【介護×AI】ケアプラン作成自動化に向けたAI補完機能を実装
十数項目の入力で要介護認定項目を自動補完・要支援の帳票は3分で作成
株式会社シーディーアイ(以下「CDI」)は、AIを活用したケアマネジメント支援ツール「SOIN」のバージョンアップを実施し、「アセスメント入力自動補完機能」と「介護予防サービス・支援計画書の自動作成機能」を追加しました。これにより、ケアマネジャーはアセスメント入力や帳票作成にかかる時間を大幅に削減できます。従来の要介護の計画書に加え、今回新たに要支援の計画書に対応し、AIを活用したケアマネジメントをさらに推進していきます。
《新機能の概要》
1. アセスメント入力自動補完機能
「アセスメント入力自動補完機能」は、要介護認定調査項目の一部を入力するだけで、
残りの項目をAIが自動で補完する機能です。十数項目を入力すると、SOINのAIが匿名化された約50万件の認定調査情報データを元に、他の調査項目の内容を推定しケアマネジャーに提示します。
さらに、各入力にはAIの信頼度が表示されるため、 ケアマネジャー は似た状態像の他のケースの状況も参考にしながら、その人の状態を確認することができます。
従来、新規でアセスメントを一から入力する場合には、多くの項目の入力が必要でしたが、本機能の導入により入力作業の負担が軽減されます。また、既に他システムでアセスメントを作成済みの場合は、前回リリースの「アセスメントシート(PDF)読込による⼊⼒負担軽減機能」を利用することで、アセスメントをSOINに自動転記することができます。


2. 介護予防サービス・支援計画書の自動作成機能
「介護予防サービス・支援計画書の自動作成機能」は、SOINに入力された利用者情報やアセスメント結果をもとに、AIが課題を抽出・整理し、計画書を自動生成する機能です。ワンクリック、約3分で計画書を作成します。
AIが入力データを分析することで、ニーズの把握や課題の明確化が効率的に行えるほか、「地域包括支援センターの意見」などAIで自動入力できない部分は強調表示されるため、ケアマネジャーは未入力箇所を容易に特定できます。
また、手動またはSOIN-AI Chatを使いながら修正も可能です。

*SOIN-AI Chatを活用して修正も可能です。

《業務効率化と質の向上を両立》
今回のバージョンアップにより、アセスメント入力自動補完機能による入力負担の大幅軽減と、介護予防サービス・支援計画書の自動作成機能による帳票作成の効率化を実現しました。これにより、ケアマネジャーはアセスメントや帳票作成に費やす時間を削減し、利用者との対話や多職種連携といった本質的な業務に集中できる環境が整います。
株式会社シーディーアイは、今後もAI技術を活用し、ケアマネジメントの質を一層高めるために、機能の拡充に努めてまいります。
《会社概要》
会社名:株式会社シーディーアイ(CDI)
中立性・独立性を備えた立場で介護業界全体を巻き込み、「介護×AI」をキーワードとしたオープンイノベーションを起こし、社会課題解決に挑戦することを目的として、2017年に産業革新機構、セントケア・ホールディング株式会社等により会社設立。2018年に、自立支援型AIケアプランシステムを国内で初めて商用化。
AIケアプラン SOIN(そわん):https://soin.tech/
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