テイクアウト等、7割近く「今後も継続」営業再開後も新規顧客開拓、店内飲食以外の収益源に活路
ーVSコロナ時代の飲食業界ニューノーマル意識調査ー
飲食店に予約・顧客管理システムの開発・提供等を行う株式会社TableCheck(本社:東京都中央区、代表取締役社長:谷口優、以下、テーブルチェック)は、20~50代の飲食店に勤務する全国の男女317名を対象に、「VSコロナ時代の飲食業界ニューノーマル意識調査」を実施しましたので、調査結果をお知らせいたします。
■VSコロナ時代の飲食業界ニューノーマル
4月16日、全国対象となる緊急事態宣言が発令されて以来、飲食店の来店件数は、過去類を見ないほど激減。このコロナ禍を乗り切るために、飲食業界では、テイクアウトをはじめとしたさまざまな新たな取り組みがなされ、業界全体を少しずつ進化させはじめている。VSコロナ時代の「飲食業界ニューノーマル」とは?その現在とこれからを、全国の飲食店勤務者にきいた。
■調査概要
調査名:VSコロナ時代の飲食業界ニューノーマル意識調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年6月15~16日
調査対象:飲食店に勤務する全国の20~50代の男女317名
※本リリースに関する内容をご掲載の際は、必ず「テーブルチェック調べ」と明記してください。
■サマリー
- 半数が営業時間短縮、3/4が稼働席数減。9割以上が営業するも、店内飲食のみの経営、限界浮き彫り
- 9割以上、前年同期比売上「減った」と回答。「激減」は半数超、コロナによるダメージ甚大
- 営業自粛中に新たにはじめたサービス、トップは「テイクアウト」。7割近くが「継続予定」と回答、新規顧客層開拓などにメリット
- テイクアウト注文数、底堅い動き。緊急事態宣言解除後も、消費者ニーズ継続
VSコロナ時代の飲食業界ニューノーマル意識調査結果詳細
- 半数が営業時間短縮、3/4が稼働席数減。9割が営業するも、店内飲食のみ経営、限界浮き彫りに
- 9割以上、前年同期比売上「減った」と回答。「激減」は半数超、コロナによるダメージ甚大
- 営業自粛中に新たにはじめたサービス、トップは「テイクアウト」。7割近くが「継続予定」と回答、新規顧客層開拓などにメリット
新たにはじめたサービスの今後の継続意向について尋ねた質問には、「はい」と「一部継続予定」を合わせて64.9%の人が継続予定と回答。その後に続く自由記述式の理由を尋ねた質問から、「新規顧客開拓」や「新たなビジネスの可能性」などが、その理由として浮かび上がってきた。
- 「よかった点」回答原文ママ
・売上に貢献した
・テイクアウトで少しは取り戻せた
・昼間のお客さんが知れた
・新規の顧客が増えた
・お持ち帰りをすることで違う客層がくるようになった
・多くの人に店の存在を知ってもらえた
・顧客のすそ野が広がった
・新たな顧客の獲得と、普段接点がなかった事業の方に出合えたこと。
- 「悪かった点」回答原文ママ
・調理場の負担が増えた
・容器などをそろえるのが大変
・テイクアウトによるオペレーションの煩雑化
・対策に係るコストと伸びない
・思ってるほど儲からない
・食品ロスが増えた。
・人数を減らして営業してる為テイクアウトが入ると忙しくなる。
当社集計参考データ
- テイクアウト注文数、底堅い動き。緊急事態宣言解除後も、消費者ニーズ継続
まとめ
- 店内飲食のみの経営に限界、新たな事業柱を模索。テイクアウトなど「中食」に、VSコロナ飲食業界の可能性
今回のコロナ禍をきっかけに多くの飲食店が新たにはじめた「テイクアウト」や「デリバリー」、さらには「EC(通販)」は、従来の飲食店営業とは異なる顧客層と出合える新たな市場を創出した。「席数」や「場所」という制約を超えて、商品を販売できる。ターゲットなる客層は一気に広がりを見せた。VSコロナ時代の飲食業界ニューノーマル。それは、事業ポートフォリオを分散化させることで、強い企業に生まれ変わっていくことなのではないだろうか。
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ABOUT US
テーブルチェックは、「Dining Connected ~世界中のレストランとカスタマーの最良の架け橋になる~」をミッションに事業を展開する日本発レストランテックカンパニーです。世界中のレストランとカスタマーを繋ぐプラットフォームを創造し、テクノロジーを活用した次世代の「おもてなし」を実現します。現在、展開している主なサービスは、飲食店向け予約・顧客管理システム「TableSolution」と、ユーザー向け飲食店検索・予約ポータルサイト「TableCheck」。24時間365日リアルタイムの空席情報を把握することで、飲食店にもユーザーにもより良いレストラン体験の実現をサポートしています。
世界各国*¹から優秀なメンバーが集まり、業界のイノベーターとしてマーケットをリードしています。現在25か国、約4900店舗の飲食店で「TableSolution」をご利用いただいており*²、月間の予約者数は約102万人*³に達しています。世界中に展開する大手グローバルホテルチェーンや星付きレストランを筆頭に、厳しい水準と高い信頼性を求める一流のレストラン・飲食企業を取引先として抱え、日本国内にとどまらないグローバルな事業展開を実現しています。
*1…2020年5月末時点で18国籍のスタッフが在籍*2…2020年5月末時点*3…2019年12月末時点
- 会社名:株式会社TableCheck
- 所在地:東京都中央区銀座2丁目14番5号 第27中央ビル
- コーポレートサイト: https://corp.tablecheck.com/
- 創立年月:2011年3月
- 資本金:1億円(累計調達総額10.65億円)
- 事業内容:クラウド型レストランマネジメントシステム「TableSolution」、飲食店ネット予約「TableCheck」の開発・提供
- 拠点:9拠点(東京本社、大阪、福岡、韓国、シンガポール、インドネシア、タイ、オーストラリア、UAE)
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