AI Agentによる次世代SaaS ID管理プラットフォーム、「Josys AI」を発表
SaaS管理をもっとスマートに。IT ガバナンス強化、セキュリティ強化、コスト最適化をAIで効率化
ITガバナンスを強化をすることを目的としたSaaS ID管理プラットフォームを運営するジョーシス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:松本恭攝)は、IT運用の高度化と自動化を支援する新機能群「Josys AI」の提供開始を発表しました。
AIを活用することで、IT ガバナンス強化、セキュリティ強化、コスト最適化など、従来IT部門の大きな負担となっていた業務をより効率的に進められるようになります。
社内のアプリ使用状況の把握やアクセス権の見直し、管理ポリシーの設計、契約管理など、時間と手間がかかる業務に対して、AIの力で柔軟に対応できる仕組みを構築します。

■リリースの背景
コロナ以降に加速した“SaaSの爆発的な導入”により、多くの企業が以下の3つの危機に直面しています。すなわち、SaaSガバナンスの危機、SaaSセキュリティの危機、そしてSaaSファイナンスの危機です。
現在、IT部門が把握しているアプリケーションは全体のわずか26%にとどまっており、社内ポリシーの未整備・未徹底により、ガバナンスの不全が深刻化しています。加えて、シャドーITの増加、高リスクアプリの使用、セキュリティ設定の不備、退職者のアカウント放置といった事象も頻発しており、SaaS起因のセキュリティリスクが顕在化しています。
さらに、こうした状況を放置した結果、従業員1人あたりの年間SaaSコストはこの2年間で約3倍に増加し、2024年度には135万円に達しています。その中には未使用ライセンスも多く含まれており、コスト面での非効率も大きな課題となっています。
これらの課題に対し、Josys AIを導入することで、煩雑なSaaS管理業務を自動で可視化・分類し、ITガバナンスの強化、セキュリティの向上、コストの最適化を実現します。従来IT部門が抱えていた大きな負担を軽減し、効率的なSaaS管理を可能にします。
■Josys AIの特徴
従業員データの自動分類と識別
管理すべきアイデンティティや管理対象が増加する中、管理は煩雑になりがちです。Josys AIを活用することで、従業員データを自動で分類し、派遣社員やシステムアカウントを自動で判別・自動紐付けすることが可能になります。
アクセスポリシーの不在による、ガバナンスリスクへの対応
ユーザーとアクセス権限を分析し、利用パターンに基づいたアクセスポリシーをAIが自動で作成します。作成されたポリシーに反するアクセスが検知された場合は、自動で違反を検知し、迅速に修正することが可能です。
シャドーAI対策
AIやアプリケーションの利用実体を正確に把握できず、ガバナンスが効かなくなるという課題があります。Josys AIは、従業員が利用しているすべてのAIアプリを特定し、それらを分類・評価した上で、適切な対処を自動的に実施します。
契約データの自動インポート
契約ファイルから契約情報を自動で取得し、契約期限に基づいて更新前にアラートを受け取ることで、自動更新を防ぎます。これにより、不必要なコストの発生を回避し、契約管理の効率化を実現します。
Josys AIの機能や導入についての詳細は、以下の特設ページをご覧ください。
https://www.josys.com/jp/ai

■ジョーシス株式会社について
2022年に設立された多国籍スタートアップ企業であるジョーシスは、“Simplify IT, Empower communities”をミッションに掲げ、米国、インド、日本、シンガポール、、オーストラリア、ベトナム、インドネシア、マレーシアに350人以上の従業員を擁し、グローバルにSaaSマネジメントプラットフォームを提供しています。累計320億円の資金調達を実施し、現在700社以上の企業に利用されています。
<会社概要>
・社名:ジョーシス株式会社
・代表取締役社長:松本 恭攝
・設立:2022年2月1日
・資本金:1億円
・本社:東京都港区麻布台1丁目3-1 麻布台ヒルズ 森JPタワー23F
・企業URL:https://www.josys.com/jp/about
・サービスURL:https://www.josys.com/jp
・利用に関するお問い合わせ:https://jp.josys.com/contact
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