【開催レポート】LDXP主催「ステマ対策完全ガイド in 岩手」マーケティング事例研究会Vol.3 を開催
〜フリーアナウンサー幡谷 明里氏と探るステマのリスクと対策〜
株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社で、マーケティング特化の事業を展開する株式会社CARTA MARKETING FIRM(東京都港区虎ノ門、代表取締役:西園 正志、以下CARTA MARKETING FIRM)は、株式会社ファーストサウンド(東京都中央区銀座、取締役代表:檜山 初音)、杜陵高速印刷株式会社(岩手県盛岡市、代表取締役:西野 正寿)と共同で推進するLDXプロジェクト*の一環として、ステルスマーケティング対策を学べるプレミアムイベント「マーケティング事例研究会Vol.3〜ステマ対策完全ガイド in 岩手〜」を、アイーナ・いわて県民情報交流センターにて開催しました。
※LDXプロジェクト(ローカルデジタルトランスフォーメーションプロジェクト):ローカルエリアのオンオフ統合コミュニケーションの実現に向けて、DX人材の育成や各分野におけるデジタル課題解決を推進するプロジェクト
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イベント概要
演題:「マーケティング事例研究会Vol.3〜ステマ対策完全ガイド in 岩手〜」
登壇者:CARTA MARKETING FIRM プロダクト事業局 局次長 ・SNS統括 平賀 大地
ゲスト:アナウンサー兼インフルエンサー 幡谷 明里氏
<スケジュール>
10:00〜10:15 受付
10:15〜 ご挨拶
10:20~ 第一部 基本知識・ケーススタディ
10:50〜 第二部 パネルディスカッション
11:15〜 質疑応答
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開催レポート
前半は、平賀が2023年10月に施行されたステルスマーケティング規制および2024年10月に改定された景品表示法について解説。
明示的な依頼や指示がなく、金銭や物品などの対価を与えていない場合でも、投稿者が従業員や取引先の関係者、インフルエンサーなどで広告主と利害関係があり、その意図が反映されていると判断されれば、ステルスマーケティングに認定される可能性があると述べました。
その際には、「広告」や「PR」といった表示を明確に記載する必要があり、表示がない場合はもちろん、記載の文言や大きさ、場所が消費者にとって分かりにくい場合も「不当表示」に該当すると強調しました。
さらに、具体的な投稿例をもとに、ステルスマーケティングに該当するかどうかを参加者に質問。それぞれの投稿がなぜ規制対象となるのかを解説し、事業会社のマーケターにとって判断がつきにくいケースや、意図せずステルスマーケティングに該当してしまう可能性がある点についても触れました。
【事例抜粋】
また、2024年10月に施行された改正景品表示法では、課徴金が1.5倍に加算されることや新たな罰則の導入によって、違反抑止力が大幅に強化され、この改正により、企業は広告やプロモーション活動において一層の慎重さが求められ、ステルスマーケティングをはじめとした不正な宣伝手法に対する対応が重要になっていくとの見解を述べました。
後半は、フリーアナウンサーの幡谷氏と、ステルスマーケティングに関するパネルディスカッションを開催。幡谷氏は、テレビ局アナウンサー時代に身近に経験したステマ対策や、自身のSNSマネジメントに関する実践的なアプローチを紹介しました。
幡谷氏は、SNS運用における注意点として、信頼できる広告代理店から提供されたPR案件を受けるよう心がけていることを挙げました。また、SNS投稿を行う際には、夫に投稿内容をダブルチェックしてもらうことで、徹底したリスクマネジメントを実施していると述べ、慎重な姿勢を示しました。
質疑応答では、投稿時に意識しているポイントについて幡谷氏が語りました。最初の3秒間でいかにアテンションを引けるかを重視していると述べ、80万回再生を記録した動画の具体例を挙げました。
また、幡谷氏は「フィード投稿の一枚目を何にするかは非常に悩む」と語り、自身の経験に基づき、フィード投稿は一度に複数の写真をアップロードできる特性があり、それによってユーザーの滞在時間が長くなることで、結果的に発見タブに表示される確率が高まるとの見解を示しました。
平賀氏は「今はオープンマーケティングの時代。PRをしっかり明示し、読まれる広告を作っていきたい」と、透明性の高い広告手法を積極的に採用していく姿勢を示しました。
参加者からは、「ステルスマーケティング規制について具体的な事例を交えた解説が役立った」「日々の業務で注意すべきポイントが明確になった」といった声が寄せられ、規制への理解と透明性のあるマーケティングへの関心が高まる有意義な時間となりました。
LDXプロジェクトは、引き続き、知識や経験を広く共有し、デジタル人材の育成、ローカルエリアの自治体・企業のDX化推進に取り組んでまいります。
■株式会社ファーストサウンドについて
会社名:株式会社ファーストサウンド(https://firstsound.co.jp/)
所在地:東京都中央区銀座1-22-11 銀座大竹ビジデンス2F
代表取締役:檜山 初音
事業内容:キャスティング・事務所運営に関する事業/調査・エージェント業務/企業ブランディング業務/メディアバイイングプランニング業務/スポーツ・その他コンテンツマーケティング業務/クリエイティブ制作・デザイン業務/プロモーション支援業務/デジタルコンテンツ業務/WEB制作・マーケティング業務メディアリテラシー業務/ライブ・イベント業務運営/ビューティー&コスメの製造販売/書籍・DVD ・CDの制作及び販売/食料品の販売及び飲食店の経営/演出業務/建築設計コンサル業務
■杜陵高速印刷株式会社について
会社名:杜陵高速印刷株式会社(https://www.toryokohsoku.com/)
所在地:岩手県盛岡市川目町23番2号 盛岡中央工業団地
代表取締役:西野 正寿
事業内容:高級オフセット印刷物・ダイレクト印刷・オンデマンド印刷・その他紙製品製造販売・印刷・製本の引き受け並びに出版物発行商品の販売及び前各号に付帯する業務
■株式会社CARTA MARKETING FIRMについて
会社名:株式会社CARTA MARKETING FIRM(https://carta-marketing-firm.co.jp)
所在地:東京都港区虎ノ門2-6-1 虎ノ門ヒルズステーションタワー36F
代表取締役:西園 正志
事業内容:マーケティング支援事業、アドプラットフォーム事業
我々はマーケティングファームとして、クライアントのマーケティング課題解決に努めるべく、デジタルマーケティングを中心に価値を提供してまいります。
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