なとり、4社共同によるモーダルシフトでCO2削減を実現し、物流環境大賞「奨励賞」を受賞
株式会社なとり(本社:東京都北区 会長兼社長:名取三郎)は、佐川急便株式会社、大宮通運株式会社、日本貨物鉄道株式会社と共同で取り組んだCO2排出量削減に向けた鉄道へのモーダルシフトの取り組みが評価され、一般社団法人日本物流団体連合会主催の「第26回 物流環境大賞」において「奨励賞」を受賞いたしました。
2025年6月30日に東京プリンスホテル(東京都港区)にて、表彰式が行われ表彰楯をいただきました。

■取り組み概要
当社グループでは、工場や配送センター間の輸送を中心にトラック便から鉄道コンテナ便へ切り替えるモーダルシフトを実施しております。2024年4月より、チーズ鱈などの生産・出荷を行う埼玉第二工場(埼玉県久喜市)及び畜肉製品などの出荷を行う加須分室(埼玉県加須市)から九州委託配送センター(福岡県久留米市)への輸送においてモーダルシフトを実施し、CO2排出量の削減を実現しました。この取り組みにより、CO2排出量を前年より243t(78%)削減いたしました。
今後も、さらなる効率化と環境配慮型物流の推進を行い、なとりグループとして2025年度までに原単位当たり2013年度比30%削減を目指してまいります。
■物流本部からのコメント
第26回物流環境大賞において、当社グループは首都圏エリアから九州方面への輸送手段をトラックから鉄道コンテナ便へ切り替えた取り組みにより、奨励賞を受賞いたしました。この施策により、大幅なCO₂排出量の削減を実現し、環境負荷の低減と持続可能な物流への貢献が評価されました。
今後も、さらなる効率化と環境配慮型物流の推進に取り組んでまいります。
■SDGsへの取り組みについて
当社グループのサステナビリティの取組みは、2020年7月に発足したSDGs推進委員会を中心とする体制で推進しています。「全員参加で地道かつ着実にサステナビリティの取り組みを進める」という考えのもと、スローガン「創ろう 未来あるおつまみ」と基本方針「おつまみを通して持続可能な環境と社会の実現に貢献します」を策定しました。四つの基本方針「環境への配慮」「安全・安心」「社会貢献」「働きやすい職場づくり」に基づき、6ヵ年中期経営計画「Next Value up for 80」の重点戦略にも「SDGsへの取り組みとガバナンスの強化を目指します」を掲げ推進しています。
■「物流環境大賞」について
一般社団法人 日本物流団体連合会で物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚等を図り、物流の健全な発展に貢献された団体・企業または個人を表彰する制度です。2000年6月より始まり、今年で26回目となります。
■株式会社なとり
株式会社なとりは、1937年の創業以来、おつまみ(「水産加工製品」「畜肉加工製品」「酪農加工製品」「農産加工製品」「素材菓子製品」「チルド製品」「その他製品」)を中心とする食品の製造・販売を行っております。 素材の風味を活かし、手軽に食べられ、様々な食シーンにマッチする、楽しさの演出に欠かせないおつまみをお客様にお届けするため、多様化する消費者ニーズに対応するとともに、変化する時代のトレンドを見据え、新しいマーケットの創造に挑戦しています。
社 名: 株式会社なとり
代 表: 会長兼社長 名取 三郎
所 在 地: 〒114-8611 東京都北区王子 5丁目5番1号
創 業: 1937年12月
事 業 内 容: 食料品(おつまみ各種)の製造・販売
ホームページ: https://www.natori.co.jp
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