省のスマートシティ開発においてべカメックス東急社と共同プロジェクトを開始。
バスが「今」どこにいるかわかるデジタルマップを公開。
デジタルマップ&データカンパニーの株式会社Stroly(本社:京都府京都市、代表取締役社長 髙橋真知/以下、当社)は、ベトナム・ビンズン省のスマートシティ開発において、べカメックス東急有限会社と共同プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、「都市でのサステナブルな移動の促進」と「開発中都市の未来ヴィジョンの共有」を目的とし、Strolyのデジタルマップサービスを軸に様々な企画を展開します。今回はその第一弾リリースとして、ビンズン省での公共交通機関であるバスのリアルタイム情報を表示したマップを公開しました。
Binh Duong New City Mapの概要
URL:https://binhduongnewcity.stroly.com/
公開:2023.12.11〜
利用:無料
推奨環境:Chrome、Safari
エリア:ベトナムビンズン省、ビンズン新都市
プロジェクトについて
当社は、ベトナム・ビンズン省におけるスマートシティ開発において、べカメックス東急社との共同プロジェクトを始動しました。第一弾リリースとしてビンズン省内の公共交通機関であるバスのリアルタイム情報を表示したマップを公開しました。このマップでは、ビンズン新都市におけるべカメックス東急社の都市開発の最新情報や、新施設の開業予定などのプロジェクト情報も提供しており、地域住民だけでなく訪れる人々に未来の都市イメージを伝えることを目指します。
今後の展開
さらなるプロジェクトの展開として、マップ上でのスタンプラリーの開催を予定しています。動くバスの中にチェックインスポットを設定し、参加者はバスの乗車と、特定のエリアでのチェックインにより抽選に参加できるといった、リアルな空間と連動したイベントの開催を予定しています。Strolyの楽しいデザインのマップで、ゲーム感覚でエリアを周遊することで、それぞれのスポットの魅力や今後のビジョンの共有を図ります。
また、Strolyではマップの利用者の移動データをもとに利用者の移動傾向の分析を行うことができます。今回の企画においても、利用者がマップを使ってどのように移動したか、スタンプラリーの企画に沿ってその移動傾向がどのように変化したか、などの分析につなげることで、エリアにおいて人に行動を促すメディアとしてのデジタルマップの可能性を検証します。
デジタルマップ上でのバスのリアルタイム情報表示
ベトナムでは急速な経済発展に伴い、都市部での交通渋滞と大気汚染が深刻な問題となっています。今回の舞台となるビンズン新都市でも同様の課題を抱えており、その対策の一環として公共交通の促進は急務です。そこで今回当社はBecamex Tokyu Bus社と協力してバス路線のリアルタイムなロケーションを表示するデジタルマップを公開しました。
デジタルマップ上でバスのアイコンをタップすると路線のルートを表示することができます。
バス停と合わせて見ることで、自身の行き先と合わせて確認することができ、「目的地に行くにはどのバスに乗ればいいかわからない」「目的のバスがいつ来るかわからない」といったバスの利用に対する不安を解消します。
このプロジェクトを通じ、ビンズン新都市でのバスの活用のスタンダード化を目指し、公共交通と徒歩の併用によるサステナブルな移動を促進します。
Strolyについて
Strolyは、地域の物語を歩きながら楽しむためのサービスです。その名前は、"Story"(地域や場所それぞれの物語)と"Stroll"(歩く)から成り立ちます。プラットフォームでは、リアルな場所で欠かせないデジタルマップを提供し、その表現は非常に自由度が高く、魅力的なデザイン性を持っています。このマップを通じて、地域の魅力や課題をリアルタイムに共有し効果分析することで、エリアプロモーションやマーケティングに活用できます。
Strolyの目指すのは、地域経済の活性化やオーバーツーリズムの解消といった社会課題の解決です。それだけでなく、プラットフォームを通じて多様なマップを提供することで、各地の文化やオリジナリティを知り尊重する社会を築くことも目標としています。地域の魅力を歩きながら体験できることで、人々にその魅力を直接感じてもらい、地域コミュニティの活性化を図ります。
このプロジェクトでもビンズン新都市の地域コミュニティや訪問者に向けて、都市の未来を提示し、スマートシティの持続可能な取り組みをリアルタイムに可視化することで、街の暮らしや移動がサステナブルに進んでいくことを目指しています。デジタルマップも新都市の発展に伴走していきたいと考えています。
現地企業や政府との協力・連携
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現地パートナー:東急(株)、Becamex Tokyu Co., Ltd.、Becamex Tokyu Bus Co.,Ltd.
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協力・連携の内容:べカメックス東急が開発を進めているビンズン省にて先行的に交通課題の解決モデルを実証実験を行い、都市部への同モデルの横展開による課題解決推進を目指す。
Binh Duong New City Mapの見どころ
①バスのリアルタイムロケーション表示
バスのアイコンをタップすると路線のルートを表示することができます。
バス停と合わせて見ることで、自身の行き先と合わせて確認することができ、初めて乗車する人にも乗車への不安を軽減させます。
②中長期的な開発プロジェクトを可視化
べカメックス東急が手がける都市開発の様子や、開業予定の新施設など今後建設されるプロジェクトをイラストとして書き込んでいます。
ビンズン新都市に住んでいる方だけでなく、周辺エリアに住んでいる方や、視察に訪れた方に数年後のビンズン新都市のイメージをより鮮明に思い描いていただけるような内容となっています。ぜひ衛星写真とも切り替えながらてご覧ください。
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