【広域にも、訪問看護にも】災害危機管理に、医療法人協和会が「Smart:DR」を採用
千葉大学発医療スタートアップの株式会社Smart119(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長/CEO:中田孝明)は、医療法人協和会(兵庫県川西市、理事長:北川透)が、医療機関用災害対策システム「Smart:DR」(スマート ディーアール/特許番号:特許6166114号)を導入し、運用開始したことを発表します。
医療法人協和会は、兵庫県に5箇所(川西市:4(指定管理含む)/西宮市:1)、大阪府に2箇所(吹田市:1/豊中市:1)の病院、介護施設4箇所を運営し、それぞれの地域で在宅支援事業を展開する、職員数3,600人、病床2,521床を持つ地域密着型の医療機関です。
今回、導入された「Smart:DR」は、災害やテロなどの緊急事態が発生した際に、病院や企業が損害を最小限に抑えて、事業継続や復旧を図るための業務継続計画(BCP:Business Continuity Planning)に準拠し開発されました。また、新型コロナ感染症を、自然災害と捉えて「職員健康管理機能」を追加し、院内クラスターの抑止とワクチン接種前後の体調変化を把握し、パンデミック下の地域医療を支援しています。2021年7月にアプリ版をリリースしたことで、スマートフォンやタブレット端末での活用が可能になり、さらに導入が容易になっています。
医療法人協和会は、兵庫、大阪の広域で連携する医療拠点を持ち、加えて訪問看護などの在宅支援を行う、地域包括ヘルスケアシステムを展開しています。また1995年に発生した阪神淡路大震災を経験したことからも、地域包括的な「災害医療」の強化を求められ、今回のSmart:DRの導入に至りました。また、Smart:DRを携行できるアプリ版の採用によって、訪問看護など職員が分散する場合でも、災害対策に組み込むことが可能です。
◆医療法人協和会に導入された主な背景
①コロナ禍において、法人全体で、職員の健康管理をしたい
②災害時に、職員の安否確認と集合要請を迅速に行いたい
③広域で展開する医療施設、また在宅支援事業などから、非常時の各職員への連絡手段を保持したい
◆Smart:DRの特徴
・スタッフへの緊急連絡、安否確認
・緊急時の集合状況をリアルタイムに把握でき、最適な人員配置を支援
・医学的見地に基づいた健康管理情報を自動集計
・返信は、ワンクリックで完了でき、ログインが不要
・掲示板機能を有し、平時においても活用できる
・スマートフォンやタブレット端末で、上記機能を活用できるアプリ版を用意
Smart:DRは、広域で展開される医療拠点、および患者宅一軒一軒を巡る訪問看護などの在宅支援事業など、包括的なヘルスケアを行う医療機関の災害対策を、ICTで支援します。
◆「Smart:DR」ウェブサイト
https://smart119.biz/dr/
◆関連プレスリリース
2021年7月15日 医療機関・医療従事者用災害対策システム「Smart:DR」スマートフォンアプリをリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000056624.html
2021年6月9日 【機能向上】災害時危機管理体制強化サービスSmart:DRに、「掲示板機能」を追加
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000056624.html
2021年4月23日 【災害時危機管理】さくらがわ地域医療センターが「Smart:DR」を導入
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000056624.html
2021年3月22日 コロナワクチン接種後の健康管理「Smart:DR」が千葉大学病院で利用開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000056624.html
2021年3月11日 りんくう総合医療センターが新型コロナ・ワクチン接種後の副反応チェック・健康管理システムを利用開
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000056624.html
2021年3月5日 【新型コロナ・ワクチン接種後の健康管理DX化】大阪急性期・総合医療センターでの試験運用が3月8日より開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000056624.html
2020年12月25日 【新型コロナの病院内クラスターを防ぐ】医療機関用災害対策システム「Smart DR」に「職員健康管理機能」を追加
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000056624.html
<株式会社Smart119について>
株式会社Smart119は「現役救急医が設立した、千葉大学医学部発スタートアップ企業」です。
『今の「119」を変える』ため、音声認識とAIを活用した救急医療支援システム「Smart119」を開発・運用。
千葉市において、日本医療研究開発機構 (AMED) の救急医療に関する研究開発事業を実施。
緊急時医師集合要請システム「ACES」、災害時の病院初期対応を「Smart:DR」の開発・運用を行なっています。Smart119は「安心できる未来医療を創造する」を目指します。
会社名: 株式会社Smart119
住所: 千葉県千葉市中央区中央2丁目5-1千葉中央ツインビル2号館 7階
設立: 2018年5月
代表者: 中田 孝明
事業内容:
音声認識とAIを活用した救急医療支援システム「Smart119」の開発・運用
緊急時医師集合要請システム「ACES」の開発・運用
災害時の病院初期対応を「Smart DR」の開発・運用
URL: https://smart119.biz
Twitter: https://twitter.com/Smart119_jp
メールアドレス: press@smart119.biz (担当:中村)
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