ロボットメーカーのFUJI、インドネシアに現地法人を設立

製造拠点分散の需要に対応し、東南アジア全域での顧客サービス体制を強化

株式会社FUJI

株式会社FUJI(本社:愛知県知立市、代表取締役社長:五十棲 丈二、以下、「FUJI」)は、グループ会社であるFUJI MACHINE ASIA PTE. LTD(本社:シンガポール、社長: 佐々木 順、以下、「FMA」)の100%出資により、2024年10月24日にインドネシアに新たな現地法人PT. Fuji Indonesia Corp (以下、「FIN」) を設立し、同日に開所式典を実施いたしました。
FIN設立より、地政学リスクの高まりやサプライチェーンの多様化を背景とした東南アジア地域への製造拠点分散の需要に応えるとともに、顧客へのサポートをさらに充実させ、グローバル市場での競争力強化を推進してまいります。


  • FIN設立の背景


インドネシア現地法人「FIN」 事務所外観インドネシア現地法人「FIN」 事務所外観

FUJIは、電子部品実装ロボットの開発・製造・販売を事業の柱とし、国内外の製造現場を支えてきました。製造業において世界的にサプライチェーンの再構築が進む中、近年、アジア地域では、地政学リスクの高まりを背景に製造拠点の分散化が注目されています。その中でも東南アジアは、経済成長や人口増加、労働コストの優位性などを背景に、製造拠点の移転先として重要性を増しています。


こうした状況を踏まえ、この地域における顧客サービス体制の強化とグローバル市場における競争力のさらなる向上を目指し、新たな現地法人「FIN」をインドネシアに設立しました。FINは現地のニーズへの迅速な対応および高品質な技術サポートの提供を可能にし、東南アジア地域全体のサービス基盤を支える重要な拠点としての役割を担います。





FIN設立は、中長期にわたる当社グループ業績及び企業価値の向上に資するものと考えておりますが、本件による今期の当社業績への影響は軽微です。開示すべき事項が生じた場合には速やかに公表いたします。

  • 開所式の様子

2024年10月24日の設立に際して実施された開所式典には、顧客40名を含む延べ60名以上の関係者が参加しました。式典では、門出を祝うテープカットのほか、事務所ツアーやFUJIの電子部品実装ロボットのデモ運転、同ロボットの実装ヘッドの脱着体験会を実施しました。体験会では、当社装置の特徴である軽量ヘッドユニットの脱着を通じて、FUJIならではのモジュール化された装置の拡張性を体感していただきました。


実装ヘッドユニットの脱着体験会の様子実装ヘッドユニットの脱着体験会の様子

  

  • 今後の展望

FUJIでは、経営戦略として、2024年度を初年度とする中期経営計画の基本方針として「既存事業の拡大と収益力強化」を掲げており、今回のグループ子会社によるインドネシアでの新たな現地法人の設立はその一環です。今後も、グローバル市場における競争力のさらなる強化を目指し、拠点の拡充をグローバルに進めてまいります。


  • 会社概要

FUJIについて

会社名  : 株式会社FUJI

代表者  : 代表取締役社長 五十棲 丈二

所在地  : 〒472-8686 愛知県知立市山町茶碓山19

設立   : 1959年4月

事業内容 : 電子部品実装ロボットならびに工作機械の開発、製造、販売

資本金  : 5,878百万円

URL   : https://www.fuji.co.jp/


FMAについて

会社名  : FUJI MACHINE ASIA PTE. LTD

代表者  : 社長 佐々木 順

所在地  : 51 Ubi Avenue 1, #01-24, Paya Ubi Industrial Park, Singapore 408933

URL   : https://www.fma-smt.com/

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会社概要

株式会社FUJI

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URL
https://www.fuji.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
愛知県知立市山町茶碓山19番地
電話番号
0566-81-2111
代表者名
五十棲 丈二
上場
東証プライム
資本金
58億7800万円
設立
1959年04月