子どもたちが選んだリーダーは“身近な先生” ~アライブが小学生向けリーダーシップ教育を英語で開催~
ハーバード大学リーダーシップチームとの連携プログラムを進化させ、時代に合った“新しいリーダーシップの学びのかたち”を実現
株式会社アライブ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:三井博美)が運営するアライブイングリッシュスクールは、2025年8月4日・5日の2日間、小学校3年生~6年生を対象に「リーダーシップ・プログラム」を英語で開催しました。
本プログラムは「5日間のリーダーシップ・起業家育成プログラム(8月4日~8日)」の前半に実施され、後半にはAIを活用した起業家育成プログラムを展開しました。外国人講師には、米国の教員免許を持ち、教育現場での経験豊富なアライブ専任講師のケリーを迎えました。

プログラムの特徴 子どもたちが描いた「理想のリーダー像」
授業中に子どもたちが描いたリーダー像として、今年は 「Kind(親切な人)60%」「Teamwork(協力できる人)35%」 が挙がり、さらに多数の児童が「Teacher(先生)」を理想のリーダーと回答しましたことが特徴的でした。
昨年度の同プログラムでは、歴史的人物を挙げる傾向が強かったのに対し、今年は「身近で寄り添ってくれる存在」をリーダーとする意識が表れ、リーダーシップを “上下関係” ではなく “人との関わりの中で発揮されるもの” と捉えていることが分かりました。
衝突も学びに変える
プログラムを通して、子どもたちは共感力・責任感・レジリエンスなどの非認知能力を習得しました。チームビルディングでは、クラス内での結びつきが強まったことで自我などが出て、友達同士衝突する場面もありましたが、一人ひとりに問題を深堀することで「自分で考え、自分で立ち直る力」を育む機会を設けました。こうしたプログラムを実施する意義は、子どもたちが学び、体験したことをその場ですぐに振り返ることができることです。
多様性が成果を生む
チームビルディングアクティビティでは、様々な組み合わせでのチームで成果を検証してみました。すると、異なる性格を持つ子どもが混ざったチームの方が、毎回成果が高い傾向が見られました。これは、多様性と心理的安全性が成果を高めることを裏付けており、教育現場にとどまらず、ビジネスにも応用できる学びといえます。


リーダーシッププログラムを英語で学ぶ意義
プログラム内では、英語を使いながら対話を多く取り入れ、発表や議論にも挑戦しました。自分の感情を英語にして伝えることに苦手意識を持つ日本の子どもたちも、2日目には積極的に意見を言えるようになりました。語学力と非認知能力を同時に伸ばすことができるのは、本プログラムならではの成果です。
リーダーシッププログラムの教育的意義
今回のプログラムでは、子どもたちはリーダー像を 「優しさ」「協力」「先生」 と定義し、リーダーシップを「共に生きる力」として捉えていました。アライブでは、英語で偉人について学ぶ、課題解決の方法を習得する、チームビルディングを体験するなど、多様な取り組みを通じ、子どもたちが堂々と意見を述べ、挑戦することを恐れない力 を育んでいます。
子どもたちの吸収力は本当に高いものがあります。習ったことが自分の意見と直結する傾向もあります。だからこそ、私たちはカリキュラム設計において「大人の価値観や結論を押し付けないこと」を第一の原則とし、事実を伝えた上で子ども自身が気づき、考え、そして意見を引き出すような学びを重視しています。リーダーシップ教育は、そのプログラム設計から展開方法に至るまで大変繊細であるからこそ、教えるのではなく、子どもたちの主体的な気づきを引き出すようにしていくことが求められます。
過去のリーダーシッププログラムはこちら
今後の展望
アライブは、過去に実施したハーバード大学リーダーシップインスティテュートとの連携経験を活かし、独自の教育デザインを発展させています。特に、毎回実施する子どもたちのサーベイに基づいて科学的に検証することを重要視しています。今後も、子どもたちが「自分らしくリードする力」を育み、日本から世界へ、地球規模の課題の解決に主体的に取り組めるグローバル人材を輩出していくことを目指します。
なお、プログラム後に実施したリーダーシップに関するサーベイ結果については、現在集計中であり、後日改めてお知らせいたします。
株式会社アライブについて
会社概要
本部所在地:〒461-0001 愛知県名古屋市東区泉1丁目21-12号 いずみ21ビル 1F
設立:2001年1月18日
資本金:2,200万円
代表取締役 三井博美
主なサービス内容
インターナショナルスクール(英語の保育園)、イングリッシュスクール(英語・英会話スクール)、STEMスクール、ドリームスクール(学童プログラム)、キャリア教育(名古屋市や愛知県のNPOと連携)、幼稚園・保育園への外国人講師派遣、小学校のアフタースクール事業請負、外国人講師とのマッチングアプリの提供など。 英語教育を基軸にSDGs、STEM、リーダーシップ、起業家育成など多岐にわたるプログラムを展開中。
株式会社アライブは、生きる力、未来を切り拓く力を持つ“世界のリーダー”の育成を目指し、子ども向け英会話をはじめ、英語を活用した多彩なレッスンを提供。これまでに、ハーバード大学のリーダーシップチームやシリコンバレーの教育者と連携して、革新的なリーダーシップや起業家育成、SDGs などのプログラムを数多く実施。
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