〜暑すぎる2024年残暑、睡眠の質を上げるには?〜 春より睡眠時間が短くなった人は約半数、平均睡眠時間「7時間未満」は8割超に。 今夏、約7割が「睡眠の質低下」を実感
日焼け対策しない人・積極的に日光浴する人ほど夏バテしにくい傾向も お盆明けも引き続き猛暑予報。猛暑時の睡眠の質向上には意外にも「適度な日光浴」が鍵
“ちょうどよい”日光浴の目安時間を提案するデバイスとアプリ『LNES® SL-04』を提供する日本ゼオン株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:豊嶋哲也)は、今夏お盆明けにも猛暑予報が続くことを受け、20〜60代の男女1,028名を対象に、夏バテに関するアンケート調査を行いました。
その結果、猛暑の今夏に夏バテを経験した人は約7割にのぼり、今年の夏バテ症状の3位に「睡眠の質の低下」があがる結果となりました。さらに、約半数が「春頃より睡眠時間が短くなった」と回答し、専門家が推奨する平均睡眠時間「7時間以上」に満たない人が8割以上という結果に。睡眠の質が「夏バテ」に影響を与えていることが示唆されています。
一方で、日焼け対策をしている人ほど夏バテが起きやすい傾向があり、日光浴を積極的に取り入れている人ほど、夏バテしにくいという傾向も見られました。
本プレスリリースでは、これらの理由と、猛暑の中“いい睡眠”を取るための方法、日光浴がもたらす意外な効果について、睡眠負債の専門家・白川修一郎先生とビタミンDの専門家・斎藤糧三先生による見解をご紹介しています。最後に、睡眠負債、ビタミンD、アルゴリズムのそれぞれの専門家が監修し、クラウドファンディング「Makuake」でも話題の日光浴ナビゲートデバイス『LNES® SL-04』をご紹介します。
【調査結果サマリー】
① 夏バテ感じた人約7割。夏バテ症状の3位に「睡眠の質の低下」がランクイン
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今年、例年より暑いと感じる人は75.6%。今年夏バテを感じた人は約7割。年代別で見ると、最も夏バテを実感しているのは20代女性で、8割以上が実感あり。
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今年の夏バテ症状は、1位「体がだるい」2位「疲れやすい」に続き、3位に「睡眠の質の低下」。夏バテ症状のある3人に1人以上(36.5%)が、「睡眠の質の低下」を感じていることが判明。
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今夏の平均睡眠時間は、専門家が推奨する睡眠時間「7時間」に達していない人は81.2%も。春頃より睡眠時間が短くなった人は約半数(45.9%)。
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今年の夏、「睡眠の質の低下」を感じる人は全体で約7割にのぼる結果に。
② 積極的に日光を浴びる人、日焼け対策しない人ほど夏バテしにくい傾向が明らかに
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起床後の熟睡度は、「眠りが浅い人(52.8%)」が、「眠りが深い人(42.0%)」を上回り、日々のやる気についても、「やる気が出ない人(53.3%)」が「やる気がある人(46.7%)」を上回る結果に。
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日焼け対策をしている人で夏バテを感じる人は74.2%にのぼったのに対し、日焼け対策をしていない人で夏バテを感じる人は55.7%に留まった。また日光浴を積極的に取り入れない人で「夏バテを経験した」と回答した人は70.9%にのぼったのに対し、積極的に日光浴を取り入れている人は63.8%に留まる結果に。日焼け対策をしない人・日光浴を積極的に取り入れている人ほど、夏バテしにくい傾向が見られた。
専門家解説 日光を浴びた方が睡眠の質向上・夏バテしにくい理由とは?猛暑時の睡眠の質を上げる方法
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猛暑に睡眠の質が悪くなる理由は「熱帯夜によって、夜間の深部体温低下を阻害すること」が一つの要因。日光浴には、生体リズムのメリハリを強化したり、夜間メラトニン分泌を増加させたりする効果があるため、睡眠の質を改善する効果がある。(睡眠負債の専門家・白川修一郎先生より)
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ビタミンDは、幸せホルモンと称される『セロトニン』の生成を活性化する。これにより自律神経の安定、ひいては睡眠の質を安定にすることが期待できる。日光浴による『セロトニン』の生成が、睡眠の質向上、ストレス軽減などの相乗効果を生み、夏バテを感じにくくさせていることが推察される。(ビタミンD専門家・斎藤糧三先生より)
<猛暑に”いい睡眠”をとる & 夏バテ予防のための必要条件>
① 朝9時前に10分程度の日光浴
② 日焼け止めを塗らない部分をつくり、 10〜14時に「5分〜10分程度」日光浴(浴びすぎに注意)
③ 1日を通じて累積1時間程度、日光を浴びる(日陰でもOK)
■2024夏、例年より暑いと感じる人は75.6%。夏バテを感じた人は69.0%にのぼる。
今年、例年より暑いと感じる人は75.6%。今年夏バテを感じた人は69.0%にのぼりました。年代別で見ると、最も夏バテを実感しているのは20代女性で、なんと8割以上(81.0%)が夏バテを感じると回答。
■3人に1人以上(36.5%)が、夏バテ症状として「睡眠の質の低下」を感じていることが判明
今年経験した(または、経験している)夏バテ症状については、1位「体がだるい」2位「疲れやすい」に続き、3位に「睡眠の質の低下」があがる結果に。3人に1人以上(36.5%)が、夏バテ症状として「睡眠の質の低下」を感じていることが判明しました。
そのほか「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」などが上位に上がり、睡眠に影響が出ている傾向が見られました。
■春と比較して、睡眠時間が短くなった人は約半数(45.9%)、40代女性が最多
今夏の睡眠時間の変化について伺うと、春頃より「短くなった」と回答する人が最多で、約半数(45.9%)にのぼりました。年代別で見ると、睡眠時間が「短くなった」人は40代女性が最も多く、61.3%が回答する結果となりました。
■平均睡眠時間「5時間以上~6時間未満」が最多。専門家推奨の7時間未満が約8割を占める。
最近(今夏)の平均睡眠時間については「5時間以上~6時間未満」と回答した人が最多で、続いて「6時間〜7時間未満」という回答が多く見られました。全体で見ると、専門家が推奨する睡眠時間に達していない(睡眠時間が「7時間未満」)人は81.2%にのぼりました。
■2024夏、睡眠の質の低下を感じている人は約7割。「夜中に目が覚める」「寝つきが悪い」「起床予定の時間より早く目が覚める」人が上位に。
今年の夏、睡眠の質の低下を感じている人は68.4%という結果に。夏バテ症状という実感はなくとも、今年の夏に睡眠の質の低下を感じる人は約7割にのぼる結果となりました。
睡眠の質の低下を感じた最大の理由について伺うと、「夜中に目が覚めるため」「寝付きが悪いため」「起床予定の時間よりも早く目が覚めてしまうため」という回答が上位に上がりました。
■起床後の「目覚めの爽快感」「疲労感」「やる気」は、いずれも10段階のうち「5pt」台。
専門家「生体リズムのズレによる睡眠の質低下の可能性がある」と警鐘を鳴らす。
最近の、起床後の「目覚めの爽快感」について、10段階で回答いただいた結果、平均は「5.3ポイント(どちらかといえば眠気を感じる)」。「疲労感」については、平均「5.4ポイント(どちらかといえば疲れが残っている)」、そして睡眠の満足度については、平均「5.5ポイント」という結果となりました。
■半数以上(52.8%)が眠りが浅いと回答。また、やる気が出ないと回答した人も半数(53.3%)以上に
起床後の熟睡度については眠りが深い人は約4割(42.0%)に対し、半数以上(52.8%)が眠りが浅いと回答。眠りが浅い人が、眠りが深い人を上回る結果となりました。
日々のやる気については、やる気がある人が5割未満(46.7%)に対し、やる気が出ない人は半数以上(53.3%)となりました。
専門家によると、「猛暑は夜間の深部体温低下を阻害することで睡眠の質が下がりやすい傾向がある」と言います。そして、「睡眠の質の低下により、やる気や疲労度について影響が出ている可能性がある」と指摘しています。
■日焼け対策をしている人・積極的に日光浴をしない人の方が夏バテの傾向が高い結果に。
普段の日焼け対策状況について、日焼け対策をしている人は7割以上(71.7%)に上りました。そのうち、日焼け止めを塗っている人は4割以上(42.0%)にのぼりました。男女別で見ると、男性で日焼け対策をする人が多かったのは20代男性(65.7%)。女性は全年代で8割以上が日焼け対策をしているということがわかりました。
一方で、日焼け対策をしていない人で夏バテを感じる人は55.7%に対し、日焼け対策をしている人で夏バテを感じる人は74.2%という結果に。日焼け対策をしている人ほど、夏バテを感じる傾向が高いことが判明しました。
また日光浴を積極的に取り入れない人で「夏バテを経験した」と回答した人は7割(70.9%)にのぼったの対し、積極的に日光浴を取り入れている人、63.8%(6割程度)に留まる結果に。日光浴を積極的に取り入れている人ほど、夏バテを感じにくい傾向が明らかとなりました。
この理由について専門家に伺った結果、「日光浴で、ビタミンDが生成される、夜間メラトニン分泌につながる、ということは、睡眠の質によい影響を及ぼしていることが示唆される」という見解を示しました。
【調査概要】
調査対象:20歳〜69歳 計1,028人 調査機関:株式会社ジャストシステム 調査方法:インターネット調査 調査期間:2024年7月25日(木)~7月30日(火)
※調査結果の数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※調査結果をご紹介いただく際は、「日光浴ナビゲートデバイス&アプリ「LNES」提供、日本ゼオン株式会社調べ」と注釈をご記載ください。
睡眠評価研究機構代表 日本睡眠改善協会理事長 医学博士 白川 修一郎 先生 (『LNES® SL-04』監修)
睡眠評価研究機構の代表を務め、睡眠科学の専門家として広く社会に貢献している。長年にわたり睡眠に関する研究を行い、特に睡眠の質やその改善に注力してきた。多くの書籍や論文を執筆し、講演活動も行っており、睡眠の重要性とその管理方法について社会啓発している。テレビ、ラジオや雑誌などのメディアでも頻繁に取り上げられ、睡眠に関するアドバイスを提供している。
・著書:『睡眠力を上げる方法永岡書店』『命を縮める睡眠負債を解消する』祥伝社など
・テレビ出演:「 NHKスペシャル」 / 「あさイチ」など
医師/日本機能性医学研究所所長 米国機能性医学認定医 斎藤 糧三 先生 (『LNES® SL-04』総監修)
機能性医学の専門家であり、特にビタミンDに関する研究で広く貢献。医師としての豊富な経験を基に、ビタミンDが免疫機能の向上や多くの健康効果に寄与することを明らかにしてきた。多くの専門書や論文などを執筆し、ビタミンDの適切な合成・摂取とその重要性について啓蒙している。
・著書:「サーファーに花粉症はいない」(小学館)、「病気を遠ざける!1日1回日光浴日本人は知らないビタミンDの実力」(講談社+α新書)など。
・テレビ出演;NHK「ガッテン!」/日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」「スクール革命!」/フジテレビ系「ノンストップ!」「華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!」/TBSテレビ系「名医のTHE太鼓判!」「ビビット」/テレビ朝日系「林修の今でしょ!講座」「羽鳥慎一モーニングショー」
■まとめ:猛暑時期、睡眠の質向上&残暑バテ予防のためのの日光浴のポイント
■ いい睡眠をとるための必要条件
①朝9時前に10分程度の日光浴
②日焼け止めを塗らない部分をつくり、
10時~14時に5分~10分程度の日光浴
③1時間程度累積で太陽を浴びる(日陰でよい)
■ さらに睡眠の質を上げるための行動
④就寝時26~28度設定でクーラー利用、遮光カーテン利用
⑤朝ごはんを食べる
⑥飲酒や食事は寝る2時間前までに終わらせる
⑦スマホ・PCは寝る1時間前からは触らない
⑧毎日、適度な運動をする
■その日の服装・日光量に応じて、日光浴の目安時間を提案。 日光浴ナビゲートデバイス&アプリ 『LNES® SL-04』概要
太陽を適度に浴びることは、ビタミンDの生成や生体リズムのリセット、メラトニン分泌を促し、質のいい睡眠にも必要不可欠であることがわかっています。ビタミンDの充足や質の良い睡眠は、骨や筋肉、免疫系、腸内フローラなどを調整・活性化し、 リフレッシュ効果も期待できます。
また1日あたりの適切な日光浴時間は、厳密にいうと、その日の天気や光量、紫外線量、服装(浴び方)などによっても変化してしまい、日光浴の目安となる時間は変わります。
そこで、ゼオンでは「 SOLAR CARD® 」を用いてその場の太陽光を数値化し、独自のアルゴリズムで演算することで、太陽を浴びるちょうどよいレベルの目安時間を数値など視覚的に提案し、上手な日光浴をマネージメントする様々なサポート機能も充実させたモバイルデバイス『LNES® SL-04』※と、専用アプリ『LNES』を期間数量限定にて開発・実用化いたしました。
本商品には、睡眠負債の専門家である白川修一郎先生、ビタミンDに詳しい機能性医学の専門家の斎藤糧三先生、ビタミンDと紫外線の演算アルゴリズムの専門家として国立環境研究所の中島英彰先生が監修しています。
本商品の特徴(デバイス及びアプリの連動による)
□ちょうどよい日光浴の目安時間をその場で測定・数値化
□自分に合わせた日光浴体験レベルの設定
□3つの指標と総合スコア化で目安評価をログ化
□天気情報(ウェザーニュース)連動:お知らせ/アラート機能
□日光浴関連情報のお得な定期配信
3つの指標で日光浴を5段階簡易トラッキング
[ビタミンD生成期待度]日光浴によるビタミンD生成の目安時間・ログ
[紫外線目安コントロール度] 日光浴による浴びた日差しの目安ログ
[睡眠の質改善期待度] 睡眠の質につながる自動測定と目安ログ
デバイス『LNES® SL-04』(期間数量限定発売)
コンパクトで軽い。レザー採用でチャームのようなデザイン。
バックなどにもつけたりとアクセサリー感覚で持ち歩ける。
□商品名:LNES® SL-04
□クラファンURL
:https://www.makuake.com/project/projectlnes
□ブランドURL
:https://www.lnesproject.jp/sl04/
□カラー:5色
(ブラック、ブルー、ピンク、イエロー、ベージュ)
□サイズ:145×85×15㎜(約80g)
□価格:14,850円(税込み) (保証期間6か月)
スマホアプリ『LNES』
シンプルで直感的に使える
カラー・画面デザインを実現。
主に、ホーム・日光浴計測・
3つの活動ログ・予報・記事
■アプリ名:LNES
■対応機種:iOS
※ホーム/活動ログを更新
※Androidは〇月リリース予定
■会社概要
日本ゼオン株式会社について
日本ゼオン株式会社は、1950年に創業した化学メーカーです。ナフサから生成されるC4、C5留分を活用し、合成ゴムや石油樹脂等のエラストマー関連製品に加え、透明樹脂や光学フィルム、リチウムイオン二次電池材料といった高機能材料まで幅広い製品ラインアップを取り揃えています。ゼオンはこれからも、独自に培った確かな技術によって生み出される高品質な製品を世の中にお届けするともともに、地球環境と人類の繁栄に貢献してまいります。
オープンイノベーションプロジェクト「 project LNES 」について
2011年の東日本大震災の経験を経て、誰でも手軽に使える身近なソーラーを実現しようと、ゼオンの新素材「カーボンナノチューブ」を応用したことが原点でした。プラスチック型ソーラーの研究分野で必須だった電極に用いるレアメタルを使用せずにデザインソーラー「SOLAR CARD®」を実現し、オープンイノベーション「 project LNES 」を2016年末に立ち上げ、社会実装を進めてきました。太陽の恩恵を誰でも享受できる「SOLAR CARD®」を用いて、健康問題という大きな社会課題の解決に向かう今回の提案は、次なるサステナブルでウェルビーイングな時代を創る先駆者としての企業の使命でもあります。
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