【開催レポート】西野偉彦氏と”18歳選挙権と主権者教育”をテーマにワークショップを開催
18歳選挙権が導入されてから10年の節目の年2025年へ

リザプロ株式会社(本社:東京都新宿区、代表:孫辰洋)の代表取締役 孫辰洋は、2025年3月26日、一般社団法人未来政経研究所(本社:東京都品川区、理事長:島田光喜)と共催で、3月29日にグループワークを通して主権者教育を体験するワークショップを開催しました。
当日は株式会社第一生命経済研究所の主任研究員を務める西野偉彦氏が講師として登壇され、日本とドイツの若者の選挙投票率の比較を行い、生徒の関心をもとに「マイ争点」と「マイ政党(模擬政党)」を決める取り組みを行いました。
2025年は18歳選挙権が導入されてから10年の節目の年。一方で令和3年の衆議院選挙における20代と60代の投票率の差は30%を超えるなど、世代間の投票に対する意識の差が顕著に表れています。
これから選挙権を持つ参加高校生は、18歳選挙権が導入された背景と主権者教育の意義を学んでいきました。また若者の投票率が高いドイツの事例を紹介いただき、行政レベルでどのようなことが行われているかを確認。
高齢世代の意見や要望が政治に反映されやすい「シルバー民主主義」の中で、これからの未来を担う若者が積極的に意見を発信し、政治参画していくことは非常に大切である。その意義を少しでも感じていただけたのではないでしょうか。
今後も、学校では経験できない『主体性を育む教育』『社会課題に向き合うプログラム』を行なって欲しいという要望のある団体と協働し、プログラムや情報の発信を行っていきます。
講座実施内容
●実施日:2025年3月26日(金)、3月29日(火)
●講師プロフィール: 西野偉彦
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員も務める。国内外の教育現場を訪問し、若者の政治的リテラシーや社会参画意識を育む「主権者教育」を研究実践。

●講師プロフィール: 孫 辰洋
リザプロ株式会社代表取締役。早稲田大学政治経済学部卒業。
自身の理念「教育で日本を強くする」を実現するため、大学1年生時の2019年にオンライン家庭教師事業を創業する。さらに2020年には、オンライン予備校事業を行う「リザプロ株式会社」を創設し、代表取締役に就任。
現在は、オンライン塾事業、留学事業等、6事業を運営。

プログラムの内容(一部)
マイ争点ワーク
プログラム後半では経済財政、憲法、教育など18項目の中から自身が最も大事だと思う「マイ争点」を選び、政策の必要性や問題点を考えていただきました。政策を実現する上での問題点を洗い出し、その解決策を思考していただきました。
マイ政党(模擬政党)ワーク
各参加者の「マイ争点」を組み合わせ、選挙権のみならず被選挙権も引き下がった場合、「議員」としての争点を政策にして実現する未来があるかもしれません。
マイ政党ワークでは、一人ひとりが「模擬議員」として「政党」を立ち上げていくために、模擬政党のビジョンや公約を掲げていきました。
議論は白熱しましたが、同時に、なかなか公約をまとめ切ることができずに苦戦していました。いかに様々な政策のなかで優先順位をつけていく難しさを感じていただきました。

実際に参加した生徒様の声
・当事者の声を政治に反映させる仕組みと、それを後押しする若者の参画が鍵となる。私は今後、自らがファーストペンギンとなり、学校や地域での活動を通じて社会参画の第一歩を踏み出し積極的に発言していきたい。(高校3年生 )
・(自らの争点である地方発展に向けて)匿名で自治体に意見を伝えられる「目安箱」のようなシステムを導入することで、市民の声をより反映しやすくなるのではないかなと思った(高校2年生 )

リザプロ株式会社による、講演・セミナーについて
リザプロ株式会社では、実際に様々な体験型学習を実施しています。ビジネスアイディアを考えるプログラムはもちろんのこと、英検学習セミナーや進路学習セミナー等を定期的に開催しております。詳細な情報に関しては、こちらのホームページからご確認いただけます。
【会社概要】
社名:リザプロ株式会社
本社所在地:東京都新宿区神楽坂3-1 あさひこビル3F・4F
代表取締役:孫 辰洋
事業内容:学習塾事業、留学事業、課外活動事業
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