「海のデザインスクール2025」開催決定!今年度は五島列島(長崎)、長良川上流域(岐阜)、南房総(千葉)で開催

日本財団「海と日本プロジェクト」助成のもと、今年度は3地域で開催します。応募締め切りは、8/3(日)まで

issue+design

issue+design(本社:東京都文京区/代表理事:筧裕介)は、中学生・高校生・高専生を対象に、全国3地域で実施する宿泊型探究プログラム「海のデザインスクール2025」の参加者募集を開始しました。

昨年度は、千葉県いすみ市で初開催し、多くの反響をいただきました。今年度はその実績を踏まえ、対象エリアを長崎県五島列島小値賀島、岐阜県長良川上流域、千葉県南房総の3地域に拡大。より多様な海と人の関係性を体験しながら、地域と世界をつなぐ探究の旅を提供します。

▶︎ 昨年度の開催レポートはこちら

昨年度の様子
昨年度の様子

海の課題を「体験」と「デザイン」で学ぶ新しいスタイルの学び

本スクールは、海をめぐる問題を「複雑な社会システム」として捉え、参加者がその構造や関係性を読み解く力を養うことを目的とした実践型プログラムです。


従来の知識偏重型の学びとは異なり「海辺の清掃」「魚網修理」「無人島トレッキング」「魚を味わう食体験」など、身体を使ったアクティビティを通して、海と人間のつながりを五感で感じ、仲間と対話しながら思考を深めていきます。また、地元漁師や食の専門家、海の研究者との対話も通じて、多様な視点から「海と暮らす知恵」を学ぶことができる貴重な機会です。

海のデザインスクールは、「知る」だけでなく「感じる」こと、「正解」を学ぶのではなく「問い」を持ち帰ることを大切にしています。参加した若者たちが、この体験を通じて自分と海との関係性を見つめ直し、これからの暮らし方や進路選択、社会との関わり方について主体的に考える――そんな「人生のターニングポイント」となるような時間を提供します。


実施スケジュールと開催地(3地域から1つ選択)

プログラムは全3部構成で、A・B・Cすべてに参加できることが条件となります。


A|オリエンテーション
8月18日(月)13:00-16:00(時間は調整中)
海のデザインスクールオリエンテーション & 地域の基礎講義
キャンプを開催する3地域の海や水にまつわる背景や課題を学び、海と人の営みを多角的に捉えるための導入講義です(本講座は合格通知を受け取った方のみが対象です)。


B|現地キャンプ(2泊3日)
いずれか1地域に参加
 - 五島列島小値賀島(長崎):8月26日(火)〜28日(木)【2泊3日】

 - 長良川上流域(岐阜):9月3日(水)〜4日(木)【1泊2日】

 - 南房総(千葉):9月6日(土)〜7日(日)【1泊2日】

*テーマなどの詳細は、地域名をクリック後リンク先にてご確認いただけます(順次公開予定)


C|まとめワーク(東京)
日程:9月13日(土)終日予定
キャンプで身体を通じて得た学びや気づきを、参加者同士で振り返るワークプログラムを行います。中高生の方は、当日プログラムのオンライン視聴での参加も可能といたします。


参加概要

  • 対象者:中学生、高校生、高専生(学年・地域不問)

  • 募集人数:各地域 10〜15名(予定)

  • 参加費:無料(交通費は自己負担/宿泊・食費は主催負担)

  • 参加条件:下記のプログラムの当日参加もしくはアーカイブ視聴をしていること
    複雑な海の課題を探究する足掛かりとなる海と魚の基礎知識

    元水産庁職員・元漁師でウエカツ水産代表の上田勝彦氏をゲストに「海と魚の基礎知識」をテーマに、海をめぐる現状と課題について多角的な視点で学ぶ機会を提供します。応募を検討している方は、ご参加ください。日時の都合が合わない場合は、後日アーカイブ動画を視聴してから、ご応募ください。

  • デポジット制度:選考通過者の方には、キャンセル防止のため3万円のデポジット(預り金)をお支払いいただきます。デポジットの入金をもって参加申し込みが確定となります。なお、キャンププログラムにご参加いただいた後、全額返金いたします。

  • 応募締切:2025年8月3日(日)23:59

  • 結果通知:2025年8月初旬、メールにて

  • 公式WEB:詳細はこちら


▶︎▶︎ 応募はこちら


プログラム監修

筧 裕介/issue+design 代表

一橋大学社会学部卒業。 東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。 慶應義塾大学大学院特任教授。 2008年ソーシャルデザインプロジェクトissue+ design を設立。以降、社会課題解決のためのデザイン領域の研究、 実践に取り組む。カンヌライオンズ(仏)、D&AD(英)、グッドデザイン賞BEST100他、国内外の受賞多数著書に『地域を変えるデザイン』、『 ソーシャルデザイン実践ガイド』、『人口減少×デザイン』、『 持続可能な地域のつくりかた』『認知症世界の歩き方』など。

事前講義講師

上田勝彦/ウエカツ水産 代表取締役

東京海洋大学客員教授。長崎大学水産学部在学中から漁師として働き、魚の研究を続ける。その後、水産庁勤務を経て、2015年より現職。 「生産」「流通」「小売」「飲食」「家庭の食卓」と、あらゆる分野で料理講習や講演、テレビ・雑誌などのメディアを通じて、魚を食べることの意味を発信し続けている。「サカナヤマルカマ」のアドバイザー。主な著書に『ウエカツの目からウロコの魚料理』(東京書籍)、『ウエカツさん直伝!子どもが食いつく魚レシピとヒミツ』(メイト)など。

五島列島(長崎)エリア担当

狩野真実

issue+design ディレクター

一般社団法人鎌倉さかなの協同販売所 理事

大学卒業後、アパレル勤務を経て魚屋に。2023年、神奈川県・鎌倉市にて新しいスタイルのまちの魚屋「サカナヤマルカマ」を創業し、海洋環境の変化に寄り添った魚食の提案を行っている。同年よりssue+designに参画し、「海のデザインスクール」など主に新企画の立ち上げに携わる。過去には五島列島を含む離島で、都市と地域を結ぶ交流型イベント「島コン」の企画運営も行っており、長崎県の離島とは特に縁が深い。

長良川上流域(岐阜)エリア担当

白木彩智

issue+design 理事・デザイナー

長良川の下流域である岐阜県羽島市出身。高校時代は、長良川の中流域である岐阜市で鵜飼を横目に高校に通った。issue+designが立ち上がった2008年から参画し、大学卒業後より本格的に合流。デザインの力で、あらゆる地域・社会の課題解決に取り組む。『SDGs de 地方創生カードゲーム/書籍:持続可能な地域のつくり方』でGood Design Award 2019 及び GOOD FOCUS賞などを受賞。長良川の上流域・郡上に拠点を構える長良川カンパニーの立ち上げ理事も兼任。一周回って、岐阜が好き。

南房総(千葉)エリア担当

澤田直子

issue+design ディレクター

千葉県我孫子市在住。2023年からissue+design参画。「脱炭素まちづくり」や「発達障害」「不登校」のプロジェクトに従事。地元である手賀沼は東日本大震災後にはホットスポットになったり、かつて日本一汚い沼としても有名。地元民として手賀沼流域をフィールドに地域資源やそこに暮らす人と人が出会う機会や空間を創る活動をしています。そこで小中学生に「うみごme」プログラムの実践を重ねています。

主催・助成

主催特定非営利活動法人イシュープラスデザイン

助成:日本財団「海と日本プロジェクト」

お問い合わせ

issue+design(担当:小島)
E-mail:info@issueplusdesign.jp
公式サイト:https://issueplusdesign.jp
特設ページ:https://issueplusdesign.jp/design-school-for-the-blue/apply-camp/

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ビジネスカテゴリ
自然・天気
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会社概要

URL
http://issueplusdesign.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都文京区千駄木2-40-12
電話番号
-
代表者名
筧裕介
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年06月