日本香堂、母の日と供養に関する意識調査を実施「『母の日』は感謝を伝える日」約7割
亡き母へ想いを馳せる「母の日参り」は約4人に1人が認知
株式会社日本香堂(本社:東京都中央区、代表取締役社長:土屋 義幸)は、全国20~79歳の男女500名を対象に「母の日と供養に関する意識調査」を実施しました。
調査からは、7割以上の人が母の日に対してポジティブなイメージを持つ一方で、亡き母への感謝を表す「母の日参り」の認知は限定的であることが判明しました。しかし、その意義を知ることで実施意向が高まるなど、新たな母の日の過ごし方として受け入れられる可能性がうかがえました。
<「母の日参り」とは> https://www.nipponkodo.co.jp/inori/mother/
ゴールデンウィークから母の日にかけて、亡くなった母親の墓前を訪ねたり、仏前にお花や、母の日らしくお花の香りのお線香をお供えしたりすること。2009年から日本香堂をはじめとして、各社・団体がパートナーシップを組んで推進しています。
【調査のサマリー】
-
母の日については「感謝の気持ちを伝える日」が65.2%と、ポジティブな印象が多数。一方で「商業主義的な側面が気になる日」(16.2%)という回答も続く。
-
「母の日参り」の認知率は22.8%。母親が亡くなった方の認知率は、存命の方と比べておよそ1.5倍高い結果に。
-
「母の日参り」実施者からは「母や先祖に感謝の気持ちがわいた」(40.9%)、「安らぎや心の平穏を感じた」(36.4%)との声。
-
普段行っている親族への供養は、お墓参り(52.2%)が最多、次いで仏壇へのお参り(36.0%)。20代では、特に供養を行っていない(49.2%)が最多で、世代による供養意識の違いが顕著。
【調査の詳細】
① 母の日に対してはポジティブな印象をもつ人が多数
母の日はどのような日かと尋ねると「感謝の気持ちを伝える日」が65.2%で最も多く、「商業主義的な側面が気になる日」が16.2%、「家族にとって大切な存在である母を祝う日」13.6%と続きました。この結果から、商業的な側面を少なからず意識しつつも、多くの人々が母の日を感謝と祝福の機会として前向きに捉えていることがうかがえました。

② 「母の日参り」は約4人に1人が認知。実施者からは自身の心の平穏につながったという結果も
「母の日参り」を「知っている」(「よく知っており、説明ができる」、「だいたい知っており、大まかな説明ができる」、「言葉は見聞きしたことがあるが、詳しい内容については知らない」の計)と回答した人は全体の22.8%でした。また、母親が存命の方より、亡くなった方の方が約1.5倍高い認知率を示しました。



母の日に「母の日参り」を実施したことがある方は、母の日参りをしたことで「母や先祖に感謝の気持ちが湧いた」(40.9%)に次いで、「安らぎや心の平穏を感じた」(36.4%)と回答。これは、母の日参りが単なる形式的な供養ではなく、実施者自身の心の癒しにもつながっていると考えられます。
③ 世代によって異なる供養の週間。世代間のギャップがうかがえる結果に
普段、親族の供養として行っていることを尋ねると、最も多いのは「お墓参り」(52.2%)、次いで「仏壇へのお参り」(36.0%)と続きました。一方、20代では、「特に供養を行っていない」と回答した方が約半数と最多に。また、年代が下がるにつれてお墓参り実施率が減少する傾向もうかがえました。
普段の供養として「故人の好きな食べ物をお供えする」(18.0%)、や「故人の好きな花をお供えする」(11.0%)等、故人の個性を大切にした供養は、今後増加の可能性がうかがえます。

【当社の見解】
母の日は65.2%の人が「感謝の気持ちを伝える日」と捉えています。そんな感謝の気持ちは、お母さまとの別れの後も変わらないのではないでしょうか。
今回の調査では、母の日参りを認知している55.0%の方が「今後実施したい」(「したい」、「機会があればしたい」の計)と回答し、そしてその半数以上が「お母さんを偲ぶ大切な機会になる」と感じていることも分かりました。
お墓参りや仏壇へのお参りという従来の供養の形に加え、母の日という特別な日に、お母さまの好きな花やお線香でお供えをするーーそんな新しい感謝の形が、より多くの方の心に寄り添い、広がっていくことを願っています。
<「母の日参り」にもおすすめ お線香『かたりべ』のフラワーボックスギフト>

かたりべ 飾れるフラワーボックスギフト(4,400円/税込)
お香のように心に溶けこむ香り豊かなお線香『かたりべ』と、淡く美しい花々のアレンジメントフラワーを詰め合わせました。
『かたりべ』は、ラベンダー、白梅、花橘、ホワイトローズの4種類をセットに。スタンド型フレームに入ったフラワーボックスは水替え不要で美しさが長持ちし、写真立てのようにそのまま飾れます。
「母の日参り」の際のお供えとしてはもちろん、大切な方へのプレゼントとしてもお使いいただけます。
【調査概要】
調査期間:2024年5月28日~29日 調査方法:インターネット調査
調査対象:全国20~79歳の男女500名
【株式会社 日本香堂】
「青雲」「毎日香」をはじめとするお線香や、お香・フレグランス商品の製造販売を手がけるメーカー。約450年の歴史を持つ日本香堂グループの中核企業として、『香りあるこころ豊かな暮らし』をテーマに、日本独自の香文化や供養文化の継承・発展に取り組んでいます。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像