約85%が乾燥機能付き洗濯機を所有するも、半数近くの人は梅雨でも「晴れ間に外干し」を好む傾向

【ミレニアル層を対象とする梅雨における洗濯物に関する調査】

データコム株式会社

小売業界に特化した商品・顧客分析ソリューションを始めとする、パッケージシステムを開発・提供しているデータコム株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役:小野寺修一)は、梅雨における洗濯の悩みついて、30代までのミレニアル層を対象にアンケート調査を実施しました。

コーポレートサイト:https://www.datacom.jp/

【調査背景】

梅雨は、部屋干しの臭いや乾きにくさなど洗濯物に関する悩みが増加する時期です。これらの悩みにより小売業では洗濯物関連の商材の需要が高まることが予想されます。そこで、本アンケートでは生活者が直面する梅雨の洗濯に関する問題点を明らかにし、小売業のより効果的な商品提案や販促戦略立案を支援すること、そして当該時期における生活者の暮らしのヒントを提供することを目的として調査をしました。

【調査結果概要】

梅雨の時期は普段よりも洗濯の頻度が減少する傾向

・90%の人が部屋干しを経験したことがある

・部屋干しの悩みへの対策は「乾燥機」「部屋干し用洗剤」「除湿器」の3つ

・乾燥機能付き洗濯機を使用する上で最も気になるのは「電気代」

・柔軟剤で最も人気のある香りは「フローラル」

・「間隔をあけること」が洗濯物を乾かすコツ

梅雨の時期は普段よりも洗濯の頻度が減少する傾向

普段の洗濯と梅雨の時期の洗濯についてそれぞれの頻度を聞いたところ、どちらも「毎日洗濯をする」という人が最も多いという結果になりました。しかし、各選択肢の内訳を見てみると、梅雨の時期には「毎日」と回答する人が普段よりも3.6%少なく、「1週間に1回」という回答は普段と比較して3.1%多くなっていました。つまり、梅雨の時期になると洗濯物の頻度を減らす傾向があると言えます。

90%の人が部屋干しを経験したことがある

部屋干しの経験の有無について尋ねたところ、部屋干しを「したことがある」が90.3%、「一度もしたことはない」が9.7%となり、9割を超える人が部屋干しの経験があると回答しました。

部屋干しの悩みへの対策は「乾燥機」「部屋干し用洗剤」「除湿器」の3つ

部屋干しの難点として考えられる「洗濯物が乾かない」、「部屋干し臭」、「部屋がジメジメする」に対してそれぞれの解決策を聞いたところ、「洗濯物が乾かない」に対しては「乾燥機を使う」を選んだ人が最も多く、33.8%。「部屋干し臭」への対策では「部屋干し用洗剤を使う」が最多となり32.1%。「部屋がジメジメする」については「除湿器を使う」が31.8%で最も多いという結果になりました。

それぞれ最も効果がありそうな回答が選ばれている一方、どの悩みに対しても次点には「晴れている間に外干しをする」という回答が挙げられました。さらに見てみると、乾燥機を持っている人の45.1%は何らかの難点に対して「晴れている間に外干しをする」も選択しており、乾燥機を持っていても外干しを好むという人が半数近くいることが分かりました。

また、「乾かない」という課題に焦点を当てると、「部屋干し用洗剤」は速乾機能を謳う商品があるにもかかわらず、17.1%に留まっており、効果を訴求することによる普及の伸びしろがありそうです。

乾燥機能付き洗濯機を使用する上で最も気になるのは「電気代」

「洗濯物が乾かない」という悩みの解決策として最も支持を得ていた「乾燥機」ですが、家庭用の乾燥機として昨今メジャーになっている乾燥機能付き洗濯機については、少なくとも85%もの人が所有しているようです。

難点に関しては、「電気代が掛かる」30.3%が最も多く、次点が「服が縮む」、「特にない」の15.1%、3番目に「服にしわが付く」の14.6%。6月に約400円から500円の電気代の値上がりが発表されていることもあり、気になる要素として電気代と回答する人が最多という結果になりました。また、約4割の人が服の劣化を気にしているという結果も見受けられ、乾燥機を使用する上でこの課題を解決できるアイテムの需要もあると言えそうです。

柔軟剤で最も人気のある香りは「フローラル」

最も良く使う柔軟剤の匂いについては、1位が「フローラル」で37.6%、2位が「グリーン」12.3%、3位が「アクア」11.7%と「フローラル」が約4割近くを占めました。これからの梅雨の時期、匂いへの対策として華やかな香りの柔軟剤も活躍するのではないでしょうか。

「間隔をあけること」が洗濯物を乾かすコツ

乾きにくい洗濯物を乾かすコツについて、「洗濯ものどうしの間隔をあける」と「空気の動きのいい部屋の中央で干す」がそれぞれ半数近くの人が実践しているという結果になりました。その他の回答としては、「コタツで乾かす」「ランドリーを利用する」などが挙げられました。


【調査概要】

調査方法:インターネット調査

地域:全国

調査方法:fastask(株式会社ジャストシステム)

調査人数:400人

調査時期:2024年5月

※本リリースの調査結果や分析をご掲載いただく際には「データコム株式会社 調べ」とご記載ください。

データコム株式会社

データコム株式会社

1994年の創立時から一貫して、小売業界に特化したパッケージシステムを手掛けています。取り扱う商品や販売方法が多様化する流通市場において、販売データや顧客データに基づく企業戦略設計が一層重要になっています。「商品分析システム d3」などの開発・提供を通じて、小売企業の更なる成長に貢献していきます。お客様にしっかり向き合い、「ビジネスへの新たな価値を創造し、確かな感動を生み出す。」これこそが私たちデータコムの使命であると捉え、その感動が業界全体のさらなる活性化へつながるよう、これからも新しいことに挑戦し続けます。

名称:データコム株式会社
代表:代表取締役 小野寺修一
所在地
 本社:宮城県仙台市青葉区本町1-13-22 仙台松村ビル 6F
 東京支社:東京都中央区日本橋富沢町7-16 THE GATE 日本橋人形町 5F
設立:1994年4月8日
HPURL: https://www.datacom.jp/
商品分析システム(d3):https://www.datacom.jp/d3/
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業種
情報通信
本社所在地
宮城県仙台市青葉区本町1-13-22 仙台松村ビル6F
電話番号
022-227-8431
代表者名
小野寺修一
上場
未上場
資本金
-
設立
1994年04月