新しい供養のかたち（樹木葬、海洋散骨、デジタル墓）についてのアンケート調査を実施

全国石製品協同組合（以下全石協）（東京都港区、理事長加登隆三）は、近年多様化するお墓の実態を把握するため「新しい供養のかたち（樹木葬、海洋散骨、デジタル墓）についてのアンケート調査」を実施。

【アンケート結果サマリー】

◇知名度（“知っている”と回答した方）は、海洋散骨、樹木葬が約８割以上。デジタル墓について約６割。

◇ “良いと思わない”の回答が一番多かったのは「デジタル墓（26.4％）」、次いで「海洋散骨(19.3％)」、「樹木葬(8.5％)」逆に”樹木葬”、”海洋散骨” “良いと思う”の回答が得られた。

◇今回調査した新しい供養のかたちの何れも、男性と比較し、女性の方が好意的な回答が得られている。

― 調査概要 ―

【調査対象】全国　40才代以上　男女

【調査期間】2024年10月1日～2024年10月30日

【調査方法】インターネット調査

【有効サンプル数】 1000名

Q　近年、供養のあり方が多様化しておりますが、あなたは樹木葬についてどう思いますか？

《樹木葬とは》

許可を得た土地に遺骨を埋葬し、墓石の代わりに樹木や花をシンボルとして植える埋葬方法

“良いと思うし自分も使用したいと思う（28.2%）”、“良いと思うが自分は使わない(31.1％)”と好意的な意見が半数を超えている。認知度についても82.0％となっている。

Q　海洋散骨についてはどう思いますか？

≪海洋散骨とは≫

火葬した遺骨を粉状にして海にまくことで供養する葬送方法です。海上散骨や海洋葬とも呼ばれる。

“良いと思うし自分も使用したいと思う（21.5%）”、“良いと思うが自分は使わない(30.2％)”と好意的な意見が半数を超えている。認知度についても91.9％となっており、３つの新しい供養の中で最も高い。

Q　デジタル墓についてはどう思いますか？

《デジタル墓とは》

小さなQRコードの付いた墓標をスマホで読み取ることで、故人との想い出の写真やメッセージ、動画などを見ることができます。 自宅に置けるコンパクトなお墓として納めることができる。

“知らない（31.5%）”という回答が一番高く、“良いとは思わない(26.4％)”が続き、認知度が低く、否定的な意見が多い結果となった。

■樹木葬、海洋散骨、デジタル墓の比較

・ 知名度（“知っている”と回答した方）は、海洋散骨、樹木葬が約８割以上。デジタル墓について約６割。

・“良いと思わない”の回答が一番多かったのは「デジタル墓（26.4％）」、次いで「海洋散骨(19.3％)」、「樹木葬(8.5％)」逆に”樹木葬”、”海洋散骨” “良いと思う”の回答が得られた。

・ 何れの供養のかたちも、男性と比較し、女性の方が好意的な回答が得られた。

《まとめ》

今回のアンケートで“新しい供養のかたち”として“樹木葬”・“海洋散骨”・“デジタル墓”についてのアンケート調査を行った。その中でも、“デジタル墓”は、世の中にその名前が知られるようになってから間もないこともあり、認知度も低く否定的な意見が多くあった。それに対して“樹木葬”・“海洋散骨”については、当協会で過去にアンケート調査を行った結果と比較してもその認知度と世の中での好感度とその理解が進んでいることが如実に反映するアンケート結果となった。また、何れの供養についても女性の好感度が男性よりも高いことが、特徴的な調査結果となっている。

全石協は、消費者とその家族や親族が、お墓や散骨に求める供養のかたちを後悔することのないよう、お墓や散骨のお悩みごと全般を解決する「お墓の相談窓口（相談無料）」を開設してます。また今後も、お墓や散骨に関わる事業者が正しい知識や情報を消費者へ提供できるよう努めてまいります。

全国石製品協同組合（経済産業省認可　２０１２００４情第５号）

◆「全国石製品協同組合」（全石協）とは
全国石製品協同組合(全石協)は、全国47都道府県の石材会社及び同関連会社が結集し強力な組織化と連携のもと石材業界の指導的役割を担うとともに、消費者ニーズへの的確な対応と石材業界の健全な発展を目指す団体です。全国石製品協同組合では、日本人が大切にしてきた供養文化を守るべく、消費者に正確な情報をご提供し、石材業界の健全な発展を目指してまいります。
【商号】全国石製品協同組合（経済産業省認可　２０１２００４情第５号）
【設立】2012年11月22日
【所在地】 東京都港区芝大門2丁目9番14号5階
【運営サイト】　みんなのお墓　https://minnanoohaka.com/