大河ドラマで注目度上昇中!室町幕府十五代将軍・足利義昭の知られざる素顔と晩年とは?【歴史群像12月号発売】
株式会社 ワン・パブリッシング(東京都台東区/代表取締役社長:廣瀬有二)は、2020年11月6日(金)に「歴史群像12月号」(特別定価:本体1027円+税)を発売しました。今号では特集記事のひとつとして、室町幕府十五代将軍、足利義昭の後半生を紹介する「足利義昭伝~将軍権威に固執した不撓不屈の生涯」を掲載しています。
- 僧から将軍へ、義昭の波乱の生涯
義昭は十二代将軍・義晴の二男でしたが、長男として、のちに十三代将軍となる義輝(よしてる)がいたため、奈良の興福寺で覚慶と名乗り、僧として暮らしており、歴史の表舞台には無関係の生涯を送るはずでした。
しかし、ありえないことが起こるのが戦国の世です。兄の将軍・義輝が三好義重らの軍勢に攻められて殺されてしまったのです。この「永禄の政変」は、まさしく幕府の権威失墜と下克上を象徴する事件でした。
空いてしまった将軍の座には誰が就くのか。ここにおいて、義輝の唯一存命中の実弟として、覚慶は将軍後継者と目され、戦国乱世の表舞台に登場することになります。そして、興福寺を出て還俗して義昭に改名し、当時急速に力を伸ばしてきていた織田信長と出会い、信長の力を背景にして、念願の上洛を果たし、一枚岩ではなかったものの三好勢力の一部からの協力を受けて先に将軍の座(第十四代)に就いていたライバル、いとこの足利義栄(よしひで)に代わって第十五代将軍となったのです。
- 晩年の意外なエピソードも紹介
特に、信長側の歴史記述からは紹介されることの少ない、信長と対立して敗れて京から追放された後の義昭についても詳しく紹介しています。例えば、信長から義昭に、京に戻るように説得するための使者として羽柴秀吉が派遣されて説得を試みますが、義昭のあまりの高飛車な条件提示に呆れて説得をあきらめます。この時の二人のやりとりの内容や、本能寺の変のあと、義昭は将軍に復帰する機会を狙っていたものの果たせず、反対に、天下人となった秀吉に仕えることになった経緯についてなど、興味深いエピソードが多数紹介されています。
歴史ファンの方も、また、大河ドラマを見て足利義昭に興味を持った方も、ぜひ、最新研究を踏まえた本記事をご一読ください。
- 「歴史群像」とは……「戦い」という視点から歴史を読み解く雑誌
この12月号では特集は以下の3本です(本誌では毎号読み応えのある16ページ前後の特集を3本掲載しています)。
- 検証 満洲攻防戦1945
- 足利義昭伝
- “中欧の大国の栄光と悲劇”ポーランドの興亡
- 豪華!小誌特製カレンダー付き!
歴史に興味のある方でまだ小誌をお読みになられたことのない方は、ぜひ手に取ってみてください。
[商品概要]
『歴史群像12月号』 編:歴史群像編集部 特別定価:1130円(本体1027円+税) 発売日:2020年11月6日(金) 判型:B5判/184ページ JAN: 4910191311204 電子版:あり 歴史群像ホームページ:http://rekigun.net/ ワン・パブリッシングWebサイト:https://one-publishing.co.jp |
【本書のご購入はコチラ】
・Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/B08LNJLCGF/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_K7ZOFb43QZA1K
・セブンネット https://7net.omni7.jp/detail/1222669225
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像