株式会社イムラ、奈良女子大学で「なら学+(プラス)」の講義を実施
〜 工務店の立場から、吉野杉の魅力と吉野林業の歴史を語る〜
奈良・大阪で「吉野杉の家」の注文住宅を建てている株式会社イムラ(本社:奈良県奈良市三条大路3丁目2-7-1、代表取締役社長:井村義嗣)は、10月18日に、国立大学法人奈良女子大学やまと共創郷育センターの地域志向科目「なら学+(プラス)」の講師を勤めました。その中でウッドショックや過疎化などのキーワードを折り込みながら、吉野杉の魅力や吉野林業の歴史と課題点を論じさせていただきました。
- 「なら学+(プラス)」とは
※参考リンク:http://www.nara-wu.ac.jp/yamato/
- 講義を終えて
「なら学+(プラス)への参加は5年連続5回目の参加になります。弊社のCSR活動の一貫として、民間の立場・工務店の立場から見た、吉野杉の魅力や吉野林業の現状について、『奈良』というフィールドについてご興味がある300名ほどの学生様にお話をしています。林業は学生からみて大変距離感のあるテーマだと思われますので、過疎化や限界集落等の昨今の地域の課題と併せて、なるべく平易な内容で問題点をお伝えするように毎回心がけています。今回は特に直前に『ウッドショック』という日本中で建築用の木材が払底してしまう現象が起き、国産材全体の復権を訴えながら、住宅に吉野杉を使うことの魅力をお話すると大変大きな反響をいただきました。対面で授業を受けていた学生さんだけでなく、オンラインで受講されていた学生さんからも、たくさんのご質問を頂戴し、イムラの取り組みについて、少しでも多くの学生さんに興味を持っていただけたのかと思うと、嬉しく思います。」
- 参加学生の声
「家を木で建てることが売りの大手ハウスメーカーであっても、国産の木を使っていないのに、驚きました。日本の風土にあっていない木を使って建てた家は大丈夫なのかと、不安になりました。家のデザインは違えど、昔と同じ、国産の木を使った木造建築がまだまだ続いてほしいなと思いました。以前から吉野杉を知っており、林業にも興味があったので今日の授業を楽しみにしていました。とても勉強になり、面白くてよかったです。」
「『日本で成長する木は日本の気候に適しており、日本で長持ちする』ということを教えて頂き、はっとしました。当たり前のことのように思えますが、今まで気づきませんでした。大人になって、自分の収入で家を建てることができるなら、簡単に腐ってしまうような家は建てたくありません。日本の木で家を建てたいと思いました。講義を受けて、奈良県に住む人は木々を守ってきたという歴史があることを知り、この美しい産業を衰退させたくないと感じました。」
「林業に携わる人が日本では減っているということは知っていましたが、想像以上に深刻な状況なのだと感じました。林業と聞くと木の伐採というのが主であって、ほかの関わり方を思い浮かべていなかったので、日本の林業のすばらしさを伝えていくことでも貢献できると気づけて良かったです。また、実際に吉野杉を触ってみて木のなめらかさや色味や香りなどその場にいて安心できるような要素がたくさんあり、感動しました。」
以上のような感想をいただきました。
- ㈱イムラのCSR活動方針
※参考リンクSDGsへのイムラの取り組み:https://imura-k.com/sdgs/
- 株式会社イムラについて
【会社概要】
会社名:株式会社イムラ
所在地:奈良県奈良市三条大路3丁目2-7-1
代表者:井村 義嗣
設立:1927年4月
HP:https://imura-k.com/
Instagram:https://www.instagram.com/imura_official_account/
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCpuk5i1RVGwuYYh2RW0o1dQ
事業内容:木造注文住宅・リノベーション
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