「ベジポイント」は23.1%改善、一人ひとりが健康マネジメントに取り組む企業風土へ。コスメディ製薬、従業員の「健康データ」を公表して健康経営を加速

コスメディ製薬株式会社(本社:京都市、代表取締役社長:権 英淑)は、2025年10月9日(木)に「Annual Health & Well-being Report 2025」を発行、当社の健康経営の取り組みを公表しましたのでお知らせします。
>コスメディ製薬「Annual Health & Well-being Report 2025」
従業員一人ひとりが健康であることは、当社がTTS(経皮吸収治療)技術で社会課題解決に取り組むための不可欠な経営基盤であるとともに、従業員自らが主体的に健康マネジメントに取り組むことも重要です。「Annual Health & Well-being Report 2025」の発行により、社内外に当社従業員の健康リスク課題を共有、明確な目標と施策を可視化することで、健康経営への取り組みを加速します。
公表した従業員の「健康データ」
「Annual Health & Well-being Report 2025」では、2022年から2024年の健康診断結果による従業員の「健康データ」をもとに、血糖・睡眠・喫煙・肝機能などの健康リスクと課題を抽出、短期・中期・長期の目標と今後の取り組みなどについて公表しました。
(1)血糖リスク(糖尿病リスク)
全国平均を下回るものの、前年度(2023年)より1.3ポイント上昇。
現状:2024年 14.9%
KPI:2025年 13.9%以下、2026年 13%以下
施策:食事改善支援、ヘルスリテラシー研修

(2)睡眠不足
前年度(2023年)より10.9ポイント悪化、全国平均を下回る。
現状:2024年「睡眠で休養が十分な」割合 53.9%
KPI:2025年 59%以上、2026年 62%以上
施策:睡眠の質向上に関する研修、アプリによるセルフモニタリング支援

(3)喫煙率
依然として横ばい傾向。継続的な禁煙啓発の取り組みにより、わずかに減少傾向へ。
現状:2024年 20.6%
KPI:2025年 20%以下、2026年 19%以下
施策:喫煙の健康リスクに関する研修、禁煙者インタビューの社内共有

(4)肝機能リスク
全国平均を下回るも、前年度(2023年)より1.9ポイント増加。
現状:2024年 31.4%
KPI:2025年 30%以下、2026年 28%以下
施策:「休肝日チャレンジ」、節酒・禁酒研修

「健康測定イベント」の継続実施を並行
コスメディ製薬は「Annual Health & Well-being Report 2025」での「健康データ」の公表と並行して、従業員が健康マネジメントへの意識を継続するための「健康測定イベント」を定期的に開催しています。
2025年度は血管年齢測定、野菜摂取量測定、骨密度測定、ストレス測定マインドビューアーを実施。多くの従業員が参加し、従業員同士のコミュニケーションを楽しみながら、自身の測定結果を振り返り、食生活改善などの健康マネジメントを実行しています。野菜摂取量測定の「ベジポイント」では、前年度と比較して従業員全体の23.1%が改善した結果が出ました。



●昨年より1.6ポイントアップ。血糖値の上昇をゆるやかにするため「ベジファースト、食事では野菜を先に食べること」を意識しました。(50代前半:女性)
●昨年より約2ポイントアップ。毎日の夕飯に野菜を1品追加することを意識しました。(30代前半:男性)
●もともと野菜好きな家庭だが、朝食にも野菜を追加することで昨年より1.7ポイントアップ。(40代前半:女性)
今後の展望
「2025年問題」をTTS(経皮吸収治療)技術で解決する企業として、健康経営を加速
2025年、日本は超高齢化社会に突入しました。いわゆる「2025年問題」として、医療・介護の体制維持が困難になることが懸念されており、医療現場では在宅医療、遠隔診療、セルフケアなどの需要がさらに高まると考えられています。
この社会課題を解決し、安心安全な医療ケアを実現するのが、マイクロニードルを中心とした、私たちのTTS(経皮吸収治療)技術です。当社は「Innovation for Friendly medical care」をサステナビリティ方針に掲げ、私たちの技術開発で世界中の人々が医療のやさしさをまとえる社会の実現をめざしています。
>コスメディ製薬 サステナビリティ方針 中核戦略「未来を創る技術開発」

2024年より私たちが研究開発をスタートした「マイクロニードルパッチ型センサー」は、血糖測定器のセンサー部分にマイクロニードルを応用する生体バイオセンサーです。低侵襲で、リアルタイムかつ持続的に生体情報を取得できる「マイクロニードルパッチ型センサー」のテクノロジーは、増加する糖尿病患者の遠隔診療に大きく貢献することが可能です。
コスメディ製薬はTTS(経皮吸収治療)技術により、健康マネジメントの進化をめざす企業として、従業員自らが主体的に「健康マネジメントへの意識づけ」を行う風土を創り、心身ともに健康なチームとして社会課題の解決に挑みます。
従業員の心身の健康を維持するとともに、自ら健康マネジメントを実践できるチームへ。
コスメディ製薬株式会社 代表取締役社長 権 英淑(けん えいしゅく)コメント
コスメディ製薬は、私たちの技術開発で医療課題を解決、健康社会の実現をめざしています。そのために、従業員の健康を心身共に維持することは、経営の最重点事項であるとともに、従業員一人ひとりが自身の健康維持に対する意識を持ち、超高齢化社会における課題に主体的に取り組むことも重要だと考えています。
私たちの健康経営の歩みはスタートしたばかりですが、その成果は確実に見え始めています。「Annual Health & Well-being Report 2025」の発行を一つのステップとして、今後も従業員と経営陣が対話を積み重ね、継続的な取り組みの実践を通じて、従業員一人ひとりの健康増進を実現します。

コスメディ製薬について
TTS(経皮吸収治療)に特化した研究開発を行う、京都薬科大学発ベンチャー企業です。
コア技術として確立した「マイクロニードル」「貼付剤」を強みに、医療・医薬、美容・健康領域で事業を展開。伝統と革新が共存する京都で、独創的なものづくりに取り組み、お客さまの想像を超える製品・サービスを提供しています。
会社概要
社名:コスメディ製薬株式会社
本社所在地:
〒601-8438 京都市南区西九条東比永城町75 GRAND KYOTO 3F
代表者:代表取締役社長 権 英淑
設立:2001年5月30日
コーポレートサイト:https://cosmed-pharm.co.jp

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