【初任給の使い道】人気の使い道は「貯金」「プレゼント」「趣味」。「両親に何か贈ればよかった」と初任給の使い道を後悔する声も。

〜初任給の使い道について90名にアンケートを実施〜

株式会社SOKKIN

2024年3月29日 18時00分

株式会社SOKKIN（本社：東京都新宿区西新宿6-11-3 D タワー西新宿 16階、代表取締役社長：本間亮平）は、独自のアンケート調査を実施し、皆様の実体験を元にしたクレジットカードや金融に関するさまざまな情報を紹介するサイトを運営しています。本記事では、2024年3月に行った初任給の使い道に関する調査結果をご紹介いたします。

記事URL

https://my-cardlife.com/base/research/1040/

調査サマリー

・初任給は15万円以上〜20万円未満との回答が最多

・初任給の使い道は多い順に「貯金」「プレゼント」「趣味」

・新卒時の暮らし方は「実家暮らし」「一人暮らし」がほぼ同割合

・「実家暮らし」「一人暮らし」共に、新卒当時「あまり余裕はなかった」

・初任給で手元に残ったお金は実家暮らし「5万〜10万円未満」、一人暮らし「ほとんど残らなかった」

・「何か贈ればよかった」と初任給の使い道を後悔する声も

調査の背景

初任給は、社会人になって初めてもらう給料のことであり、新しい段階への最初の一歩を象徴します。その記念すべき初任給の使い道を迷う新社会人の方も少なくありません。

こういった背景を踏まえ、2024年3月にインターネット調査で実施したアンケートの回答結果を元に、「初任給はいくらだったか」、「初任給は何に使ったか」、「新卒当時暮らし方

」、「初任給で生活に余裕があったか（実家暮らし/一人暮らし）」、「初任給で手元に残ったお金はいくら程度だったか（実家暮らし/一人暮らし）」、「初任給の使い道に関する感想」などをお伝えします。

調査の詳細

「【20代の社会人限定】初任給の使い道に関する簡単アンケート」

初任給の使い道について調査する。

・調査日：2024年3月21日〜2023年3月24日

・調査方法：株式会社クラウドワークスのパネル利用によるインターネット調査

・対象者：現在20代の社会人の方

・回収サンプル数：90票

調査結果

■初任給は15万円以上〜20万円未満との回答が最多

「Q1. 初任給はいくらでしたか？」という問いに対して、「15万円以上〜20万円未満」と回答した方が最も多く全体の51％を占めました。次いで、「20万円以上〜25万円未満」が23％、「15万円未満」が22％とほぼ同率となっています。

■初任給の使い道は多い順に「貯金」「プレゼント」「趣味」

「Q2-1. 初任給は何に使いましたか？（意識して使ったものを最大3つ複数選択してください）」という問いに対して、「貯金」と回答した方が最も多く全体20％を占めました。次いで、「プレゼント」19％、「趣味」16％となっています。

「Q2-2. 初任給の使い道について具体的エピソードなどがあれば教えてください。」という問いに対しては、以下のような声が上がりました。

「貯金」を選んだ方

・卒業旅行で貯金が少なくなっていたので初任給は貯金に回した。

・いきなりこんなに入るの？！と思い、数字がもっと増えたら嬉しいと思い、貯金し始めた。

「プレゼント」を選んだ方

・父親に初任給で髭剃り、母親に靴を買ってあげたらとても喜んでくれた。

・祖父にLUSHのバスボムとヨギボーをプレゼントしたら喜んでもらえた。
・デパートの美味しいケーキを買って帰ると、家族が喜んでくれた。

・普通なら絶対に食べれないような特大サイズの鰻を取り寄せて両親と食べた。

・祖父母へオーダーメイドのお酒をプレゼントし、今でも瓶を飾ってくれている。

・両親に温泉旅行をプレゼントしたら、今まで見たことないくらいとても喜んでくれた。

・両親に高級メロンを沢山プレゼントしたら、「自分達では買わないから嬉しかった」と言ってくれた。

・両親を焼肉に連れていったら、「一生の思い出だよ、ありがとう」と言われた。

・母親の好きなチョコレートのメーカーでたくさんチョコレートを買った。

・実家に1個1000円する冷凍ハンバーグのセットを贈った。

「趣味」を選んだ方

・憧れだったポケモンカードを大人買いした。

・学生時代には買えなかった欲しかったコスメや洋服を購入した。

・欲しかった推しのフィギュアを買った。

「新生活に必要なもの（家電・生活雑貨など）」を選んだ方

・奨学金の返済に、家電やスーツなどの必要なものを買うと初任給がなくなってしまった。

・一人暮らしを始めたばかりで生活用品を集めていたらご褒美など買う余裕がなくなってしまった。

・引っ越しをしたばかりだったので、電子レンジやトースターなど、まだ買えていなかった家電を購入した。

「友人などとの交際費・飲食費」を選んだ方

・欲しかった洋服や飲み会代に費やした。

・初めてのまとまったお金だったので友達と好きに楽しく使った。

・同期数人と一緒に食事に行った。そこから更に仲良くなれた。

「仕事で使うもの（パソコン・スーツなど）」を選んだ方

・営業に配属され、良いスーツが必要だと思いブランド品のスーツを購入した。

・職場がオフィスカジュアルなので、ふさわしい服を買った。

「特別なことはしなかった」を選んだ方

・初任給をもらった時がコロナ初年度だったため、外食などできず生活費や家賃の支払いにあてた。

・初任給だからといって特別なことに使おうという気にはならなかった。

・普通に家賃を払ったり、新生活に必要なものを買ったら無くなった。

「ファッションアイテム（プライベート用）」を選んだ方

・今まで買えなかったような高い服を自分で稼いだお金で買えて一人前になれた気がした。

「美容」を選んだ方

・以前から気になっていた美容施術を受けて肌が綺麗になりとても嬉しかった。

・医療脱毛を一括で支払った。

「投資・資産運用」を選んだ方

・当時コロナ渦で株価が乱高下しており、株式に全額投資した。

「その他」を選んだ方

・仕事が忙しく、残業した帰りのタクシー代に消えることが多かった。

社会人になって初めて手にする給料である『初任給』。その特別な初任給を使って、今まで支えてくれた両親に感謝のプレゼントをしたというエピソードがやはり多く見られました。特に、普段は買えないような高級品を贈ったという方が多くいました。

一方で一人暮らしで金銭的余裕がなく、「初任給だからといって特別なことに使おうという気にはならなかった。」といった回答も見られました。

■新卒時の暮らし方は「実家暮らし」「一人暮らし」がほぼ同割合

「Q3.新卒当時の暮らし方は以下のどれに当てはまりますか？」という問いに対して、「実家暮らし」と回答した方が44％、「一人暮らし」と回答した方が43％という結果となりました。それ以外の回答では「同棲・ルームシェア」といった回答が1割程度見られました。

■「実家暮らし」「一人暮らし」共に、新卒当時「あまり余裕はなかった」

「Q4.初任給で生活に余裕はありましたか？」という問いに対して、新卒当時実家暮らしだった方に絞って見ると、「あまり余裕はなかった」と回答した方が最も多く43％、次いで「多少の余裕はあった」と答えた方が28％という結果となりました。

一方で、新卒当時一人暮らしだった方に絞って見ると、「あまり余裕はなかった」と回答した方が最も多く49％、次いで「全く余裕がなかった」と答えた方が28％という結果となりました。

実家暮らしと一人暮らしを比較すると、やはり一人暮らしの方が家賃・光熱費などの負担が大きいため、全体的に生活に余裕があまりなかった人の割合が多い傾向にありました。

■初任給で手元に残ったお金は実家暮らし「5万〜10万円未満」、一人暮らし「ほとんど残らなかった」

「Q5.初任給で手元に残ったお金はいくら程度でしたか？」という問いに対して、新卒当時実家暮らしだった方に絞って見ると、「5万〜10万円未満」と回答した方が最も多く25％、次いで「1万〜3万円未満」23％、「ほとんど残らなかった」20％という結果となりました。

一方で、新卒当時一人暮らしだった方に絞ってみると、「ほとんど残らなかった」と回答した方が最も多く38％、次いで「1万〜3万円未満」18％、「5万〜10万円未満」13％という結果となりました。

■「何か贈ればよかった」と初任給の使い道を後悔する声も

「Q6.初任給の使い道を振り返って、感想があれば教えてください。」という問いに対して、以下のような声が上がりました。

初任給の使い方に満足している方

・自分自身に使うよりも誰かのためにお金を使う方が満足感があって良かった。

・ポケモンカードを買ったらレアカードを当てることが出来たので大満足だった。

・初任給は働き始める前から感謝を伝えるために使うと決めていた。

・感慨深そうにして貰った財布を大事にたんすの奥にしまっていた両親の顔が忘れられない。

・働いた自分へのご褒美に使うと、これからも仕事を頑張れる気力になった。

・初任給は一生に一度しかないものなので普段の買い物とは違う特別な感情があった。

・初任給で購入したスーツを上司に褒められて嬉しかった。

・初任給で両親へのプレゼントを買うのは心理的な面でも一つの区切りにすることが出来たので、プレゼントを贈って良かったと思っている。

初任給の使い方を後悔している方

・特別なことはしなかったので、家族にプレゼントやご馳走をすれば良かったと思っている。

・自分が欲しかったものばかり買ってしまったので、家族、特に両親に何かお礼をすればよかったと後悔している。初任給は人生で一度しかないので。

・家族を国内旅行に連れていくために奮発したが、その後の生活が少し苦しくなったので使いすぎたのを後悔した。

・食事をプレゼントしたが、もう少し貯めてから旅行にすればよかったと後悔している。

・NISAなど投資が流行っているので勉強を兼ねて少額からでもやってみればよかった。

その他

・初任給が少なかったので全くお金が残らず不満にしか感じなかった。

・両親に何かしてあげたらよかったとは思うが、それほどの余裕はなかった。

・初任給では何も親に買えなかったので、ボーナスでプレゼントを買ったことを覚えている。

・お金は大切なので別に何もしなくていいと思う。

一部の人々は、初任給をうまく使えたことに満足していますが、何もしなかった人々の中には、自分も何か贈ればよかったと後悔している人も多いです。感謝の気持ちを込めて両親にプレゼントした人々の中には、両親の喜ぶ顔が忘れられないという声もありました。

一方で、初任給を奮発して使いすぎて後悔したという方もいるため、初任給は計画的に使いつつも、余剰資金で身近な人にプレゼントするのが良いでしょう。

■今回の調査を通じて

今回の調査では、初任給の金額は15万円以上〜20万円未満の方が最も多く、貯金やプレゼント、趣味に使われることが多いことが明らかになりました。特に、プレゼントは両親への感謝の表れとして人気が高いようです。一方で、初任給の使い方には満足している方もいれば後悔している方も多く、計画的な使い方をしつつも身近な人に感謝のプレゼントをすることがおすすめであることがわかりました。

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会社概要

会社名：株式会社SOKKIN
設立日：2021年4月7日
代表者名：本間亮平
所在地：東京都新宿区西新宿6-11-3 D タワー西新宿 16階
会社HP：https://sokkin.me
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