【日本の倉庫の自動化は遅れている?】約7割の倉庫は「全く自動化できていない」実態が明らかに

〜株式会社ダイアログ、倉庫業の自動化に関する実態調査〜

株式会社ダイアログ

 在庫・倉庫管理システム「W3 mimosa」(https://w3mimosa.biz/top/)を提供する株式会社ダイアログ(本社:東京都品川区、代表取締役:方志嘉孝)は、倉庫業の経営者155名に対し、倉庫業の自動化に関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
  • 調査サマリー

 
  • 調査概要
調査概要:倉庫業の自動化に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年10月3日〜同年10月6日
有効回答:倉庫業の経営者155名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社ダイアログ」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.dialog-inc.com/
 
  • 倉庫業の65.8%が、倉庫を全く自動化できておらず
 「Q1.あなたが経営する倉庫の、自動化レベルを教えてください。」(n=155)と質問したところ、「保管・格納場所の自動化(LEVEL1)」が7.7%、「全く自動化できていない」が65.8%という回答となりました。

Q1.あなたが経営する倉庫の、自動化レベルを教えてください。Q1.あなたが経営する倉庫の、自動化レベルを教えてください。

・保管・格納場所の自動化(LEVEL1):7.7%
・発送する商品の運搬や梱包作業の自動化(LEVEL2):6.5%
・完全自動化(LEVEL3):1.3%
・全く自動化できていない:65.8%
・あてはまるものはない/わからない:18.7%
 
  • 倉庫の自動化ができていない55.9%が、今後も自動化の予定なし
 Q1で「全く自動化できていない」と回答した方に、「Q2.あなたが経営する倉庫の自動化に対する今後の意向を教えてください。」(n=102)と質問したところ、「自動化を検討していく」が10.9%、「自動化の予定はない」が55.9%という回答となりました。

Q2.あなたが経営する倉庫の自動化に対する今後の意向を教えてください。Q2.あなたが経営する倉庫の自動化に対する今後の意向を教えてください。

・自動化を検討していく:10.9%
・自動化の予定はない:55.9%

・わからない/答えられない:33.3%
 
  • 自動化検討の際には、約半数が「導入コストが自社の予算に見合うか」に課題
 Q2で「自動化を検討していく」と回答した方に、「Q3.倉庫の自動化を検討するにあたっての課題を教えてください。(複数回答)」(n=11)と質問したところ、「導入コストが自社の予算に見合うかがわからない」が45.5%、「どの自動化システムが自社にフィットするかがわからない」が27.3%、「システム運用に関する従業員のリテラシー不足」が18.2%という回答となりました。

Q3.倉庫の自動化を検討するにあたっての課題を教えてください。(複数回答)Q3.倉庫の自動化を検討するにあたっての課題を教えてください。(複数回答)

・導入コストが自社の予算に見合うかがわからない:45.5%
・どの自動化システムが自社にフィットするかがわからない:27.3%
・システム運用に関する従業員のリテラシー不足:18.2%

・自動化システムメーカー側が課題解決の伴走をしてくれない:9.1%
・自動化システムメーカーの委託先の選び方がわからない:9.1%
・運用ルールやマニュアルの策定が難しい:9.1%
・システム運用の体制構築が難しい:9.1%
・システム導入の目的や解決したい課題が不明確である:9.1%
・その他:0.0%
・特にない:0.0%
・わからない/答えられない:18.2%
 
  • 他にも「資金が少ない」や「予算や高所など条件がある」などの悩み声も
 Q3で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、倉庫の自動化を検討するにあたっての課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=9)と質問したところ、「資金が少ない」や「予算や高所など条件がある」など4の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・64歳:資金が少ない。
・47歳:費用がどの位掛かるか全く不明な点。
・65歳:予算や高所など条件がある。
・53歳:設備費が高額になる。
 
  • 倉庫の自動化を検討する約3割が、自動化に向けた対応を実施
 Q2で「自動化を検討していく」と回答した方に、「Q5.あなたが経営する倉庫では、自動化に向けた対応を行っていますか。」(n=11)と質問したところ、「行っている」が27.2%、「行っていない」が45.5%という回答となりました。

Q5.あなたが経営する倉庫では、自動化に向けた対応を行っていますか。Q5.あなたが経営する倉庫では、自動化に向けた対応を行っていますか。

・行っている:27.2%
・行っていない:45.5%

・わからない/答えられない:27.3%
 
  • 倉庫の自動化に対し、2023年度の予算を検討・確保する企業は12.9%に留まる
 「Q6.今後、倉庫の自動化として2023年度の予算の状況を教えてください。」(n=155)と質問したところ、「予算は検討していない」が29.0%、「予算を検討している」が9.7%という回答となりました。

Q6.今後、倉庫の自動化として2023年度の予算の状況を教えてください。Q6.今後、倉庫の自動化として2023年度の予算の状況を教えてください。

・既に確保している:3.2%
・予算を検討している:9.7%

・予算は検討していない:29.0%
・わからない/答えられない:58.1%
 
  • まとめ
 今回は、倉庫業の経営者155名に対し、倉庫業の自動化に関する実態調査を実施しました。

 倉庫業の65.8%が、倉庫を全く自動化できていない実態が浮き彫りとなり、倉庫の自動化ができていない半数以上が、今後も自動化の予定はないと回答しました。また、自動化検討の際には、約半数が「導入コストが自社の予算に見合うか」を判断基準にしており、倉庫の自動化に対し、2023年度の予算を検討・確保する企業は12.9%に留まる結果となりました。

 物流業界や倉庫業界において、省人化や自動化が求められているものの、日本の倉庫における自動化の推進には、コストが大きな障害となる実態が明らかになりました。コストが自社予算に見合わないというイメージの先行が目立ち、実際に見積や検討の段階にまで至らないケースが多いようです。倉庫業の自動化の推進のためには、さまざまな導入ケースの実例の共有が必要なのではないでしょうか。
 
  • ダイアログとは
 2013年11⽉創業。株式会社ダイアログ(東京都品川区、代表者: ⽅志嘉孝)は物流×ITをテーマに、物流領域のイノベーションを実現するソリューションを提供する物流領域のプロフェッショナル集団。

 主⼒ソリューションであるクラウド型WMS「W3 SIRIUS」は、オムニチャネル、複数拠点の在庫⼀元管理を実現する⾼機能モデルとして⾼評価を獲得。年間流通総額2200億円を実現し、2018年にはASPIC IoT-AIクラウドアワードにて、ASP・SaaS部⾨の社会・業界特化系分野先進技術賞を受賞。また、WMS以外にもリバース物流活⽤サービス「SMARI」を企画・開発し、2020年12⽉時点で約2700店舗のローソンへの導⼊を実施している。
https://www.dialog-inc.com/

 調査結果で判明している通り、倉庫は「自助努力では自動化が難しい」様子が見受けられます。弊社ではWMSに限らず、「物流DX」に関して総合的に支援しております。自動化したくても自動化の仕方が分からないという方は是非お問い合わせ下さい。
https://www.dialog-inc.com/top/contactus/contactus_for_company/
 
  • 会社概要
会社名  :株式会社ダイアログ
設立   :2013年11月8日
代表取締役:方志嘉孝
所在地  :〒141‐0031 東京都品川区西五反田2-12-3 第一誠実ビル8F
事業内容 :WEBアプリケーションシステム企画・開発
      スマートフォンアプリ企画・開発
      物流・販売等業務基幹システム導入・コンサルティング
      業務システム用機器選定/販売
URL    :https://www.dialog-inc.com/

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会社概要

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URL
https://www.dialog-inc.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区西五反田2-12-3 第一誠実ビル8F
電話番号
03-6421-7455
代表者名
方志 嘉孝
上場
未上場
資本金
1500万円
設立
2013年11月