さくらねこ222,222頭 猫からの感謝状を宮崎市長らに贈呈!
-3月22日はさくらねこの日。「さくらねこ」から感謝の気持ちを込めて-
犬や猫の殺処分ゼロの実現を目指す公益財団法人どうぶつ基金(所在地:兵庫県芦屋市、理事長:佐上邦久)は、「にゃんにゃんにゃん」と2が3つ並ぶ“猫年”である2022年の「さくらねこの日(3月22日)」を記念し、過去1年間で最もTNR(飼い主のいない猫の無料不妊手術)に貢献した行政やボランティア、動物病院らに「さくらねこ」からの感謝状を贈呈しました。
協働ボランティア/行政枠部門
公益財団法人どうぶつ基金はこれまで、全国の動物病院やボランティア、行政と協働して飼い主のいない猫に不妊手術を行い、その繁殖を防止することで殺処分の減少を目指す「さくらねこTNR」に取り組んでまいりました。
さくらねこTNR(TNR先行型地域猫活動)とは
飼い主のいない猫に対し、TNR(Trap/捕獲し→Neuter/不妊去勢手術を行い、その目印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする→Return/元の場所に戻す)を実施することで繁殖を防止し、「地域猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関する苦情や殺処分の減少に寄与する活動です。
どうぶつ基金に登録したボランティアはチケットを申請することができ、全国に175件ある協力病院に猫とチケットを持ち込むことで、無料で不妊手術を受けさせることができます。
現在、359の行政、58の団体、1771名の個人ボランティアが登録しています。
※協力病院数、登録ボランティア数は2022年3月21日時点のものです。
2005年の事業開始当初は協力病院も協働するボランティアも少なく、出口のないトンネルをさまよっているようでしたが、地道に取り組むこと17年。ついに「さくらねこTNR」で誕生した「さくらねこ」が222,222頭に達します。
この成果を記念し、またこれまでどうぶつ基金とともに歩んでくれた方々への感謝の表明として、過去1年間で最も「さくらねこTNR」に貢献した動物病院とボランティアへ、3月22日のさくらねこの日に、さくらねこに代わって感謝状を贈呈しました。
【受賞者の決定方法】
対象期間:2021年1月~2021年12月
協力病院:上記期間内の施術件数により決定(TNR専門病院、一般病院の2部門)
ボランティア:上記期間内の使用済みチケット枚数により決定(行政枠、団体枠、一般枠の3部門)
【各部門受賞者】
- 協力病院/TNR専門病院部門 いながき動物病院(埼玉県)
- 協力病院/一般病院部門 おおにし動物病院(東京都)
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協働ボランティア/行政枠部門 宮崎市(宮崎県)
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協働ボランティア/団体枠部門 特定非営利活動法人 群馬わんにゃんネットワーク(群馬県)
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協働ボランティア/一般枠部門 古内 有子 様
3月17日、2021年にどうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術」を活用した手術数が全国最多だったとして、宮崎市に感謝状を贈呈しました。
宮崎市の清山市長は「助成をいただき、むしろ私たちが感謝しないと。地域のみなさんの地道な活動のおかげでもあり、大変ありがたい」と述べられました。
佐上理事長は「宮崎市には優れた獣医師がいるし、何よりもボランティアの質が高い。いずれは基金に頼らず、市独自に不妊手術をする仕組みを確立してほしい」と市長に要望しました。
宮崎県内では、日向市、日南市、国富町、美郷町、三股町、木城町、高千穂町もどうぶつ基金に登録。昨年実績では、日向市が全国6位、日南市が同10位。都城市も登録の準備を進めています。
協働ボランティア/行政枠部門 宮崎市
協力病院/TNR専門病院部門 いながき動物病院(埼玉県)
協力病院/一般病院部門 おおにし動物病院(東京都)
協働ボランティア/団体枠部門 特定非営利活動法人 群馬わんにゃんネットワーク(群馬県)
協働ボランティア/一般枠部門 古内 有子 様
公益財団法人どうぶつ基金は、これからも全国の協力病院やボランティアとともに「殺処分ゼロ」のゴールへ向けて前進してまいります。
産まれてすぐに殺される、そんな悲劇をゼロにするために…
「TNR地域集中プロジェクト2022」に向けて、また、全国から殺到する無料不妊手術の依頼や多頭飼育救済支援の依頼にお応えするため、どうぶつ基金では皆様からの温かいご支援をお待ちしております。
★さくらねこサポーターに参加してあなたの力を分けてください。
「さくらねこサポーター」は、毎月2,222円から継続的にさくらねこTNR無料不妊手術の取り組みを応援いただく仕組みです。
https://www.kifukara.jp/form/doubutukikin/monthly/
飼い主のいない猫すべてに不妊手術を施してこれ以上増えないようにする「さくらねこTNR」などの長期プログラムには、毎月の継続したご支援が欠かせません。また、多頭飼育崩壊への緊急対応など、いざというときにどうぶつ基金が迅速に活動できるのは、皆様より日ごろから継続的にいただくご支援があればこそです。あなたの毎月のご寄付であと一頭の命を救ってください。
https://www.kifukara.jp/form/doubutukikin/monthly/
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