「ウッドデザイン賞2023」奨励賞(審査委員長賞)を受賞 ~上智大学四谷キャンパス15号館~
●授賞式の様子
(ご参考)ウッドデザイン賞受賞(10月)
https://sfc.jp/information/news/pdf/2023-10-20-02.pdf
奨励賞受賞(建築・空間分野 / ハートフルデザイン部門)
上智大学四谷キャンパス 15 号館 / 住友林業株式会社・学校法人上智学院
「上智大学四谷キャンパス 15号館」は住友林業が設計・施工した木造3階建ての耐火構造で、社会人教育や地域交流拠点として活用する施設。
構造躯体の CO2 排出量(建築時)は 152 トンで、鉄筋コンクリート造や鉄骨造で建築した同様の施設と比較し、構造躯体の資材製造時の CO2 排出量をそれぞれ 15%、20%削減。構造躯体と外装の木材使用量は 123.67m3で、炭素固定量は約91 トン(CO2 ベース)。40 年生スギ約300本の炭素固定量に相当。
多摩産スギを異なる太さの木材をクロスに組み合わせた格子状のデザインで、上智大学の建学の理念である
「多様性」「対話」「他者との交 流」「真理」「伝統」を表現。当施設は RC ビルに囲まれた都市部において、地域産材を活かしたサステナブルなランドマークとして「街を森にかえる」につながり、SDGs の達成、脱炭素社会の実現に貢献。
◎講評コメント
都市の中で森をほうふつとさせる外観が直感的に環境保全や森林資源の循環を伝えるアイコンとなる。空間内にも随所に木を感じられる設えがあり、心地よい。
(ご参考)本建物は当社CMでも紹介しています。
*Good Neighbor Wood 森と人は、良き隣人になろう。「木造建築篇」
テレビCM動画:https://www.youtube.com/watch?v=Dt_dYuJJCSY
特設サイト:https://sfc.jp/corporate/ad/goodneighborwood/
住友林業グループは森林経営から木材建材の製造・流通、戸建住宅・中大規模木造建築の請負や不動産開発、木質バイオマス発電まで「木」を軸とした事業をグローバルに展開しています。2030年までの長期ビジョン「Mission TREEING 2030」では住友林業のバリューチェーン「ウッドサイクル」を回すことで、森林のCO2吸収量を増やし、木造建築の普及で炭素を長期にわたり固定し、自社のみならず社会全体の脱炭素に貢献することを目指しています。世界の脱炭素シフトへのパートナーとして当社グループ独自の「ウッドソリューション」を提供し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
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