プロパンガス(LPガス)は高い?1524人中、〇〇人の契約者が高いと回答!一方で、ガス契約の切り替えを検討したことのある人は25.7%・中には切り替え可能と知らない契約者も!【セレクトラ独自調査】
プロパンガス(LPガス)は、都市ガスの料金に比べて約2倍も高いと言われています。そんなプロパンガスの契約者を対象に、プロパンガスの料金は本当に高いのか、独自アンケートを実施・料金について調査しました。

電気・ガスの専門比較サイト『セレクトラ』を運営するセレクトラ・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:グザビエ・ピノン)は、一戸建て(持ち家)にお住まいで「現在プロパンガスを利用している」と回答した1524人、および、そのうち300人を対象に独自アンケートを実施しました。
巷で言われているように、実際にプロパンガスの料金は高いのでしょうか?高い場合、プロパンガスの契約切り替えを検討・実行した契約者はどのくらいいるのか、プロパンガス契約者の利用状況や行動について詳しく分析します。
▷調査結果の詳細:https://selectra.jp/lpgas/guides/ryokin/citygas-yori-takai
調査結果まとめ
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プロパンガスは高い:契約者1524人中889人がプロパンガス料金は高いと回答(58.4%)
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ガス代削減のために「プロパンガスの契約切り替えを検討した人」は、25.7%
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一方、切り替えを検討した人のうち「実際に契約を切り替えた人」は、53.2%
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契約を切り替えた契約者のうち、85.4%がプロパンガスの契約切り替えでガス代の削減に成功!
約58%の契約者が「プロパンガス料金は高い」と感じている

契約中のプロパンガス料金に関する質問では、「高い」が35.6%(542人)、「やや高い」が22.
8%(347人)で、合計すると「自宅のプロパンガス料金は高い」と感じている契約者が58.4%(889人)という結果でした。
実際のプロパンガス料金はどのくらい?【契約者の最新のプロパンガス料金を公開!】
では、実際に「プロパンガス料金が高い」と感じている契約者のひと月あたりのガス代はどのくらいなのでしょうか?プロパンガス契約者に最新のプロパンガス料金と使用量を公開してもらいました。
請求書を公開してくれたのは、地元のプロパンガス販売店と契約中の石川県在住のH・Nさんです。

H・Nさんの1ヶ月分のガス代だけを見ると、一見そこまで高いようには思えません。ただし、ガス使用量に注目してみると、使用量自体が1.8㎥とかなり少ないことがわかります。
しかし、プロパンガス料金で最も重要なのは「基本料金」と「従量料金」の単価です。なぜなら、この2つの料金単価で、ガス代が高いか安いかが決まるためです。
そこで、H・Nさんのプロパンガス料金は実際に高いのか、石川県のプロパンガスの平均価格・適正価格*とそれぞれの料金を比較してみました。
※「平均価格」とは、石油情報センターが全国のガス会社の小売価格を調査・集計した価格で、「適正価格」とは、プロパンガス料金消費者協会が全国のガス料金を調査・比較・コスト計算し、適切と判断した基準価格のこと。

実際に比較してみると、H・Nさんのプロパンガス料金は、確かに同エリアの平均価格および適正価格よりも高いことがわかります。
そこで、「自宅のガス代は妥当」と感じている契約者のプロパンガス料金はどのくらいかも併せて調査しました。
千葉県の大手プロパンガス会社と契約しており、料金にも満足しているS・Cさんのプロパンガス料金は以下のとおりです。

先ほどの請求書と比べると、ガス使用量はH・Nさんよりも断然多いのにもかかわらず、ガス代はS・Cさんの方が安いことがわかります。
実際に、H・Nさんのプロパンガスの「基本料金」が2,475円であるのに対し、S・Cさんは1,650円。「従量料金」単価は、H・Nさんの781円に対して、S・Cさんは346.5円と、H・Nさんの約2倍近くも安くなっています。
そこで、同様に、S・Cさんのプロパンガス料金についても、千葉県のプロパンガスの平均価格・適正価格*とそれぞれの料金を比較してみました。

こちらは、同エリアの平均価格よりも安く、適正価格よりもわずかに高い程度です。まさに、S・Cさんが「妥当」と感じるのも納得の料金設定となっています。
この上記2つの実例から、プロパンガスの料金は地域や販売店ごとに価格差が大きくバラバラであることが確認できます。
また、プロパンガスを安く利用したいと思ったら、ガス会社選びがいかに重要かがよくわかりますね。
プロパンガス料金の削減のために、契約切り替えを検討した契約者の割合は?【25.7%】

「プロパンガス料金を安くしたい!」と思ったら、ガス代の削減に最も効果的な方法は「プロパンガスの契約切り替え」です。
プロパンガス契約者のうち、どのくらいの方がガス契約の切り替えを検討したことがあるか聞いてみたところ、「検討したことがある」と答えた契約者は、わずか全体の4分の1(25.7%)でした。
また、63.3%の契約者が「切り替えを検討したことがない」だけでなく、そもそも「プロパンガスの契約を切り替えられることを知らなかった」契約者も11%いるなど、プロパンガス契約者の情報・知識不足や、契約切り替えに対する消極的な態度が見て取れます。
切り替えを検討した契約者のうち、実際に契約を切り替えた割合は?【53.2%】

プロパンガスの契約者では、「契約切り替えを検討したことがない」「切り替え可能と知らなかった」と回答した方が計74.3%もいました。
一方で、残りの25.7%の「契約切り替えを検討したことがある」契約者においては、その半数以上(53.2%)が、検討しただけでなく実際にプロパンガスの契約を切り替えたことがあると回答。
この結果は、プロパンガス契約の切り替えに前向きな層ほど、実際に行動に移す割合も大きいことを示しています。
切り替えで、実際にプロパンガス料金は安くなった?【85.4%がガス代削減に成功!】

それでは、プロパンガス会社(販売店)の乗り換えで、実際にガス代は安くなったのでしょうか?
契約切り替え前後のプロパンガス料金を比較してもらったところ、ガス会社を乗り換えた契約者のうち、実に85.4%の方が、契約の切り替えでガス代の削減に成功しており、プロパンガスの契約切り替えが、ガス代の節約にいかに効果的であるかがよくわかる結果となりました。
また、最も多かった節約額はひと月あたり500円~1,000円未満(31.7%)で、次に1,000円~1,500円未満(26.8%)と続きます。
なお、節約額は世帯人数(ガス使用量)によって左右されるため、回答者の世帯人数も考慮する必要があります。今回のアンケート回答者の世帯人数の分布は以下のとおりです。

ひと月あたり2,500円以上のガス代を削減できた契約者がいなかったのは、アンケート回答者の77.3%が、ガス使用量・ガス代がそこまで多くない1人~3人世帯に集中していたことも影響していると考えられます。
契約を切り替えた契約者は、乗り換え先のプロパンガス会社をどのようにして決めた?

では、プロパンガスの契約切り替えを行った契約者は、どのように新しいプロパンガス会社を決定したのでしょうか?回答を見てみると、半数以上(51.2%)の契約者が地域のプロパンガス会社を自分で調べて検討・契約していました。
一方で、自分で料金比較・検討をすることなく、家族や知人など身近な人の勧めでプロパンガス会社を決めた契約者も4分の1近く(22.2%)いることがわかりました。
しかし、契約切り替えの目的が「プロパンガス料金の削減」の場合、料金比較なしでガス会社を決めることはおすすめできません。
高いプロパンガス料金を少しでも安くしたいと思うなら、居住エリアで利用可能なプロパンガス会社を洗い出し、各販売店のガス料金を比較・検討する必要があります。
ただし、自分でガス会社を探したり、料金を問い合わせたりして、複数の会社の料金を比較・検討するのは、時間も手間もかかる作業です。
そこで、最も効率的でおすすめな方法は、プロパンガスのエキスパートが運営する無料の見積もりサービス・相談サービスを利用すること。時間をかけることなく、プロパンガスの専門家に地域で最も安いプロパンガス会社を紹介してもらえます。
実際に、アンケート回答者でも、17.1%の契約者が、このような無料のガス料金見積もり・相談サービスなどを利用して、賢くプロパンガス会社を決めていました。
「高いプロパンガス料金」を安くするには?
プロパンガス料金が高いと感じていて、今よりもガス代を安くしたい、と思うなら、何よりも「プロパンガス契約の切り替え」がガス代削減への近道です。
アンケートの回答で明らかになったように、「プロパンガス会社は自分で選べる」と知らない契約者がある一定数いることは残念ですが、「ガス代が高い」と思いながら、同じプロパンガス会社を契約し続ける必要は一切ないのです。
実際にプロパンガスの契約切り替えを行った契約者の85.4%がガス代の削減に成功していることからも、プロパンガス契約の切り替えで簡単にガス代を削減できる可能性は非常に高いでしょう。
それには、お住まいの地域で良心的なプロパンガス会社を探し出し、適正価格で契約を結ぶこと。
そして、契約切り替えには、複数のプロパンガス会社(販売店)の料金比較が必要不可欠です。
効率的に販売店の料金比較をするなら、プロパンガスのエキスパートが運営する無料の料金見積もり・相談サービスを利用することで、時間や手間をかけずに、最も安いプロパンガス会社を見つけて契約することも可能です。
「プロパンガス料金が高い」と不満のある方は、まず、このような無料の料金見積もり・相談サービスを活用して、現在支払っているガス代がどのくらい高いのか、また契約切り替えでどのくらい節約できるかを確認してみるとよいでしょう。
アンケート概要

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調査期間 |
■スクリーニング調査:2025年10月29日 |
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調査対象 |
一戸建て(持ち家)にお住まいでプロパンガスを契約している方 |
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調査方法 |
インターネット調査 |
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調査機関 |
アイブリッジ株式会社 |
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調査内容 |
■スクリーニング調査 (n=5,000) 1.ご家庭で利用しているエネルギーを教えてください。 ■本調査 (n=300) 1.現在契約中のプロパンガス料金に満足していますか? |
本調査レポートのご利用について
「プロパンガス料金が高い」と感じており、プロパンガスの契約切り替えを検討されている方の判断材料のひとつとして本調査レポートをご活用いただければ幸いです。
※本調査の内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
引用元が「セレクトラ・ジャパン株式会社:電気・ガス部門による調査」である旨の記載
アンケート調査結果掲載ページのリンク設置:https://selectra.jp/lpgas/guides/ryokin/citygas-yori-takai
過去のアンケート
電気・ガス部門では、定期的に電気・ガス料金プランに関するアンケートを実施しています。
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セレクトラ・ジャパン株式会社/Selectra Japan K.K.について
セレクトラは、電気・都市ガス・LPガス・インターネット・スマホ・自動車保険などの生活インフラサービスに関わる幅広い情報を家庭および法人を対象に提供するフランス発のウェブマーケティング企業です。(※2025年11月現在、計17ヵ国でサービスを展開)
「頑張らなくても一番賢い選択ができる場を提供したい。」をモットーに、消費者が納得のいく選択ができるサービスを目指します。
会社概要
代表者名:代表取締役 グザビエ・ピノン、日本カントリーマネージャー ファニー・ベルト
所在地:〒150-0011 東京都渋谷区東1-27-9 奥山ビル5F
設立日:2016年6月2日
運営サイト:
・料金比較のセレクトラ(https://selectra.jp)
・スマートマネーライフ(https://smart-moneylife.jp)
・電力事業所(https://denryoku-jigyousho.jp)
・電ガススイッチ(https://denryoku-gas.jp)
セレクトラ・ジャパン代表/ファニー・ベルトのプロフィール

フランス南西部出身。2019年にセレクトラに入社。コールセンターの立ち上げなど、現地オペレーションを確立し、2021年にはジャパン・カントリーマネージャーに就任。現在はWebメディアやコールセンター、不動産パートナー事業などの事業全般を統括。
節約系YouTubeチャンネル「知識 is Money」を運営し格安SIM・電気・ガスなどの生活インフラに関する解説動画を配信している。
ページ:selectra.jp/company/leaders#fanny
Xアカウント:@FannySelectraJP
YouTubeチャンネル「知識 is Money」:youtube.com/@Chishiki-Is-Money-by-Selectra
本件に関するお問い合わせ
セレクトラ・ジャパン株式会社 広報 上村
電話番号:03-6885-9977
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