ここまでやったら“コロタツ(コロナ対策の達人)”!? 徹底対策導入企業は約50%…コロナ第三波に対抗して万全な対策を
当社は、新型コロナウイルス感染症拡大防止グッズとして、マスクや消毒用のアルコール、飛沫防止パーテーションなど様々な製品を取り扱っています。本アンケートで、現在企業が実施している対策が浮き彫りとなりました。
- 調査結果概要
『テレワーク・時差出勤・休憩時間をずらすなど体制・仕組みの変更はしづらい』
『プラスα対策実施企業は5〜6割程度。第三波とコロナ長期化に対抗して、万全な対策を』
- 現状の課題と調査背景
現在、2020年4月の緊急事態宣言発令時のように、外出規制、対面機会を禁止される状況ではないからこそ、コロナ対策の自己・自社管理が必要不可欠です。自社で必要な対策を見つけ出し、対策徹底のための仕組みを作っていかなければいけないのです。この対策の“自社管理”ができていなければ、人の流動が激しくなってきた今の状況に対抗することができません。
では、自社管理といっても、コロナ対策として何をすれば良いのでしょうか。毎日のようにコロナ対策・コロナ対策グッズの情報が更新され、正しい情報の判別が難しいと想定されます。
厚生労働省は感染防止の3つの基本として ①身体的距離の確保(ソーシャルディスタンス):人との距離はできるだけ2mあける、会話時真正面を避けるなど ②マスクの着用:人との感覚がとれない場合、会話時のマスク装着 ③手洗い:30秒時間をかける、手指消毒の使用 を公表しています。
また、集団感染が発生する際の共通点を挙げ、3つの密(密閉・密集・密接)を避けた行動を呼びかけています。
2020年12月現在、第三波に対抗する徹底した対策と長期化を見込んだ仕組みづくりが必要となっています。では、どのくらいの企業が、この基本的な対策を実施できているのでしょうか。
今回は、2020年12月における企業の対策導入実態と課題感を明確にすることを目的として、「第2回感染症対策総合展」にて来場者にアンケートを実施することとしました。
加えて、日々コロナ対策グッズを取り扱い、最新情報収集に努める当社により、調査項目を追加。対策を効果的に実施できる環境づくりがされているか、プラスαのコロナ対策についても調査しました。
- 調査概要
対象:当社ブースに来場いただいた113名
調査期間:2020年12月2日(水)〜12月4日(金)
- 『“感染対策3つの基本”は9割以上の企業が実施中、価格や手軽さが導入率へ影響する傾向あり』
- 『テレワーク・時差出勤・休憩時間をずらすなど体制・仕組みの変更はしづらい』
“手洗いの徹底” 消毒備品を各所に設置していて、来客者・従業員に手洗いや手指消毒の徹底を周知している。
“ソーシャルディスタンス” 対面接触が想定される場所には遮蔽物(パーテーションなど)を設置している。
“3つの密を避けた行動・密閉” 対面打ち合わせの際に、密閉とならないようにドアを開けるなど換気を徹底している。
“3つの密を避けた行動・密集” 新しい働き方スタイル(テレワーク・時差出勤・オンライン会議)を導入している。
“3つの密を避けた行動・密接” 一度に大人数が集まらないように、休憩時間をずらすなど工夫している。
まず、“感染対策3つの基本”のうち、特にマスクの着用・手洗いの徹底は9割以上の企業で実施しているという結果に。「そもそもマスクを着用していない人がいない」、「消毒液を設置しておけば、呼びかけなくても消毒を徹底してくれる」という声も多く、社会全体としてマスク着用・手洗い(消毒)の徹底が浸透していることがわかります。
今回の調査結果と、実際の来場者へのヒアリングでわかったことが「価格」と「手間」が導入へ影響を及ぼす、ということです。
① 価格が対策導入へ影響を及ぼす
こちらは説明せずとも分かるように、価格が導入率に反比例するという観点です。比較的価格の安い、マスクや消毒液に関しては、企業として導入しやすく、導入数量も多い傾向にあります。しかし、遮蔽物(飛沫防止パーテーションや飛沫防止ビニールなど)など価格が比較的高い場合、なかなか導入に踏み切れず、一部の導入にとどまり、全箇所導入まで漕ぎ着けないことがあります。
また、そもそも会社が小規模でスペースに余裕があったり、少人数での出社対応となっていたりして、遮蔽物設置の必要性がない、と判断している企業もありました。自社の現状や会社規模を考慮して、自社にあった対策、自社に対応可能な範囲で対策を実施している状況です。
② 手間が対策導入へ影響を及ぼす
次に、手間という観点について。“打ち合わせの際にドアを開ける” “テレワークなどの新しい働き方スタイルの導入” “休憩時間をずらす対応”、これらの対策を比較した際、導入しやすい対策はどちらでしょうか。新しい働き方スタイルを導入するには、各部署での調整が必要であり、即日導入は難しい企業が多いのではないでしょうか。休憩時間に関しても、すでに定めている固定の時間があったり、最低人数で営業をしている現状があったり、すぐに導入するのは難しい対策と考えられます。
対して、打ち合わせの際にドアを開けるという対応はいかがでしょうか。対策さえ知っていれば、今からでも実施することができます。
この“導入への手間がいかに少ないか、手軽か”という観点が、企業における対策導入率に影響を及ぼしていることが想定されます。
しかし、2020年12月現在、収束の兆しが見えず、第三波ともいわれている状況です。その中で、長期的に持続可能な営業活動をしていくためには、導入への手間が少なく、手軽な対策だけでは不十分な可能性があります。新しい働き方スタイルの導入や休憩時間をずらす対応など、コロナ以前ではイレギュラーだった対応についても再検討を実施。『Withコロナの企業仕組みづくり』が求められているかもしれません。
- 『プラスα対策実施企業は5〜6割程度。第三波とコロナ長期化に対抗して、万全な対策を』
“除菌タイム・担当を決め、社内除菌が徹底されるような仕組みづくりをしている”
コロナ対策グッズを取り扱う当社が、厚生労働省や東京都の公表している対策をもとに作成したプラスαコロナ対策。家族を含めたマスクの無料提供、除菌タイム・担当を設けた除菌の仕組みづくり。この2つの対策については、導入している企業が5〜6割程度という結果になりました。
このプラスαのコロナ対策チェック項目は、会社全体や周囲(家族)を巻き込んだ対策という条件のもと設定しま
また、今回アンケートを回答された方に話を伺うと、4月の緊急事態宣言時はやっていたけど、今は実施していないという対策も多く挙げられました。特にその声が多かったのが、マスク無料提供。4月ごろは、品薄状態により、社員もマスクが手に入らず困っていたので、無料提供を行っていた。しかし現在は、市場で購入できるため、無料提供は実施していない、という声が多くありました。コロナ第三波のこの時期に、社員の負担も考慮し、再検討していくことが企業姿勢として求められるかもしれません。
- コロナ対策グッズ専門サイト 「コロタツ」
アイグッズ コロナ対策グッズ 専門サイト
https://i-goods.co.jp/covid/
【企業情報】
社名:アイグッズ株式会社
代表者:三木 章平
設立:2016年1月20日
資本金:3,000万円
HP:www.i-goods.co.jp
本社住所:東京都港区三田1丁目1−15 Azabu 3F TEL. 03-6381-7477
事業内容:フルオーダーメイドのオリジナルグッズ、ノベルティのデザイン・製造・販売及び輸出入
【アイグッズとは】
海外生産のフルオーダーオリジナルグッズ、ノベルティの企画生産がコア事業。
SP会社・百貨店外商・アパレル・化粧品・コンサート業界を中心に様々なお客様からオリジナルグッズの製造を委託されてきた当社ですが、コロナウイルスの感染拡大に伴い、これまでに培った輸入・生産管理技術を活用し、2020年3月から業界に先駆けてマスク製造に着手。2020年4月よりコロナ対策グッズチームを正式に立ち上げ、フェイスシールド・夏マスク・アルコール・PVC手袋・特注スプレーボトル・飛沫防止パーテーション・子供用夏マスク・非接触型温度計・オートディスペンサースタンド・空スプレーボトル・秋マスク・タッチレスオートディスペンサー等の様々な感染防止グッズをOEM・ODMで生産中。
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