ファストラベル、オンプレ環境対応アノテーションツール「FastLabel Desktop App(α版)」提供開始
~個人情報を含む機密度の高いデータのAI活用を促進~
AI革命のインフラを目指す、AIデータプラットフォームを開発・提供しているFastLabel株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:上田英介、以下「当社」)は、オンプレ環境でも利用可能なアノテーションツール「FastLabel - Desktop App(α版)」の提供を本日より開始致します。
■背景と目的
国内AI市場はCAGR24%で成長を続け2026年には8,000億円を超える(※1)と言われていますが、AIに必要な教師データの作成(※2)は未だ労働集約的で、AI開発のプロセスにおいて8割以上のコストが費やされていると言われています。
多くの企業で機械学習の社会実装が進む中、「教師データを作成するのが大変」、「個人情報を含むデータのため外注できない」、「社内規程でクラウドサービスの利用へのハードルが高い」といった、お悩みが多く聞かれるようになってきました。
こうした状況を踏まえ、当社では、既存事業で蓄積した各業界の知見とデータ、テクノロジーを活かして、「FastLabel - Desktop App(α版)」の開発・提供を開始致しました。
セキュリティ面を考慮しながら、教師データ作成にかかるコストを大幅に短縮できます。30種類以上のユースケースに対応しており、製造業、自動車、医療、建設・不動産、通信・インフラなど多くの業界で活用できます。
※1 IDC Japan 株式会社「国内 AI システム市場予測、 2022 年~ 2026 年」より
※2 AIに学習させるデータのことを教師データ作成と呼び、同じ意味合いでアノテーション、データラベリングとも呼ばれます
■「FastLabel - Desktop App」の特徴
オープンソースのツールを利用すると、事前のセットアップやプログラムを書く必要があり、非エンジニアの方が利用するにはハードルが高く、使用するための準備・教育コストがかかっていました。本サービスは大変なセットアップは一切不要で、個人のPCから瞬時にアノテーション作業に取り掛かることが可能です。
面倒なアノテーション作業を自動化
従来、教師データを作るためには、人が一つ一つゼロからアノテーションをする必要がありました。このたび、当社が提供する「FastLabel - Desktop App(α版)」は、自動アノテーション機能を搭載しており、当社で蓄積したデータと技術をもとに開発したAIを使用して、アプリ上で設定するだけでアノテーション作業を自動化し、間違えている箇所を人が修正するだけで、簡単に教師データが作成できます。(α版では物体検出のみ対応しております。)
ローカル環境で動作し、機密度の高いデータに対しても利用可能
本サービスはPCにインストールするだけで利用できるため、人物の顔や名前など個人情報などが含まれる機密度の高いデータを外部に出す必要がなく、安心してアノテーション作業の効率化が行えます。
■AIデータプラットフォーム「FastLabel」について
■利用実績
お客様の事例についてはこちら: https://fastlabel.ai/casestudy
製品に関するお問合せはこちら: https://fastlabel.ai/#contact
会社概要
社名:FastLabel株式会社
代表者:代表取締役CEO 上田 英介
本社所在地:〒141-0001 東京都品川区北品川5-5-27 201号
URL: https://fastlabel.ai/
本プレスリリースに関するお問い合わせ
FastLabel株式会社 広報担当
メール: info@fastlabel.ai
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