GENie株式会社、セントラル薬局グループ、東京白金台クリニック、canow株式会社、ブロックチェーン技術のNFTを活用した処方箋の有用性に関する実証実験を開始
NFT処方箋による医療機関、調剤薬局、配送会社の連携
GENie株式会社(東京都中央区、代表取締役:田口 義展)、セントラル薬局グループ(株式会社グリーンエイト、東京都新宿区、代表取締役:田中宏和)、東京白金台クリニック(東京都港区、院長:森田 重文)、canow株式会社(東京都千代田区、代表取締役:桂城 漢大)はcanow株式会社の持つDIDシステム「BRIDGE」とID管理型ライフロサービス「mine」の機能検証の一環として、医療機関、調剤薬局、配送会社間のシームレスな連携を目的としたNFT処方箋に関する実証実験を本日4月1日より開始いたしました。
1:背景
新型感染症ウイルスの拡大によりニーズが高まっているオンライン診療において、医療情報の施設関連系における個人情報保護と処方箋の電子化が喫緊の課題となっています。
canow株式会社はブロックチェーン技術を活用し、個人が主体となり個人情報を管理することで改正個人情報保護法やGDPR等の個人情報規制を遵守し、情報利用をすることができるIDシステム「BRIDGE」の構築とBRIDGEを活用し医療健康情報を管理することができるID管理型ライフログサービス「mine」の実証実験を行ってまいりました。
この度GENie株式会社、セントラル薬局グループ、東京白金台クリニックと共同で、BRIDGE、mineの実証実験の一環として医療機関、調剤薬局、配送会社の連携における個人情報管理の課題発見を行うことを目的にブロックチェーン技術のNFTを活用した処方箋の実証実験を行うことになりました。
2:実証実験概要
(1)概要
ユーザーは東京白金台クリニックで発行されたNFT処方箋をID管理型ライフログ「mine」で管理します。事前に登録した基礎疾患や常備薬などの情報と合わせ、調剤薬局へNFT処方箋を共有、調剤薬局はそれらの情報をもとに調剤・服薬指導を実施したのち配送会社へ配達を依頼します。最短で当日中に自宅(もしくは任意の場所)で処方薬を受け取ることができます。
また、複数の事業者間での情報共有の円滑化を図るとともに、情報の秘匿性も担保することで来る医療/健康業界のDX化におけるブロックチェーンの有用性を実証します。
(2)実証期間
第一回 :2022年4月〜2022年7月
第二回以降 :調整中
(3)実証場所
東京都港区白金台を中心とした半径5キロ圏内
(4)各者の役割
・GENie株式会社:処方薬の配送
・セントラル薬局グループ :処方薬の調剤
・東京白金台クリニック :対面診療、遠隔診療診療とNFT処方箋の発行
・canow株式会社:ID管理型ライフロサービス「mine」の提供、NFT処方箋管理システムの提供と実証実験後の分析
3:今後の展開
総合ライフログプラットフォーム事業として「mine」で利用可能なサービスの拡充をはかります。今後も協力企業と連携し、NFT処方箋に限らず、オンライン診療、母子健康手帳など分散型IDを中心に様々な活用場面を創出していきます。個人の情報を許諾の元、有効活用し、サービスやその他の形でユーザーの元へ還元していくために、ニーズや課題に即したサービス検証を行い、医療健康情報の可視化にむけ継続的に取り組んで参ります。
4:関係者からのコメント
- GENie株式会社 /代表取締役社長 田口義展
- セントラル薬局グループ(株式会社グリーンエイト) /代表取締役 田中宏和
- 東京白金台クリニック /院長 森田 重文
- canow株式会社 /代表取締役CEO 桂城漢大
5:各社URL
- GENie株式会社:https://genie.jp.net/
- セントラル薬局グループ(株式会社グリーンエイト):https://g-eight.co.jp/
- 東京白金台クリニック:https://www.tokyo-shirokanedai-cl.com/
- canow株式会社:https://canow-jp.com/
6:本実証実験に関するお問い合わせ
- canow株式会社:info@canow-jp.com
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