加湿空気清浄機利用者の44.4%が、定期的にメンテナンスを行っていない実態について

ダイソンが、加湿空気清浄機の利用実態と、菌の調査を実施

ダイソン株式会社

今年も本格的な冬を前に、乾燥する季節が到来します。先日の日本感染症学会(https://www.kansensho.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=44)の発表によると、今年のインフルエンザシーズンについて、「大きな流行を起こす可能性もある」と予測しており、警戒が必要と発信されています。日本では、一般的にインフルエンザシーズンに、室内空気環境と乾燥の対策として、加湿空気清浄機や加湿器を使用する方が多いと言われています。

加湿空気清浄機は、水を使用するため、加湿フィルター、トレー、タンクなどは、衛生的に管理することが大切です。加湿空気清浄機を展開するダイソンでは、直近1シーズンから3シーズン以上の加湿空気清浄機使用者12名を対象に、加湿フィルター、トレー、タンク内の微生物の実態を調査しました。今回の調査の結果、使用済みの加湿空気清浄機は、従属栄養細菌(細菌)や真菌(カビ)が一定数増殖。また、特に長期間(3シーズン以上)、長時間(6時間以上)使用されている加湿空気清浄機は、メンテナンスを行っているつもりでも、適切に行えていないことがあり、加湿空気清浄機内で、さらに細菌やカビが繁殖している場合があることが分かりました。

さらに、全国の直近1年間の加湿空気清浄機の利用者400名を対象に、加湿空気清浄機のお手入れに関するアンケートを行った結果、44.4%の方が加湿フィルターのメンテナンスを定期的に行っていないということが分かりました。一般的に、加湿空気清浄機の加湿フィルターやトレーなどは、月に一度メンテナンスを行うことが推奨されています。今回の結果では、約半数の加湿空気清浄機利用者は、定期的にメンテナンスを行っていないということから、加湿空気清浄機内に細菌やカビが繁殖するリスクは、さらに高まることが懸念されます。

■一般家庭で使用された加湿空気清浄機の微生物の調査結果


■加湿空気清浄機使用実態に関するアンケート調査結果
全国の加湿空気清浄機の使用者400名にアンケートを行った結果、加湿フィルターのお手入れに関して、約44.4%の方が、定期的なメンテナンスを行っていないということが分かりました。また、加湿空気清浄機の機能に関する不満については、「お手入れが面倒」、「加湿が衛生的かどうか不安」といった点が、上位にあげられました。

ダイソンの加湿空気清浄機は、冬は衛生的な加湿器として、夏は扇風機として、また年間を通してPM0.1レベルの微粒子を99.95%除去*¹できる空気清浄機として、1台で3役の機能を搭載しています。UV-Cテクノロジーにより、タンク内の水の細菌を瞬時に除去し、銀繊維を編み込んだ抗菌・防カビ加湿フィルター*²を組み合わせることで、衛生的な加湿を可能にしました*³。面倒な加湿のお手入れも、加湿フィルター、タンク、チューブ等の給水システム全体を簡単に洗浄でき、衛生的なメンテナンスをサポートします。
 
  • 衛生的な加湿と簡単な加湿お手入れ機能

水の中の細菌を除去するため開発されたのが、高反射素材を使ったPTFEチューブです。UV-Cライトは、このチューブの側面で反射しながら下に向かい、タンクから汲み上げられた水が、この複数の光線を通過し、瞬時に細菌が除去されます。*³ 細菌が除去された水は、3Dエアメッシュのフィルターに浸透。3Dエアメッシュは、抗菌・防カビ作用を持つ銀繊維が編み込まれた独自の構造で、細菌の増殖を抑えます。*² 製品内部で浄化された空気と、水蒸気によって衛生的に加湿します。*³
シンプルで衛生的なメンテナンスのために、ダイソンは「加湿お手入れ」機能を開発しました。手間と時間のかかる面倒なお手入れ作業は不要で、加湿フィルター、タンク、チューブ等の給水システム全体を製品本体が半自動で洗浄でき、衛生的なメンテナンスをサポートします。お手入れが必要な場合は「加湿お手入れ」のボタンが点灯し、LCDディスプレイには、お手入れのプロセスを行うための案内が表示されます。

 


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*¹ 第三者機関SGS-IBR(米国)が2021年に実施した、0.1µmの粒子を使い最大風量にて行ったフィルター性能試験結果 [欧州規格EN1822] および実機の空気清浄能力を測定した試験結果 [自社規格TM-100583] (括弧内は準拠した規格を示します)。このフィルターでは0.1μm未満の微小粒子状物質については、 除去の確認ができていません。また、空気中の有害物質のすべてを除去できるものではありません。PM 0.1とは0.1μmの大きさの微小粒子状物質です。

*² 試験機関:第三者機関(一財)北里環境科学センター。抗菌試験方法:JIS Z2801に準拠し、加湿フィルター素材に試験菌液を接種し、24時間後の生菌数を測定。抗菌方法:加湿フィルター内の抗菌素材による。抗菌試験結果:99%抗菌。抗菌試験報告書:北生発2019_0155号。防カビ試験方法:JIS Z2911に準拠し、加湿フィルター素材にカビの胞子懸濁液を接種し、2週間培養後の菌糸の発育状態を判定。防カビ方法:加湿フィルター内の防カビ素材による。防カビ試験結果:菌糸の発育が認められない。防カビ試験報告書:北生発2019_0156号。前記数値は、ご使用状況や使い方によって異なる可能性があります。2019_0156号。前記数値は、ご使用状況や使い方によって異なる可能性があります。

*³ 試験機関:第三者機関 Campden BRI(英国)。試験方法1:自社規格TM-004533に基づき、加湿用水内に試験細菌を接種し、UV-Cライトを通過した後の生菌数を測定。対象1:加湿用水内の細菌4種。除菌方法1:加湿用水の蓋に搭載されたUV-Cライトにより細菌のDNAが破壊され複製や生存が不可能な状態となる。試験結果1:1度のUV-Cライト通過後に99.9%除菌。試験方法2:自社規格TM-004532に基づき、加湿用水内に試験細菌を接種し、製品を稼働。定期的に2時間後まで空気を採取し生菌数を測定。対象2:空気中の細菌2種。試験結果2:試験期間中、対象となる細菌は空気中に検出されなかった。前記数値は、ご使用状況や使い方によって異なる可能性があります。
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【一般家庭で使用された加湿空気清浄機の微生物検査概要】
調査方法: 一般住宅で使用された加湿空気清浄機内における微生物を分析。サンケイリビング新聞社に加湿空気清浄機(以下 加湿空清)を所有している 24名の募集を依頼し、「使用年数が2シーズン以下 or 以上」、「1 日の使用時間が 6 時間未満 or 以上」「適切な管理の有無」を必須条件とし、使用住宅の住所・形態、家族構成、加湿空清の使用場所などは限定していない。1 シーズンは加湿器使用のピークである一冬と定義。適切な管理は、各メーカーが推奨する方法に基づき、加湿水タンクを「給水のたびの水洗い」と「汚れやニオイが気になる時にクエン酸・洗剤などを使用した洗浄」、加湿水トレーおよび加湿フィルターを「少なくとも1か月に1回の水洗い」と「汚れ臭いが気になるときに、クエン酸・重曹・洗剤などでつけ置き洗い」をそれぞれ行っていることとした。募集した加湿空清の加湿方式はすべて気化式。調査会社: 株式会社エフシージー総合研究所

【加湿空気清浄機使用実態に関するアンケート調査概要】
期間: 2021/4/24~2021/04/26
性別: 男女
年齢: 20~50代
地域: 全国
サンプル数: 400名
調査会社: 株式会社 シグナル

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会社概要

ダイソン株式会社

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URL
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業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区麹町1-12-1
電話番号
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代表者名
ピーター・スミス
上場
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資本金
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設立
1998年05月