インキュデータ、ニーズに応じた柔軟なプラットフォーム対応と生成AI活用で支援領域を拡大

～提案力強化と最新技術の活用により、顧客に最適なデータコンサルティングを推進～

インキュデータ株式会社

2025年7月17日 11時00分

インキュデータ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長兼 CEO：町田紘一、以下「インキュデータ」）は、顧客のニーズに応じた柔軟なプラットフォーム対応と、先進的な生成AI（人工知能）を導入・活用することでデータコンサルティングカンパニーとしての支援領域を拡大していきます。

＜ニーズに応じた柔軟なプラットフォーム対応の背景＞

日本のデータプラットフォーム市場は2024年から2032年にかけて年平均成長率（CAGR）20.6％で拡大することが予測されており、市場規模は43億米ドル（約6,436億円）に達する見込みです（※1）。

データプラットフォームは日々進化し、多様化が進んでいます。そのため、顧客のニーズに応じた最適なデータプラットフォームの導入支援には、専門的な知識と経験が不可欠です。インキュデータはデータ×ビジネスのプロフェッショナルとして、従来のTreasure Data CDPによるデータコンサルティングの提案に加え、顧客のニーズに合わせた多様なプラットフォーム対応を行います。第1弾として、多くの納入実績を持つ「Snowflake」とのパートナーシップを締結し、支援領域を拡大していきます。

▪︎Snowflake概要

クラウドベースのデータウェアハウスサービス。スケーラブルで高速なデータ活用を実現するプラットフォームで、柔軟な拡張性、高いパフォーマンス、コスト最適化が可能。

https://www.incudata.co.jp/service/product/snowflake.html

※1 出典：IMARC「日本のデータサイエンスプラットフォーム市場予測」（2025年2月12日発表）

＜生成AIの導入・活用の背景＞

2022年11月のChatGPTの公開を機に、勢いがついた生成AI市場は、日本では2030年までに年平均47.2%増で成長し、需要額で約1.8兆円まで拡大すると見込まれています（※2）。

企業において生成AIやデータの利活用が重要な経営テーマとなる中で、インキュデータは生成AIを活用したデータコンサルティングにおける提案力の強化を進めています。

インキューデータの親会社であるソフトバンク株式会社は、グループ全体でAIを活用し、社会課題の解決や新たな価値創造に取り組んでいます。インキュデータはソフトバンク株式会社とも連携し、生成AI活用に関する「戦略立案」「AIガバナンス支援」などのコンサルティング支援を推進しています。

その他の取り組みとして、生成AIを用いた顧客データ抽出の実証実験も実施しています。（※3：生成AIを用いた実証実験の例）。

※2：出典野村総合研究所「2024年の生成AIの展望―生成AIは“試用”から“活用”へ」（2024年7月8日発表）

※3：プレスリリース「化粧品会社イプサにおける生成AIを用いた顧客データ抽出の実証実験を実施」（2025年3月6日発表）

＜今後の展望＞

今後も顧客のニーズに合わせた多様なプラットフォーム対応や、生成AIを活用した高度なマーケティングの実施や業務効率化など、企業のデータやAI活用をさらに推進していきます。

インキュデータは、顧客データの活用を通じて、日本企業の事業成長や改革、新規創出に向けたアイデアの開発から社会実装、そして自走化を支援し伴走します。また、企業の競争力強化や持続的な成長支援を通じて、企業価値向上の信頼できるパートナーであり続けます。

＜インキュデータ株式会社について＞

インキュデータ株式会社は、ソフトバンク株式会社と、株式会社博報堂の合弁会社です。「アイデアが自走できる世界をつくる。」というPurposeのもと、データ活用領域における戦略立案や、データ基盤を活用したデータ分析基盤の構築・運用を支援しています。また、ソフトバンク株式会社が持つデータやテクノロジー、および博報堂グループのマーケティング・コンサルティング力をかけ合わせることで、データ活用における課題をワンストップで解決し、企業の競争力強化や事業変革に貢献します。