KIIの大学VC初のインパクトファンド「KII3号インパクトファンド」がかんぽ生命のインパクト“K”プロジェクト認証を獲得
認証によるインパクト創出の質と透明性の確保によりインパクト志向を加速
かんぽ生命『インパクト“K”プロジェクト』とは、インパクト志向の投融資を拡大するため立ち上げられたかんぽ生命独自のインパクト投資フレームワーク(社内認証制度)です。「K」には、「かんぽ」「絆」「共創」「健康」「協力」「希望」などの意味が込められており、要件を満たしたインパクト投資案件について、『インパクト“K”プロジェクト』案件として認証、管理されています。
『インパクト“K”プロジェクト』認証は、形式的なKPI設定やIMM(インパクトの計測・管理)の実施に留まることなく、認識している社会課題、セオリー・オブ・チェンジ、ロジックモデル、KPIなどが一貫していることが重視され、認証プロセスを経ることでインパクト創出の質及び透明性が確保されます。かんぽ生命では、インパクト投資に関する様々な基準や考え方を包摂した認証要件を整備することで、厳選した案件のみを認証するプロセスを確立しています。
この認証を受け、KIIは今後もインパクトグローバルスタンダードに準拠してインパクト測定及びマネジメント(IMM)に誠実に取り組み、セオリーオブチェンジ(ToC)やロジックモデル、インパクトの5つの基本要素、インパクトKPIの設定を投資先スタートアップと共に策定し、さらなるインパクト志向を加速させてまいります。
<かんぽ生命のサステナビリティ>
https://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/sustainability/
<ESG投資の手法・投資事例(インパクト“K”プロジェクト掲載ページ)>
https://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/sustainability/esg/initiatives_achievements.html
また、この度の認証を受けた「KII3号インパクトファンド」から第一号投資案件として、小型衛星活用により宇宙利用を促進し、社会経済システムの変革や地球環境保護に貢献が期待できる株式会社アクセルスペースホールディングスに出資をし*、グローバルスタンダードに準拠したインパクト測定及びマネジメント(IMM)の支援を行います。
*2023年12月21日 KIIが小型衛星のパイオニアであるアクセルスペースホールディングスに出資
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000018580.html
慶應イノベーション・イニシアティブ(KII) プリンシパル(インパクト志向担当)宜保 友理子 コメント
この度の認証について大変嬉しく思います。この認証は、私たちKIIにとって、インパクト志向の決意を新たにし、グローバルスタンダードに則って策定したセオリーオブチェンジ(ToC)をもとに、「すべての人が、健康で、幸福な人生を達成できる社会(生涯現役社会)の実現」という究極成果の実現を目指して、財務的リターンの最大化とインパクトの創出に取り組んでまいります。
◆慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)について
KIIは、2015年12月に、主に慶應義塾大学の研究成果を活用したスタートアップを支援するため創設されました。また、2020年1月からは、「その研究が、その発明が、そのイノベーションが、社会を変えるまで。」をミッションに、シード・アーリーステージからのリード投資を中心とした、デジタル・テクノロジーによる社会の革新や、医療・健康などの課題解決に取組むすべてのアカデミア発スタートアップに対して、研究の社会実装と社会課題の解決を支援してきました。
2023年10月には、大学VC初のインパクトファンド「KII3号インパクトファンド」を設立し、「すべての人が、健康で、幸福な人生を達成出来る社会(生涯現役社会)の実現」を目指すと同時に、アカデミア発スタートアップにインパクト投資を行うことにより、金銭的なリターンと並行して、ポジティブで測定可能な社会的・環境的インパクトの創出を目指します。
<KIIの概要>
商号 :株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(Keio Innovation Initiative, Inc.)
事業内容:大学発技術系ベンチャー企業の育成、ベンチャーキャピタルファンドの運営
資本金等:1億円(資本準備金5000万円を含む)
代表者 :代表取締役社長 山岸広太郎
URL :https://www.keio-innovation.co.jp
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