テュフ ラインランド、湾岸協力会議標準化機構よりタイと日本でのノーティファイドボディとして認定
~中東市場への参入を強力にサポートします~
テュフ ラインランドは、このたび湾岸協力会議標準化機構(GSO)より、タイと日本におけるノーティファイドボディとして認定されました。これは、タイと日本では、初めてとなります。テュフ ラインランド 香港は、2015年6月に、アジア太平洋地域で初めてGSOのノーティファイドボディとして電気製品・玩具の技術サービスの提供を開始しましたが、テュフ ラインランド タイとテュフ ラインランド ジャパンの認定は、これに続くものです。テュフ ラインランド 韓国も、今回新たにGSOからノーティファイドボディとしての認定を受けています。
「ノーティファイドボディ」とは、GSOが有能かつ公正と認める独立した適合性評価機関を指します。湾岸協力会議市場への参入を意図する製品の技術的評価と行政手続に対する責任を負っています。
テュフ ラインランドのノーティファイドボディは、グローバルな試験所ネットワークとともに、製品に「Gマーク」認証を付与する権限を有しています。Gマークは、湾岸協力会議(GCC)市場に参入する各種製品が取得を義務付けられている認証マークです。
ノーティファイドボディは、低電圧の冷蔵庫やエアコンなどの家庭用電化製品の認証を行うことができます。アジア太平洋地域のメーカーが、サウジアラビア、カタール、クウェート、オマーン、バーレーン、アラブ首長国連邦という6ヵ国の豊かなGCC諸国に市場参入するためのサポートをします。イエメンを含むGSO加盟諸国は、総人口およそ8千万人、推定GDPは3兆2千億米ドルに達する市場です。
「これらの製品に関するGSO規格はEU規則に厳格に準拠しているとはいえ、各製品の詳細については細心の注意を要する相違点や規制上の枠組みがあります。テュフ ラインランドは、正式な認定を受けたノーティファイドボディとしてお客様をサポートし、湾岸地域への参入を成功させるために必要な試験と手続を行います」とテュフ ラインランド アジア太平洋、インド、中近東、アフリカ地域、エグゼクティブ バイスプレジデントのアンドレアス・レオ・ヘーファーは述べます。
ヘーファーは次のように続けます。「テュフ ラインランドは第三者試験・検査・認証機関として、湾岸地域全体の諸規制について深い専門知識を有しています。テュフ ラインランドの事業所・試験所のネットワークはすべてのGCC諸国に対応しており、サウジアラビア、クウェート、カタールにおいては各国の輸入規制に関する検査機関としての認定を受けています。さらに、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、照明機器に関するエネルギー効率ラベル表示制度における試験機関としても認定されています」。
GCC諸国市場において、製品の販売許可を得るには、GSO技術規則に定められた必須の要求事項を満たさなければなりません。これらの規則は、身体の負傷、高温、感電、火災、放射線等の潜在的危険から消費者を保護するためのものです。
「メーカーは、テュフ ラインランドのようなノーティファイドボディを利用することで、時間と費用を大幅に節約することが可能です。テュフ ラインランドは、お客様の身近な場所に試験所を有し、数十年もの経験から、GCC市場に迅速に参入するための承認要件について熟知しています。必要な試験の実施を許可されているのは、GSOが認定したノーティファイドボディとその関係試験所だけです」とテュフ ラインランド グループ製品部門最高責任者のホルガー・クンツは述べます。
テュフ ラインランドは、140年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関です。グループの従業員数は全世界で19,700人、年間売上高は19億ユーロにのぼります。第三者検査のエキスパートとして、人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えています。産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートしています。また幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施しています。こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられています。テュフ ラインランドは、2006年より国連グローバル・コンパクトのメンバーとして活動しています。ウェブサイト: www.jpn.tuv.com
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