【事例公開】エレクター、再加熱ワゴン「マルチサーブ」を導入した医療法人慈風会の「あつち葛飾クリニック」の使用事例を公開

エレクター株式会社（本社：東京都目黒区、代表取締役社長：柳屋司）は、WEBサイトにて再加熱ワゴン「マルチサーブ」の納入事例を公開しました。

エレクター株式会社

2024年11月15日 09時30分

「あつち葛飾クリニック」では、高齢者に温かく栄養価の高い食事を提供するために、関連法人のセントラルキッチンで調理した食材を施設内で再加熱し、できたての状態で配膳する方法を検討していました。

当初、スチームコンベクションオーブンと常温配膳車を使用する予定でしたが、「マルチサーブ」による再加熱と配膳の一体化の利便性に魅力を感じ、「マルチサーブ」の導入が決定しました。

マルチサーブ活用事例 ≪あつち葛飾クリニック（通所リハビリテーションらく歩）≫

記事の全文をエレクターWEBサイトで紹介しております。

https://www.erecta.co.jp/media/case/atsuchi_katsushika_clinic

導入のポイント

「あつち葛飾クリニック」施設長の深川様は、「マルチサーブ」の設置場所を選ばない機動力と、給排水・換気設備不要というシンプルな導入条件が大きな魅力であったと述べています。

キャスター付きで移動が容易なため、厨房で再加熱した食事をそのまま食堂に運び、対面で盛り付け提供が可能です。利用者と近い距離で食事を提供することで、家庭的な温かみを感じられるサービスが実現しました。

コストダウンと業務効率の向上

通常、施設内での調理には専属の調理スタッフが必要ですが、「マルチサーブ」のシンプルな操作で介護スタッフが兼任できるため、専属人員の採用が不要に。また、調理を兼任することで業務の効率化が図れ、ひと月の配送費を含めてもコストダウンに貢献しています。

セントラルキッチンで調理・加工した食材を前日に盛り付け・冷蔵して、当日の朝に再加熱します

深川様は「再加熱と盛り付けの自動化で、より効率的に、温かくおいしい食事を提供できるようになりました。家庭料理のようなぬくもりのある食事を通して、利用者様に心の満足度も提供できることは、施設運営の大きな利点です」と語っています。

再加熱ワゴン「マルチサーブ」

病院・高齢者福祉施設の食事提供現場では、人手不足を解決するためクックチルやニュークックチルの導入が急速に進んでいます。クックチルやニュークックチルは、食事提供の安全性を高めながら、料理の質を均一化。早朝出勤の緩和など、働くスタッフの業務が効率化されました。

一方食事提供では、トレイにあらかじめセットされた食事を提供するので味気ないという印象もあり、サービスの向上に繋がりにくい現状がありました。

再加熱ワゴン「マルチサーブ」は、再加熱した食事を対面で盛り付けて提供可能。対面での提供には会話が生まれます。会話が生まれることにより、食事をより一層楽しんでいただけるようになります。

今まで相反していた「業務の効率化」と「サービスの向上」の両立が図れるようになりました。

マルチサーブの特長

●クックチル・ニュークックチル食品および、完調品（完全調理済み食品）の保冷から自動再加熱が可能。

●ワゴンにある盛り付け台を利用し、対面で盛り付けることによりサービスの向上が図れます。

●Φ160mmの大型キャスターにより、移動が簡単に行えます。厨房で再加熱後、食堂に移動しての食事提供が可能です。

●キャビネットタイプと異なり、給排水設備が不要で簡単に導入できます。排気設備も不要なので設置場所を選びません。