京都市左京区役所 防災はもちろん、地域のイベントでデジタルホワイトボード『MIRAI TOUCH Biz』が大活躍
「左京区北部山間地域における災害時等のデジタル化推進に関する協定」の経過報告をいたします。
さつき株式会社(本社:大阪市中央区 代表取締役社長:祖父江 洋二郎 以下:当社)は、
2025年3月25日に京都市左京区役所、株式会社 日本HPと「左京区北部山間地域における災害時等の
デジタル化推進に関する協定」を締結しました。左京区役所が災害時及び平常時に実施する業務にデジタル機器を無償で提供し、実証実験に協力しています。
協定締結から約半年が経過し、京都市左京区役所に『MIRAI TOUCH Biz』の使用感や現在の活用状況、今後の展望についてお話を伺いました。
協定締結についての詳細は、こちらの記事をご確認ください。
京都市左京区役所と「災害時等のデジタル化推進に関する協定」を締結。実証実験と効果検証を進めています。

京都左京区役所 様 導入前の課題と導入後の効果
▼導入前の課題
災害時、区役所と出張所間でのタイムリーな状況確認や情報共有が難しかった。
京都市の北東部に位置する左京区は、南北約35km、東西約12kmにわたる広大な行政区。区役所のある市街地と、北部山間部にある花背・久多の2つの出張所は距離が離れており、狭い峠道もあることから、大規模災害時には交通が寸断される恐れがある。そのため、緊急時に正しい対策や判断が行えるよう、現地の状況を迅速かつ正確に伝えるデジタルツールが求められていた。
▼導入後の効果
防災利用や緊急時の情報共有はもちろんのこと、日頃のオンライン会議や地域住民に向けたイベントでもMIRAI TOUCH Bizが活躍。
左京区役所、花背出張所、久多出張所の3拠点にMIRAI TOUCH Bizを配備。雨雲レーダーのモニタリングや警報・注意報のチェックなど、日常的な防災活動が行いやすくなった。また実際に、火災が起こった際の現場確認にも役立った。
また、これまでは対面で行っていた3拠点間の会議をオンライン化。移動にかかる時間やコストが大幅に削減された。その他、区役所と花背出張所を繋いでのオンライン料理教室も実施。今後さらに多くのオンラインイベントの開催が期待されている。
MIRAI TOUCH Bizを導入して、大きく変化したこと
①有事の際に、タイムリーな情報を伝えることができるように。
区内で火災が起きた際に、発生現場の支援に向かった作業者のスマートフォンカメラと、区役所の関係者をMIRAI TOUCH Bizでつなぎ、Google meetを使ってタイムリーで正しい情報共有を実現できた。
また、京都市内の防災に関する会議では、MIRAI TOUCH Biz上でGoogleマップを開き、山崩れの恐れがある場所などを確認可能に。防災観点から非常に有意義な打ち合わせができるようになった。

②MIRAI TOUCH Bizが日々の業務に欠かせない存在になった。
今までの会議は基本的にすべて対面で行っていたが、MIRAI TOUCH Biz導入後はオンラインでの会議が当たり前になった。左京区のエリアは冬場に道路が凍結するため、出張所へ出向く会議はいつも大変で時間も要したが、その手間と時間が省けるようになった。
会議での使用以外でも、執務室に常設し、日々の防災活動や防災情報の発信に常用されている。

③MIRAI TOUCH Bizを地域活性化イベントに使用。
地域住民の方々に向けたイベントにもMIRAI TOUCH Bizを活用。区役所と出張所を繋いだオンライン料理教室では、参加した高齢者の方々がオンライン上で世代を超えて会話する、温かな交流の場を作ることができた。
左京区は縦に長い地域であり、南部の左京区役所で開催することが多かった地域イベントも、北部・中部の出張所にあるMIRAI TOUCH Bizを通してオンラインで開催できるようになれば、山間部の方々の暮らしがより楽しく豊かなものになる。今後はより一層、地域活性化に向けて、積極的に活用していきたいと考えている。

【導入事例の詳細記事は、こちらからご覧ください】
※当社『MIRAI TOUCH Biz』のサイトに遷移します。
https://biz.mirai-touch.com/case/1717
●『デジタルホワイトボード MIRAI TOUCH Biz』とは
『MIRAI TOUCH Biz』は使う人(健常者、障がい者、老若男女、ITが苦手な方)を限定せず、誰にとっても使いやすいと感じてもらえるような「インクルーシブ電子黒板」をコンセプトに据えた製品です。
ホワイトボード・PC・周辺機器がこの1台に詰まっています。「書く」「消す」「映す」「保存・共有」を簡単に操作できるため、ICT機器に苦手意識を持った方でも直感的にご利用になれます。
会議の効率と品質を向上させて、企業全体の生産性を高めます。
<使いやすさを第一に考えた製品設計 一例>
・タブレットと変わらない直感的な橾作性。
・電源をつけたらすぐにChromeOS/Windowsが起動。PCや複雑な配線は必要ナシ。
・Google Workspace やMicrosoft365など、馴染みのあるアプリを利用可能。
・zoom、Google meet、Teamsなどの主要会議ソフトに対応。
・マウスやキーボード、普段お使いのWebカメラやマイクなども接続が可能。
・手元のPCをケーブルレスで無線投影。マルチOS対応で、複数画面の投影も可能。
●さつき株式会社について
さつき株式会社は、1931年に創業しました。現在「環境ソリューション事業」「ITソリューション事業」「家電・機器部品事業」の3事業を展開しています。その中で、日本の教育課題の解決に対して様々な視点からアプローチしているのがITソリューション事業です。
学校や学習塾など幅広い教育の現場で活用できる、操作性と機能性を備えた電子黒板「ミライタッチ」は全国の教育現場で導入されています。
最近では、ビジネスシーンでの電子黒板の活用を促進し、働き方改革に取り組む企業をサポートしています。
当社ホームページ:https://www.satsuki.co.jp/
【お問い合わせ先】
さつき株式会社
ITソリューション事業部
マーケティング担当 柳 颯人(やなぎ はやと)
〒100-0011 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 日比谷国際ビル7階
フリーダイヤル:0120-261-271
Web:https://biz.mirai-touch.com/
当社のプレスリリース一覧:
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/114211
※本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
※本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
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