まち未来製作所、夜景観光コンベンション・ビューローと業務提携

〜光のまちづくりに、地域エネルギーという新しい選択肢を〜

株式会社まち未来製作所

2025年12月24日 10時00分

株式会社まち未来製作所（代表取締役：青山英明、本社：神奈川県横浜市、以下当社）は、一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューロー（代表理事：丸々もとお、以下夜景観光コンベンション・ビューロー）と業務提携いたしました。これにより、夜景の価値向上とともに、地域の再生可能エネルギーを活かした持続可能な夜景づくりを推進します。

■背景

夜景は都市の魅力を象徴する観光資源である一方で、電力消費の増加や設備更新コスト、自治体の脱炭素方針との整合性など、持続可能性の観点で多くの自治体が課題を抱えています。本提携により、夜景が生み出す文化価値・観光価値と、地域再エネのポテンシャルを掛け合わせながら、“夜景 × 再エネ × まちづくり”の新しい取り組みを全国に展開していきます。

当社は、地域の再生可能エネルギーを地産地消し、地域内に価値を還元する仕組み「e.CYCLE（いいサイクル）」をはじめとする、自治体と連携した脱炭素・循環型モデルの推進を通じて、エネルギーが循環し、人も地域も豊かになる社会の実現に向けた行政・企業・地域住民との共創を進めていきます。

■取り組みの概要

今回の業務提携を通じて、

地域の再エネを活用した“サステナブル・ナイトビュー”の実現
自治体の電力課題・設備課題を解消する実装的な仕組みづくり
観光・環境・地域経済を横断する新しい都市価値の創出

など、夜景を象徴とした“未来のまちづくり”のデザインを目指しています。

当社は、エネルギーが循環し、人も地域も豊かになる社会の実現に向け、行政・企業・地域住民との共創を進めていきます。

■「日本夜景サミット2025 in 藤沢」が開催されました

2025年11月27日、神奈川県藤沢市で「日本三大イルミネーション」の認定を行う、「日本夜景サミット2025 in 藤沢」が開催されました。

　日本三大イルミネーションの認定については以下をご参照ください。

　https://yakei-cvb.or.jp/news/4285

当社は、本サミットに参加し、再エネを活かした夜景・イルミネーションの持続可能性や地域資源としての夜間景観の可能性についてプレゼンテーションを行いました。

当サミットで得た知見や課題意識を踏まえ、夜景・観光・エネルギーの三領域を横断する取り組みをより加速させてまいります。

【一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローについて】

一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローは、夜景を重要な観光資源と位置づけ、「夜景観光立国」の実現を目指し、その普及・啓発活動を展開しています。主な事業として、日本各地の夜景を認定・発掘する「日本夜景遺産」の企画、夜景観光活性化を議論する「夜景サミット」の開催、そして専門知識を持つ人材を育成する「夜景観光士検定」の運営を手がけています。これらを通じて、夜間集客や地域活性化を目的としたコンサルティング・プロデュースも手がけており、行政・企業との連携を深めています。

Webサイト：https://yakei-cvb.or.jp/

【まち未来製作所について】

まち未来製作所は、地域を再生する再生可能エネルギー“地域再エネ”の地産地消と地域間流通により地域活性化を実現することを目的に、再エネアグリゲーションプラットフォーム「e.CYCLE（いいサイクル）」を開発・提供しています。現在全国の52の自治体に展開しています。（2025年7月現在）