「3Dカメラ・データによる交通事故の再現動画」「空き家データベースの構築」など 山口県が協働実験に参加する8事業者を発表
行政・社会課題解決プロジェクト「シビックテック チャレンジYAMAGUCHI」 実証期間は2024年1月末まで
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■「シビックテック チャレンジYAMAGUCHI」とは
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UIJはスタートアップ企業との協働実験を通じて自治体が抱える社会課題を解決するプロジェクトで、2018年の兵庫県神戸市における取り組みを皮切りにこれまで全国の自治体とプロジェクトに取り組んできました。山口県では、スタートアップ企業等と行政・県民が協働して、デジタル技術で行政課題等を解決する事業「シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI」に取り組み、2021年以来3年連続の取り組みとなります。
今回は、8つの行政課題に対して46社・52提案の応募・提案があり、このたび協働企業として下記の8社を決定しました(山口県より9月6日付発表)。
▼シビックテック チャレンジYAMAGUCHI(公式ウェブサイト)
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■実証実験を行う課題(テーマ)と採択企業
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▼市町の部(4件)
課題1)空き家調査の生産性革命!現場ですぐに情報入力できる空き家データベースを構築したい!
空き家情報を専門家と共有するためのデータベースを構築し、悩みを抱える所有者がワンストップで相談しやすい窓口をつくり、地域活性化や空き家の減少に繋げたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/yamaguchi-pref/2023-9/emptyhouse-database/ )
所管課:防府市 都市計画課
採択企業:あっとクリエーション株式会社(大阪府) https://www.at-creation.co.jp/
課題2)紙の情報をデジタルで一元管理!高齢者の介護予防を地域で継続できる仕組みを作りたい!
「住民運営通いの場」は紙管理で事務に手間が発生し、データの連携もできていない。事務の効率化を図り、時や場所を選ばずに自由に参加できる新しい「場」とし、楽しく介護予防ができる環境としたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/yamaguchi-pref/2023-9/dx-for-care-prevention/ )
所管課:山陽小野田市 高齢福祉課
採択企業:株式会社ラック(東京都) https://www.lac.co.jp/
課題3)デジタル・ツールの活用で、介護医療関係機関のエンゲージメント向上!
町内の各関係機関が日常的にコミュニケーションをとることでエンゲージメントを高め連携し、入所希望者が速やかに必要なサービスを受けられ、希望する所で安心して生活できるようにしたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/yamaguchi-pref/2023-9/island-engagement/ )
所管課:周防大島町 介護保険課
採択企業:株式会社AGEN(兵庫県) https://www.fine-link.club/
課題4)歴史ある町内駅伝大会をDXしよう!運営ノウハウが継承できる持続可能な大会にし、いつまでもたすきをつなげたい!
開催回数58回に及ぶ子どもから大人まで参加する町内駅伝を、その集計機能等運営管理のノウハウが特定の職員等に依存することがないようにし、町が一つになれる大会をできるだけ長く続けていきたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/yamaguchi-pref/2023-9/ekiden-dx/ )
所管課:田布施町 デジタル推進室、社会教育課
採択企業:シーフル株式会社(東京都) https://seaful.com/
▼県の部(4件)
課題5)やまぐちの旅の魅力と感動を世界中でシェア!タイムリーで旬な観光情報を共有する未来型の情報環境の構築
行政や関係機関・事業者・地域住民がお勧めの観光情報を投稿し、観光客へ嗜好やニーズあわせた情報を共有できる環境を整備することで、地域ぐるみで観光地を盛り上げていくような仕組みとしたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/yamaguchi-pref/2023-9/futuristic-promotion/ )
所管課:観光スポーツ文化部 観光プロモーション推進室
採択企業:株式会社World Wide System(岡山県) https://www.ww-system.com/
課題6)地域の見守りにもDXを!子どもたちを守る安全マップを作りやすく、見やすくしたい!
子どもたちが紙で作っている安全マップをデジタル化することで、紙ベースのマップではできなかった情報の展開や安全教育の取組を推進し、学校だけでなく地域が一体となった安全対策に発展させたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/yamaguchi-pref/2023-9/mimamori-dx/ )
所管課:教育庁 学校安全・体育課
採択企業:株式会社エイム(山口県) http://www.aim-yamaguchi.co.jp/
課題7)そのとき何が起きたのか?交通事故の状況を3Dデータ上でリアルに再現し、衝突形態や走行速度を特定したい
3Dレーザースキャナーで計測したデータから、証拠資料をすばやく作成したい。その資料を安全講習にも活用して、県民が望む安心で安全な道路交通環境の構築を実現したい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/yamaguchi-pref/2023-9/3d-reproduction-of-traffic-accidents/ )
所管課:県警本部 交通指導課
採択企業:株式会社シュールド設計(京都府) https://www.shrewd-sekkei.com/
課題8)運転免許センターにもDXを!免許取得にかかる学科・実技試験のインターネット予約システム導入し、もっと使いやすく便利にしたい!
例年卒業・就業時期は免許試験受験が急激に増加しているため、昨年度インターネット予約を試行した。年間を通じた予約申請システムを構築し、利用者の利便性向上を図りたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/yamaguchi-pref/2023-9/drive-licence/ )
所管課:県警本部 運転免許課
採択企業:株式会社UCDコンサルティング(山口県) https://ucd-c.co.jp/
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■「Urban Innovation JAPAN」とは
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Urban Innovation JAPAN(アーバン・イノベーション・ジャパン、UIJ)は神戸市から生まれ、日本全国の自治体の課題とスタートアップ・事業者をマッチングするオープンイノベーション・プラットフォームです。
DXに取り組む自治体のニーズを、本当に課題を解決できる人のところにまで届け、適材適所に課題を解決できる事業者との出会いが加速する姿勢が高い評価を受け、2021年にはグッドデザイン賞を受賞しました。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072562.html)
▼これまでの事例(22自治体)
https://urban-innovation-japan.com/past/
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