「世界の現状から『平和を考える』~難民キャンプで授業を行う~」
千葉・流山市で人権ユニバーサル事業講演会開催。難民キャンプや紛争地の“いま”から、私たちの暮らしの人権を見つめ直す2時間
特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト(代表:中村雄一/千葉県松戸市)は、NPO法人 人権ネットワークPEACE21が主催する「令和7年度千葉県人権ユニバーサル事業」講演会において、代表・中村雄一が講師として登壇いたします。
本講演会は、世界10カ国の紛争地・難民キャンプで教育支援を続けてきた現場の視点から、「平和」と「人権」を自分ごととして考える機会として開催されるものです。

◆講演会のねらい
本講演会のテーマは「世界の現状から『平和を考える』~難民キャンプで授業を行う~」。
内戦や紛争、自然災害などにより、世界には「学校に通いたくても通えない」子どもたちが数多くいます。中村は南スーダンの難民居住区、コンゴ民主共和国の少年兵更生施設、シリアやルワンダのジェノサイドサバイバーの村などで、長年にわたり授業や食糧支援、職業訓練を行ってきました。
講演では、
・テントと木の下の「教室」で行う授業の様子
・鉛筆1本、ノート1冊が子どもの未来を変えていく瞬間
・「戦争が当たり前」の日常から、「平和をつくる側」に立とうとする若者たちの姿
などを、写真や動画を交えて紹介します。
同時に、日本の教室で行っている「世界とつながる学びプロジェクト」の事例も取り上げ、
「遠くの国の出来事」と思われがちな戦争や人権侵害が、実は私たちの暮らしや選択とつながっていること、そして一人ひとりの行動が確かに世界を変えていくことを、わかりやすくお伝えします。


◆主催:NPO法人 人権ネットワークPEACE21 について
NPO法人 人権ネットワークPEACE21は、千葉県を中心に、人権尊重の理念や平和の大切さを次世代につなぐ活動を続けている市民団体です。
千葉県人権ユニバーサル事業の一環として、講演会や学習会、映画上映会などを企画し、「誰一人取り残さない社会」をテーマに、子どもから大人まで幅広い層に学びの場を提供してきました。
今回の講演会は、難民キャンプなど“いま起きている現実”を出発点に、地域で暮らす私たちがどのように人権を守り合い、平和をつくっていくのかを共に考える場として企画されたものです。要約筆記・手話通訳にも対応し、より多くの方が参加できるユニバーサルな学びの場を目指しています。
◆講師・中村雄一となかよし学園プロジェクト
中村雄一は、不登校やいじめに苦しむ生徒の「駆け込み寺」として通信制高校の教員を務めたのち、「チョーク1本で世界を平和に」を掲げて、なかよし学園プロジェクトを立ち上げました。
現在はコンゴ民主共和国・南スーダン・ルワンダ・シリア・カンボジア・東ティモールなど10カ国以上で、少年兵の社会復帰支援、難民キャンプでの授業、地雷被害者のスポーツ支援、災害地での防災教育などを展開。2023年には英国ウィンザー城で、2024年には国連経済社会理事会やユネスコ関連会合で、教育と平和づくりの実践を報告しました。
日本国内では、全国50校を超える小・中・高校、特別支援学校、フリースクールと連携し、「世界とつながる学びプロジェクト」を推進。子どもたちが自分たちの授業や探究で作った教材や作品を、実際に世界の教室で“使う”ところまでつなげる往還型モデル(CoRe Loop)を構築し、「願う平和から行動する平和へ」の一歩を後押ししています。


◆こんな方におすすめです
・人権教育、平和学習の新しい切り口を探している教職員・教育委員会ご担当者
・SDGsや国際理解教育を、子どもたちの行動につなげたいと考えている方
・ニュースで見る戦争や難民問題を、自分ごととして理解したい中高生・大学生・一般の方
・将来、国際協力や教育に関わる仕事を目指している方
・地域から「誰一人取り残さない社会」をつくるヒントを得たい方
入場無料で、どなたでもご参加いただけます。
◆開催概要
講演会名:世界の現状から「平和を考える」~難民キャンプで授業を行う~
日 時:令和7年12月16日(火)
開場 17:00/開演 18:00/終演 20:00(予定)
会 場:スターツおおたかの森ホール
(つくばエクスプレス・東武アーバンパークライン「流山おおたかの森」駅 北口徒歩1分)
定 員:先着400名
参 加 費:無料
申込方法:
案内チラシ裏面の申込用紙に必要事項(住所・氏名・電話番号・要約筆記/手話通訳の希望など)をご記入のうえ、
主催団体PEACE21事務局あてに、郵送またはFAXでお申し込みください。
※PEACE21のウェブサイトからもお申し込みが可能です。
主 催:NPO法人 人権ネットワークPEACE21、千葉県
後 援:流山市(予定を含む)
◆代表メッセージ
「世界のどこかで起きていることは、私たちの暮らしと必ずつながっています。
ニュースの向こう側にいる“誰か”を、一人の友達として想像できたとき、
人権も平和も、ただの言葉ではなく“自分の行動”として動き出します。
流山の会場で、皆さんと一緒にその一歩を考えられたら嬉しいです。」
── なかよし学園プロジェクト代表 中村雄一
◆お問い合わせ先
問合せ先:NPO法人 人権ネットワークPEACE21 事務局
電 話:04-7166-2625(平日9:00~17:00)
※本リリースに関する、なかよし学園プロジェクトへの取材・コメントのご依頼は、
なかよし学園プロジェクト事務局(メール:nakayoshigakuen.office@gmail.com)までご連絡ください。
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