緊急事態宣言、全面解除後の週末のお花見スポットの人流を位置情報ビッグデータから解析

~2021年3月27~28日の週末の人出は前週末に比べて3倍超となったスポットも〜

クロスロケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小尾一介)は、自社開発する位置情報ビッグデータ活用プラットフォーム「Location AI Platform™(LAP:ロケーションエーアイプラットフォーム)」を使用して緊急事態宣言、全面解除後の週末のお花見スポットの人流を調査し、その結果を発表しました。
また、3月23日に公表した「人流予測モデル」(α(アルファ)バージョン)による、各地お花見スポットの人出の予測の精度についても公表しました。
<調査1>3月27~28日の対先週末のお花見スポットの人流について

グラフ1 東京23区内の主なお花見スポットの3月27-28日の土日の来訪客は、前週20-21日に比べて170%と大幅に増加した。グラフ1 東京23区内の主なお花見スポットの3月27-28日の土日の来訪客は、前週20-21日に比べて170%と大幅に増加した。

 

 

 

 

グラフ2 東京23区以外の主なお花見スポットの3月27-28日の土日の来訪客は、前週20-21日に比べて259%と大幅に増加した。グラフ2 東京23区以外の主なお花見スポットの3月27-28日の土日の来訪客は、前週20-21日に比べて259%と大幅に増加した。


表1 2021年3月27-28日の人流の増加率
  3/27-28日の人流の増加率(3/20-21日比)
東京都上野公園 178%
 東京都隅田公園 153%
東京都日比谷公園 145%
東京都目黒川周辺 192%
東京都井の頭恩賜公園 191%
神奈川県立県立三ツ池公園 344%
千葉県千葉公園 273%
埼玉県大宮公園 348%

 


緊急事態宣言明けの首都圏のお花見スポットの人流
  • 前週末の人流と比べると、東京23区内のお花見スポットは145%(日比谷公園)~192%(目黒川周辺)の人出。
  • 前週末の人流と比べると、東京23区以外の首都圏郊外のお花見スポットは191%(井の頭恩賜公園)~344%(神奈川県立三ッ池公園)の人出。
  • 特に、神奈川県三ッ池公園と埼玉県大宮公園は340%超、千葉公園も273%と大幅に人出が増えた。
  • →前週末との比較では、郊外のお花見スポットに人流が集中した。

<調査2>2021年の首都圏のお花見スポットの人流予測と結果について
表2 花見客の減少率推移(2019年を100%とする)
   

2019年

 
2020年 2021年(結果) 2021年(予測) 2021年(結果ー予測の差分)
上野公園 100% ▲48% ▲80% ▲64% -16ポイント
隅田公園 100% ▲39% ▲65% ▲72% +7ポイント
目黒川周辺 100% ▲50% ▲48% ▲63% +15ポイント
井の頭恩賜公園 100% ▲11% ▲63% ▲66% ポイント
(神奈川県立県立三ツ池公園) 100% ▲38% ▲54% なし +3ポイント
千葉公園 100% ▲42% ▲54% ▲45% -9ポイント
大宮公園 100% ▲54% ▲72% ▲64% -8ポイント
2019年のお花見のピーク時の訪問者を100%とすると、2021年の減少率はマイナス48~80%(▲はマイナス)


お花見スポットの人流予測と結果
  • 2021年3月23日に発表した予測と、結果の差異は-16~+15ポイント。
  • 2021年の目黒川周辺の人流は2020年と比べて大きな減少はなく、予測ほどではなかった。
  • 一方で、上野公園の人流は2020年に比べて大幅に減少し、予測を上回る減少幅となった。
  • 上記2か所以外は予測値と結果の差異は一桁台で収まった。

◼︎ 調査概要
Location Engine™の「人流予測モデル」αバージョンを使用して調査を実施。お花見スポットの2019年、2020年3月~4月のピークの土日の人出と、2021年3月27日(土)~28日(日)の予測値を比較、(https://www.x-locations.com/news/pr20210323/)その後、結果を計測。

◼︎ Location Engine™の「人流予測モデル」とは
任意の地点・エリアの訪問者数・人流変化を予測することができます。

特徴
  1. 1週間先までの人流変化・来訪者数を予測。
  2. 気象情報、新型コロナウイルスによる影響、他への訪問情報、曜日など人流に変化を与える複数の要因を考慮したAI解析(その他の要因を追加することも可能)。
  3. 人々のライフスタイルごとの行動傾向を考慮した未来の人流予測。
  4. 特定の任意の場所だけでなく、業界ごとの予測も可能。
今後、クロスロケーションズでは本「人流予測モデル」の研究・開発を進めると共に、位置情報ビッグデータ分析から分かる様々な人の動態の予測結果を調査報告として発表していきます。
また、従来より取り組んできた位置情報ビッグデータの分析・視覚化に加え、AIによる予測技術を発展させると共に人流データとその他のあらゆるビッグデータを連携し、ビジネス分野ではオルタナティブデータやマーケティング・ミックス・モデリングとしての活用、公共の分野では防災やスマートシティなど人々に役立つ情報の提供を行えるよう取り組んでまいります。

参考
  • 2020年4月7日 緊急事態宣言(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県及び福岡県の7都府県)
  • 2020年4月16日 緊急事態宣言区域変更(対象地域を全国に拡大)
  • 2020年5月14日 区域変更(北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、京都府、大阪府及び兵庫県の8都道府県のみ)
  • 2020年5月21日 区域変更(北海道、埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県の5都道府県のみ)
  • 2020年5月25日 緊急事態終了宣言
  • 2021年1月8日 緊急事態終了宣言(栃木県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、京都府、 大阪府、兵庫県及び福岡県の11都府県)
  • 2021年2月8日 区域変更(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、京都府、 大阪府、兵庫県及び福岡県の10都府県)
  • 2021年3月8日 区域変更(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の4都府県)
  • 2021年3月22日 緊急事態終了宣言

◼︎ Location Engine™とLocation AI Platform™ とは 
Location Engine™ は、クロスロケーションズが独自に開発している、匿名位置情報ビッグデータと大量のPOI情報を結びつけてAIにより様々な解析を行うシステムです。Location Engine™をクラウド経由で利用して分析実行・視覚化・データ活用を行うLocatin AI Platform™の基盤システムです。
Location AI Platform™は販売促進・マーケティング・需要予測などで活用できるプラットフォーム製品で、流通・小売、外食、不動産、金融などの様々な業種・業界を代表する企業で活用されています。

 



◼︎ クロスロケーションズ株式会社について
 「多種多様な位置情報や空間情報を意味のある形で結合・解析・視覚化し、誰でも活用できるようにすること」をミッションとしています。位置情報ビッグデータをAIが解析・視覚化する独自技術である「Location Engine™️」の開発と、それをビジネスに生かすプラットフォームである「 Location AI Platform™ 」の開発・提供により、”ロケーションテック”を推進しています。

代表者:代表取締役 小尾一介
所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-2-9 小林ビル6F
事業内容:位置情報ビッグデータ解析エンジン「 Location Engine™ 」の開発と、
ビジネス活用クラウド型プラットフォーム 「Location AI Platform™」 の開発・提供
URL:https://www.x-locations.com/

 

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