分析AI「YOSHINA」、結果をカスタマイズできる新機能提供開始
~人に依存する手法からAIと人で共働する手法へ~
分析結果を活用するための導線をアップデート
従来のテキストマイニングにおいて主となるキーワードによる分類では、事前に人が想定したキーワードを設定する、という「人に依存する手法」が主流でした。そのため、業務の知識や分析の経験が必要になり、分析活動が十分に推進できないという課題がありました。
弊社のAI分析ツール「YOSHINA」ではその課題を解決するために、教師なしと教師ありというAIによる手法を搭載し、人が事前準備せずともAIがデータを自動的に似た話題に分ける、その結果を教師データとして教師ありモデルを作成し、新たなデータが発生した際に人が指定する分類に分ける、という仕組みを提供していました。
しかし、教師なし手法では機械観点での分類は業務上の分類と異なる分け方になるケースもあり、人が理解しにくいという課題や、また教師あり手法では教師データの生成に多くの工数をかけないといけないという課題があり、まず仕分ける、というステップをスムーズに進められないケースも存在していました。
今回、分析AIツール「YOSHINA」では現存する双方の課題を解決するために「カスタマイズ分析」という機能を搭載しました。
これにより、機械が自動で分けた分類結果に人の意思を加えることができ、さらにはそのまま教師あり学習の教師データとして活用できる仕組みを実現しました。
■新機能:カスタマイズ分析
この機能では、作られた分析結果をカスタマイズすることができます。
AIによる分類結果をそのまま採用することも、一部の単語のみを採用し、新たな分類項目を作ることも可能です。また一部関係のない情報が混ざっていた際は単語・文章単位で除外することができます。
■カスタマイズイメージ
■機能画面
仕分けられた分類単位
単語単位
文書単位
分析AIツール「YOSHINA」を提供する理由
我々は、分析をする上で、もっともらしいカテゴリに分ける、ということが重要な要素と考えています。母集団が正しくなければそこから見つかる事象は正しくとも、件数が正しく把握できなかったり、事象の漏れが発生したりするためです。
「事実を正しく把握する」、そこからが分析のスタートであり、最適な施策改善に繋がるための大事な1歩と考えています。今回のアップデートを、そのための大きな一手と位置付けております。
また、企業や自治体が、これまでは扱いにくかったテキストという情報を簡易に活用できるように、追加機能改善のみならず、ChatGPTなどを活用した新たな技術の導入も進めています。レトリバでは新しい技術に挑戦し、人の創造的な仕事を支援することを重要視しています。
YOSHINAでは、お問合せやアンケートなどのテキスト分析をより効率的に行い、消費者・利用者が便利なサービスを選べるように、従業員・職員が働きやすい組織になるための改善につながる未来のための仕組み作りへの努力を惜しまない所存です。
これからもリリース当初から大事にしている「毎月アップデート」というコンセプトを掲げ続け、「YOSHINA」を活用してくださる皆様を全力でサポートしていきます。
「YOSHINA」について
導入実績100社を超え、前年対比255%で成長中の分析AIツールです。日々の業務が忙しい方でも、テキストデータをアップロードするだけで迷わず簡単に価値あるデータを抽出できます。自社サービスの改善や新サービスの開発にむけて、顧客の声や社内の声、セールストークなどの分析業務とそのための仕組みづくりをサポートします。
価格:ライトプラン月/15万円~、スタンダード プラン 月/30万円~、初期費用0円
オプション機能:音声テキスト化、分析支援、オンプレミス(検証用PC貸与)
お気軽にお問い合わせください。
https://yoshina.retrieva.jp/
株式会社レトリバについて
私たちは「ことばを、知識に。」をビジョンに、自然言語処理、機械学習、深層学習をコアテクノロジーとした検索・分類・抽出を行うソリューションを提供しております。
所在地:東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル32階
代表者:代表取締役CEO 田口琢也
資本金:209,943,750円
事業内容:自然言語処理及び機械学習を用いたソフトウェアの研究・開発・販売・導入およびサポート
https://retrieva.jp
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