2月の主要行住宅ローン金利は10年固定と長期固定で下落。特に10年固定は競争激化による金利低下が鮮明に。
フィンテックを活用した住宅ローンファイナンスサービスを提供する株式会社MFS(東京都新宿区、代表取締役CEO:中山田 明、以下MFS)は、2月の主要銀行の住宅ローン金利をまとめましたのでお伝え致します。
- ハイライト
・ 10年固定は競争激化に伴い、45bps引き下げる銀行も
・ 長期固定は5bpsの下落
【変動金利】:国債の短期金利に動きがないため、住宅ローン変動金利も変化はありません。
【10年固定金利】: 10年スワップレートの下落に伴い、一部の銀行は前月より5~10bpsほど下落しています。三菱東京UFJ銀行は大幅に金利を引き下げ、前月の0.95%から0.5%になりました。これは当初金利の最低水準であり、三井住友信託・りそな・じぶんと同じ水準です。借り換え需要一服による競争激化が要因と見られ、今後の金利引き下げ競争は変動金利市場から10年固定市場に移行すると想定されます。
【全期間固定金利】:全期間固定(下記グラフは30年全期間固定とフラットで作成)は概ね5bpsほど下落しております。
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