【子育てパパ・ママ300人調査】実家との距離が暮らしに与える影響とは?「8割以上が子育てに影響」と回答
サポートの有無で暮らしや安心感に大きな差、理想は「同じ市区町村内」
【子育てパパ・ママ300人調査】実家との距離が暮らしに与える影響とは?「8割以上が子育てに影響」と回答サポートの有無で暮らしや安心感に大きな差、理想は「同じ市区町村内」
株式会社エムフロ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:北脇 陽典)は、実家と離れて子育てしている方300人を対象に「実家との距離が育児や暮らしに与える影響」に関するアンケートを実施し、そのデータを集計・考察しました。
共働き世帯の増加や地方の過疎化(都市部への人口集中)を背景に、子育て世代が日常的に実家に頼ることが難しいケースが増えています。
育児や家事のサポート、急な体調不良時の対応、精神的な安心感など、実家の存在は子育て世帯にとって大きな支えとなりますが、その恩恵は距離によって大きく左右されます。
そこで今回、株式会社エムフロ(https://www.mfro.net/)が運営するクラウディアアシスタント(https://craudia-assistant.com/)は、子育て中のパパ・ママ300人を対象に「実家との距離感が暮らしに与える影響」に関するアンケートを実施しました。
本調査では、実家の近さ・遠さが子育てや日常生活にどのような影響を与えているのかを明らかにし、現代の子育て環境における課題や理想のあり方を探ることを目的としています。
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「クラウディアアシスタント」の公式サイトURL(https://craudia-assistant.com/)へのリンク設置をお願い致します。

【調査概要】
調査対象:実家と離れて子育てしている方
調査期間:2025年8月15日~18日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネット調査
有効回答数:300人(女性221人/男性76人/その他1人/回答しない2人)
回答者の年代:20代 13.0%/30代 47.3%/40代 30.0%/50代以上 9.7%
調査目的:実家の距離が子育てや生活に与える影響を明らかにし、現代の子育て世代が抱える課題や理想の距離感を探るため
【調査結果サマリー】
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実家との距離:近距離と遠距離が二極化している
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帰省頻度:2〜3か月に1回が最多だが頻度は大きくばらつく
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子育てへの影響:8割以上が「影響がある」と回答
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近くて助かること:子どもの預け先や安心感が大きな支援要素
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遠くて困ったこと:体調不良時や出産時に頼れない不安が多い
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理想の距離:同一市区町村内や徒歩圏内が理想とされる
実家との距離はどのくらいですか?

回答結果を見ると、「隣接自治体(30分〜1時間以内)」と「片道2時間以上」がほぼ同率で約24%を占め、実家との距離は二極化していることが分かります。
次いで「片道1〜2時間程度」(21%)や「同一市区町村内」(16%)が続き、徒歩圏内に実家がある人は約13%にとどまりました。
全体として、実家が「気軽に行ける距離」にある家庭と、「気軽に行けない距離」にある家庭とで大きく分かれていることが見えてきました。
実家に帰る頻度はどれくらいですか?

最も多かったのは2〜3か月に1回程度で23.7%となりました。
次いで月に2回以上が20.7%、半年に1回程度が17.0%、月に1回程度が15.7%と続いています。
一方で年に1回未満や年に1回程度と回答した人も約2割を占め、実家との距離や生活環境によって帰省頻度に大きな差があることが分かります。
また、実家がない、あるいは行けない事情があると答えた人も3.3%存在しており、家庭環境によって実家との関わり方が制限されているケースも見受けられました。
実家との距離は子育てのしやすさに影響を与えると思いますか?

実家との距離が子育てに与える影響については、8割以上が「影響がある」と回答しました。
特に「非常に影響があると思う」が40.7%、「ある程度影響があると思う」が43.3%を占め、子育て世代にとって実家の存在がいかに大きな意味を持つかが浮き彫りになっています。
一方で「あまり影響はない」「まったく影響はない」と答えた人は合わせて13.3%にとどまり、距離の影響を感じない層は少数派にとどまりました。
また「どちらともいえない」とした回答も一部見られ、家庭ごとの事情によって感じ方に差があることも示されています。
実家が近ければ特に助かると感じることは何ですか?

実家が近くにあることで最も助かると感じる内容は「子どもの預け先(保育代わり)」で44.0%と半数近くを占めました。
次いで「精神的な安心感(気軽に会えること)」が17.7%、「自分の通院・体調不良時のサポート」が16.3%と続いています。
また「学校・保育園の送迎のサポート」や「家事の手伝い」も一定数の回答があり、子育てや家事の負担軽減において実家のサポートが大きな役割を果たしていることが分かります。
さらに「金銭的支援(交通費含む)」を挙げた人も2.3%存在しており、精神面や家事・育児の助けだけでなく、経済的な後押しとして実家の支援を期待する声も確認できました。
実家が遠くて困った経験として最も印象に残っているのは?

実家が遠いことで最も困った経験として多く挙がったのは「自分や家族の体調不良時に頼れなかった」で23.7%でした。
次いで「出産・育児でサポートが受けられず大変だった」14.3%、「孫と祖父母の交流機会が少なく申し訳なかった」13.3%と続きます。
また「帰省時の費用負担が大きい」10.3%や「両親の急病・介護にすぐ駆けつけられなかった」9.3%など、経済的・時間的な制約の問題も浮き彫りになりました。
一方で「その他/特にない」と答えた人も24.0%存在しました。
これは、実家が徒歩圏内や同一市区町村内など近距離にあるため、そもそも困った経験を感じにくい層が含まれていることが要因と考えられます。
実際に遠距離の回答者に限定すると、多くが体調不良時や育児サポート不足、帰省費用など具体的な不便を挙げており、実家との距離が日常生活や子育ての安心感に直結していることが改めて確認できます。
実家との理想的な距離はどのくらいだと思いますか?

理想の距離として最も多く選ばれたのは「同一市区町村内(徒歩圏外)」で34.7%でした。
次いで「徒歩圏内(〜15分)」と「隣接自治体(30分〜1時間以内)」がともに27.0%と高い割合を占めています。
一方で「片道1〜2時間程度」は6.3%、「片道2時間以上」は3.7%と少数派にとどまりました。
また「実家/同居したい」や「海外」といった回答もわずかながら見られました。
これらの結果から、子育て世代が理想とするのは「すぐに駆けつけられる安心感」と「生活の独立性」を両立できる距離であることがうかがえます。
徒歩圏内や同一市区町村内といった“近すぎず遠すぎない”距離感が、最も現実的で望ましいと考えられていることが分かりました
実家との距離感についての自由回答
以下は「実家との距離感」に関する自由記述回答の一例です。
必須項目ではありませんが、多くの回答者から具体的な声が寄せられており、本調査結果を理解するうえでの参考となります。
【遠方で困った体験】
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子どもが急に熱を出した時、実家が近ければ預けられたのにと何度も思った。(30代 女性)
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出産後や体調不良の時、上の子の送迎や家事を手伝って欲しかったが実家に頼れずとても困った(40代 女性)
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子どもが一人のときは新幹線で帰省できたが、2人、3人となると車移動になり負担が大きくなった(40代 女性)
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自分の居場所がなく感じ、ずっと孤独感があること(30代 女性)
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両親が体調を崩した時に、すぐ駆けつけられず不安だった。(40代 男性)
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【遠方で良かった体験】
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義理の実家も同じくらい近くはないので、変に育児に干渉されず、のびのび育児ができている(30代 女性)
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近すぎは頼り過ぎて自立が出来なくなりそう。遠すぎはいざという時に駆けつけられないので不便ですが、今くらいの距離がちょうど良い(30代 女性)
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あまり近すぎるといろんなことをアドバイスされて面倒なので、適度な距離があるとそれがなく、ちょうどいい(50代以上 男性)
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近すぎるとこちらの都合を考えずに干渉されることがあるため、適度に離れているべきだと感じる(50代以上 男性)
【近距離で困った体験】
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病院に行きたい時は頼みやすいが、干渉が強く困ることもある(30代 女性)
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使用済みおむつを実家に置こうとしたら迷惑そうにされ持ち帰った(40代 女性)
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頻繁に孫に会いに来られるため自分たちのペースが乱される(40代 女性)
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こちらの都合を考えずに干渉されることがある(50代以上 男性)
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良かった点は帰省できることだが、困った点は人づてに実家の様子が耳に入ってくること(50代以上 女性)
【近距離で助かった体験】
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仕事を抜けられない時に子どもの迎えを代わりにしてもらえた(20代 女性)
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親が来る場合も近い方が良い。年齢的にも親に車の運転をしてもらいたくないので、近距離が安心(40代 男性)
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動けない時に1時間以内で来てくれる安心感がある(40代 女性)
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干渉を感じることもあるが、育児サポートをしてもらえるのは助かる(40代 女性)
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子育てをかなり手伝ってもらえるので、この先実家から離れて生活するなんて絶対無理だと思う。(30代 女性)
【ポジティブ体験(交流・物資など)】
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帰省のたびに野菜をもらえるのが嬉しい(40代 女性)
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ひいおばあちゃんが畑で野菜を作ってくれていたため、地元で暮らす利点を感じた(30代 女性)
考察・まとめ
本調査から、子育て世代にとって実家の距離は日常生活や子育ての安心感に直結する重要な要素であることが明らかになりました。
近距離にある場合は育児や家事の支援が得られる一方で、干渉の増加などの課題も存在します。
遠距離にある場合は、育児や緊急時のサポート不足、帰省の経済的負担といった問題が顕著に表れています。
特に理想の距離として「同一市区町村内」や「徒歩圏内」が多く挙がったことは、子育て世代が「頼れる安心感」と「生活の独立性」の両立を求めていることを示しています。
今後、共働き世帯の増加や都市部への人口集中が進む社会においては、実家に頼れない家庭に対して地域や行政、企業がどのように補完的な役割を担うかが重要な課題となるでしょう。
本調査結果は、子育て支援のあり方を考えるうえで貴重な示唆を与えるものとなっています。
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「クラウディアアシスタント」の公式サイトURL(https://craudia-assistant.com/)へのリンク設置をお願い致します。

株式会社エムフロについて
株式会社エムフロは、クラウドソーシング「クラウディア」や自社メディア運営を通じて、Webマーケティング支援や業務効率化の提案を行う企業です。創業以来20年にわたり培ってきたメディア運営とマーケティングノウハウを活かし、企業の成長とユーザーの働き方の多様化を支援しています。
【会社概要】
社名:株式会社エムフロ
所在地:〒150-0011 東京都渋谷区東3-13-11 A-PLACE恵比寿東 4階
代表者:代表取締役 北脇 陽典
設立:2004年9月
資本金:5,000万円
事業内容:クラウドソーシング事業、Webメディア運営、マーケティング支援、システム開発
URL:https://www.mfro.net/
【運営サービス】
・総合型クラウドソーシングサービス - クラウディア
・クラウディアアシスタントサービス
https://craudia-assistant.com/
・クラウディア専門家記事監修サービス
https://app.craudia.com/lp/expert
・クラウディア導入事例制作サービス
・クラウディア医療ライティング/医師監修サービス
https://app.craudia.com/lp/medical
・クラウディア取材/撮影サービス
https://app.craudia.com/lp/interview
・クラウディア金融ライティング/監修サービス
https://app.craudia.com/lp/finance
・クラウディア不動産ライティング/監修サービス
https://app.craudia.com/lp/real-estate
・クラウディア美容ライティング/監修サービス
https://app.craudia.com/lp/beauty
・クラウドワーカーのためのメディア - クラレポ
https://www.craudia.com/crarepo/
・みんなで作るゲーム攻略サイト - ゲーマチ.com
・全てのゲーム情報を一つのサイトで - Wazap!
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